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踏破せよ、世界を  作者: 一ヌキ末
人篇 北大陸
36/36

我のなすは 3

 ざぁっと夜風が吹いた。どこからか落ち葉が舞い込み、くるくると踊って、床に落ちずに飛んでいく。

 揺れる白髪を片手で抑え、レーヴは呟いた。


「いや、逃がさないけど」


 でもどうしたものかな、と顎に手をおきながら、小首を可愛らしく一捻りする。

 静かな目線を会場の外に向け、月光が生み出す深い陰影の世界を眺めながら、レーヴは数度、瞬きをした。


「”結界”魔術は法則を作る魔術」


 唇を舐める。


「……だったっけかな」


 レーヴは舌の上で転がすようにして、その言葉を思い出した。

 緑の少女の台詞だ。

『法則を作る』。

 迷宮を出てきてからこちら、レーヴはしばしば読書を嗜んでいた。種族柄、魔物に関わる書物ばかりに目を通していたのだが、その中で「世界の法則」とやらについて触れている文面を読んだ覚えがある。――そこから思い当たるのは、馴染み深い物理法則の方ではなく、魔力のはたらきを司るという「魔理法則」の方だろうか。この世界にはそのようなものがあるようなのだ。

 魔力も物理法則の範疇じゃ駄目なのか……などと考えながら、レーヴは彼女が使っていた”結界”に想いを馳せる。

 あの……すぐ消してしまった気持ちの悪いアレだろうな。たぶん。

 こめかみを人差し指で叩いて、感覚を記憶から掘り起こす。肌に粘りつくような不快感が印象的だったので、かなり鮮明に憶えていた。

 思い出しつつ、自分のと比べてみる。レーヴが今まで使っていた”結界”は立方体状、あるいは体の表面を沿ったもの。つかっている魔力は板状か布状に構成していた。対して、緑の少女の”結界”は立体であるところは同じだったが、面だけに魔力が集中しているわけではなかった。霧のような密度の低さながら、範囲内はどこも一定の濃度だったのである。

 謂わば、レーヴの”結界”は空のグラスで、彼女それは水の入ったグラスだったわけだ。分厚さでは断然レーヴに旗が上がるが、緑の少女にはレーヴにない特色がある。

 それはつまり、満たした魔力を弄くって、区切った空間の法則そのものを自分の都合の良いものへと変革すること――。

 レーヴは納得した。

 同時に苦笑する。

 魔術に関して万事こんな調子では、ヴァレイアに『もどき』扱いされるのも仕方ない。でも味付け海苔扱いはひどいんじゃないの?

 手をかざし、立体状に”結界”を展開させる。

 今までのように面ではなく、立体で。隅から隅まで、魔力を詰めていく。


 ――この世界には、二種類の法則がある。

 物理法則と魔理法則、つまり物理と魔法だ。

 魔術とは魔力を用いて世界の原則「物理」を改修し、より望ましい結果を引き寄せる方法であるが、この魔術もまた、魔力の振る舞いを決定付ける第二の法則「魔法」によって縛られている。

 ”結界”が異端の魔術たる理由はつまり、ここにある。緑の少女が為したこの魔術は、ごく些細な規模でありながらも、「魔法」への干渉を可能としていた。これは魔力が存在しない世界での、「光速の変更」「絶対零度の突破」などに相当する無茶苦茶な芸当であり、長じれば、「世界中の魔力がひとりでに動いて自分に有利に働いてくれる」技術であった。

 もちろん、人間程度の魔力では、そのような領域に到達する可能性は、億が一にもありはしないが――


 レーヴは手を下ろした。

 闇夜を白が食い破る。

 眼前には、純白の立方体が浮遊・回転していた。レーヴが体を丸めれば丁度同じくらいの大きさになるだろうか。薄く輝いているので、輪郭線が少し曖昧だ。

 レーヴが指先でつつくと、それはぴたりと静止する。

 白い幼女は微笑んだ。

 この中の空間において、魔法は、レーヴの望むものに変貌している。とある魔術がひとりでに組み上がるそこは既に、一種の異界だ。常世の知識が通用しない、レーヴのための別世界。

 さながら木の実が地面へ落ちるように出来上がった魔術が、当然のように発動する。

 立方体が、浩々とした輝きを放ち始める――。

 レーヴはひとつ荒い鼻息をつくと、その可愛らしくも幼気な腕を突っ込んだ。

 白い”結界”の中にずんにょりと、レーヴの腕が肘まで埋まる。霧のような冷感に柔らかな温もりを足した珍妙な感触が肌を撫でる。

 二の腕まで埋まる。

 肩まで埋まる。

 肩口まで埋まって、やっとその埋没は停止した。


「なんかカッコ良く去っていったとこ悪いんだけど――」


 腕を引き抜く。

 立体状の白い”結界”が一瞬強く光り輝き、澄んだ音が空気を打った。

 同時に、中からひとかたまりの影が転がり出た。



「――ても、お前が後れを、おおッ……!?」

「くあっ!?」



 どてっと床に転がった。かと思えば一瞬で身を翻し、体勢を整える、ふたり。

 ――緑の少女と黒衣の男。

 彼らは中腰のままさっと視線を左右に這わせ、瞳の色を戦慄に塗り替えた。


「は……、」


 目を剥いて、緑の少女は叫んだ。


「はぁッ!?」


 黒衣の男も薄く目を見開いていた。緑の少女は針のように突き立つ視線をレーヴに固定しながら、鋭い小声をあげる。凄まじい早口の応酬。


「お前、何アホな”転移”ッ!?」

「俺じゃない。だが」

「はっきり言え!」

「この感触、転移符じゃないな」

「ああッ!? ナマの転移魔術を、この距離でか!?」

「くだらん」


「もういい?」


 会場に静寂が満ちた。灰と緑の双眸が、瞬きもせずに白い幼女を捉えている。

 まったく何気ない風に黒衣の男の右手が閃いた。袖口から一枚の厚布が踊り出る。矩形のそれを二本の指先が挟む込む。その様子をレーヴは見ている。

 所狭しと書き込まれた文字と図形が発光した。

 今となっては昔の話――。

 理論自体は単純だが、計算が嵩む転移魔術には特有の事故がつきまとった。その中でも凄惨を極めたのが『分解事故』と呼ばれたもの。転移対象の一部を置き去りにしてしまうという、些細な魔術式の見落としによるありがちな失敗だったが、その結果と世間の反応はいうまでもない。そうして転移魔術は見直し手直しが容易で安定した行使が可能な記述型の魔導具「符」による使用が主流となったのだが、これは余談である。

 その事故に注目した魔術師が戦闘用に発案したのが、これ――。

 斬送符。

 通常の転移符は転移対象をまるごと転送するのだが、その設定を変更。『分解事故』を再現し、あえて対象の一部分だけを移動させる。すると転移部分と残った部分の分け目には綺麗な断面が現れる、というわけだ。転移符を応用した擬似的な斬撃である。避けるのはともかく、受けて防ぐのは実質不可能。

 不可能、のはずなのだが。

 ぱひゅ、と微かに気の抜けるような音が鳴って、転移符から光が失せた。


「うん?」

「――――!?」

「何?」


 レーヴが無邪気に尋ねかける。その体にはなんの変化もない。

 黒衣の男の目が、微かに見開かれた。

 男は生気のない目で、レーヴをじっと凝視したまま、緑の少女に問いかけた。


「無傷だな」

「だねぇ」

「防護策をとっていたようには見えなかったが」

「同意するね」

「直撃して無傷は、原理的にありえないんだが」


 緑の少女と黒衣の男は、声を一段低くした。

『原理的に必殺』の攻撃を無効化する。

 不可能に思えるが、実のところ不可能ではない。実現できる者はいる。

 莫大な魔力による力技。どのような理屈も、圧倒的な力の前では屈服する。条理を覆すほどの力があれば、条理に従い効果を示す「必殺」は、お遊び以外の何でもない。ルールに従いお前は負けると宣告するが、ルールに囚われない相手には関係がない。

 これをとりわけ意識せず、指先ほどの魔力で為す存在――。


「”竜鱗貫く雷針”を受けきられた時は人逸魔術師かとも思ったが……やっぱりこいつ、人間じゃないな」

「人魔。人と化した高位なる魔。人の姿をしているが、こいつの正体は――」


 二対の視線が白い少女の形をした何かを貫く。緑の少女は声を潜め、かすれるように囁いた。


「公魔だ」



「……」


 レーヴは斜め上に瞳を動かし、頬を親指でかいた。


「……ま、いっか」


 ぽつねんと白い幼女が呟くのを他所にして、


「こんな時にセプレスに協力的な人魔か。巡り合わせが悪いにもほどがある。くだらん」

「お前――レーヴとか言ってたな。どこの公魔だ?」

「僕の名乗りには応えてくれなかったのに、自分は訊くんかい」


 レーヴは苦笑した。目線を二人から外し、脇に広がる光景を眺める。


「ともかく」


 無残に崩れた会場。倒れ伏す幾多の人々。レーヴが人差し指を向けると同時、雲間を貫いた月光に照らされて、惨状が明るみの下に晒される。


「こんな大惨事を起こした人を、ただ逃がすなんてできないよ」


 二人の闖入者の背後に浮遊していた白い”結界”が、縮みながらレーヴのもとにやってくる。輝く純白の立方体を手のひらの上で回転させながら、小さな人魔は言った。

 隙のない眼光でレーヴを見ていた緑の少女が眉をひそめ、思わずといった様子で言葉を零す。


「おい……お前、それはなんだ?」

「これ? 見ての通り。”結界”」


 緑の少女の声音が一段、低く落ちた。緑色の瞳にこれまでとは異質な光が点る。


「……何?」

「”結界”だよ。君が教えてくれた。それとも、まだ変?」

「……できなかったんじゃないのか? それとも、嫌味な韜晦だったのか……?」


 緑の少女が目を細め、絡みつくような声で問いかける。「おい……?」と横から黒衣の男がその肩に手を伸ばしたが、緑の少女は視線を動かすこともなく手痛く弾いた。

 レーヴは答えた。


「いや、やってみたらできた」


 緑の双眸を剥いて、少女の外見をした魔術師は、呆然と口を動かした。


「やってみたら――?」


 一瞬、唇をわななかせ、


「――できた?」

「できた」


 レーヴは頷いた。


「ふ――ざけるな!」


 緑の少女は血相を変えて叫ぶ。

 瞳には憤怒の炎が燃えていた。触れるものをすべて塵に変えると思わせる大火。

 それは今までの表情が繕えられたものだったのだと知らしめる、魂の叫びだった。

 魔力は物理法則を捻じ曲げる。それを利用し最小限の魔力で最大限の結果を得んとするのが、人の魔術。

 では――魔物たちが使う魔術も同じなのだろうか。

 多くは場合は、人と同じだ。違うのは、先天的な能力として身についているか、後天的に学習にて身につけるかといった程度で、根本的に異なる部分は多くない。

 しかし公魔以上の、非常に位の高い魔物の場合は話が違う。

 桁の違う莫大な魔力は、魔理法則すら捻じ曲げる。

 魔力の量にあかせ、物理と魔法を力で捻じ伏せ、世界を己の願望で上書きする。火を熾す機械を組み立てて点火するのではなく、火がひとりでに点くように世界を局所的に改変する。あまりに強引な力技ではあるが――つまりこれが、高位の魔物の使用する魔術だった。そしてこれは人間の魔術学でいうところの”結界”に類するものなのであった。

 人が使おうと思えば、輝かしい天凜に数十年の歳月、人生を捧げる覚悟をもってようやく指先が届くような技術。

 しかし存在そのものが綺羅星のような高位魔物にとっては、呼吸と同義、出来て当然の代物なのだった。

 このあまりに規模の大きい魔力行使は、人が接触する機会が極めて少ないことと、人の知覚限界と大幅に隔絶した位置にあることから、極限られた一部の者のみが知る知識となっている。


「いくら――いくら公魔だからってなァ!」


 緑の少女は手に魔力剣を生成し、激情のままに振り下ろした。

 レーヴが片手で軽く払うと、粉々に砕けて霧消する。

 ふらつき、たたらを踏む緑の少女の目の前でレーヴは立ち止まる。


「何に怒ってるのかわからないよ」


 怨嗟の叫びをもって緑の少女は返した。


「死ね、死ね、死ね、死ね死ね死ね死ね――なんでお前死んでないんだ、さっさと死ねよ、ほら! 早く! とっとと死ね! 消えろよ!」

「いや、死なないけど」


 レーヴが静かに応える。

 背後に転移した黒衣の男にレーヴの裏拳が入った。真顔で正面を向いたままの白い幼女の後方で、二桁回ほど縦回転した黒い影が、危険な角度で落下する。砂埃が舞った。


「じゃあ……ぶっ殺す!」

「ぶっ殺す?」

「そうだ!地の果てまで追っかけてってでもッ! 絶対にだ! どうせ無理だと高を括ってるんだろうがな――」

「いや」


「逃がさないし……君ら」


 表情のない白銀の瞳が、緑の少女たちを射抜く。


「ここで死ぬけど」


 目から優しさが消えていた。

 攻撃的ではない。甘さが消失しただけである。しかし、ただ無機質な美貌の中で、ただ表情の豊かさだけが人間味をもたらしていたのに――それがなくなった今では、外見上の無害さを払拭して余りある迫力が顔を覗かせていた。極寒と表現するのも生やさしい白銀色の圧力が、無体者たちの総身を刺した。

 血の気を失った様子で、だが怒りの表情は失わないまま、緑の少女がたじろぐ。


(『地の果てまで追っかける』……か)


 しかし、その台詞はレーヴの琴線に触れていた。

 殺されるなどとは言われたが、その点に関しては微塵も憂慮していない。むしろわくわくとすらしていた。期待で己のない胸が膨らむのをレーヴは感じていた。彼女は自分を殺すと言ったが、一体、どうやってそれを成すというのだろう?

 白銀の瞳を、僅かに細めるレーヴ。どんな物騒な出来事でも、危険性を除けばそれはもうお遊戯の一種なのだった。

 猛毒を持つ蛇だの海月だのが至近距離に居たところで、大砲でも傷つくか怪しいような分厚い硝子越しでは、そもそも恐怖など抱きようがない。

 ならば、それは動物園と同じ。見る者と蛇の間は隔絶され、あるのは観察者と被観察者の関係のみ。絶対者たる観察者は、被観察者が自分を楽しませてくれるのを心待ちにするのだ。

 頭の中でリーヴィリアに謝りながら、レーヴはむらっ気に負けることにした。


「…………ま、いっか」

「……は、ぁ?」

「でも君に腕千切れられた人もいるし――だから女の子にこんな真似するのは物凄く気が進まないけど」


 一思いに殺すのはまだしもね。

 肩に手のひらを当て、親指を腋の隙間に捻じ込む。残る四指で二の腕を撫ぜた。

 彼女の肌が総毛立った。


腕一本(これ)くらいはしないとね」


 半開きの手を握る。それだけで彼女の腕は切断された。


「がッ……ああああぁぁぁあああああああああッッッ!?」

「……柔らっかいなぁ」


 レーヴの呟きは彼女の叫びに掻き消された。

 こんなに可愛らしい少女の腕をもぐだなんて気分が悪くてしょうがなかったが、罪悪感はなかった。それよりもレーヴの心を乱したことがあったのである。

 少女とはいえ人間の、腕をちぎるという行為、その容易さ。

 レーヴは眉をひそめる。

 脆い。脆すぎる。人間の腕ってこんなにふにゃふにゃだっだろうか。

 人化してから生き物には蚤も潰さないような心持ちで接していたのだが、実際破壊しようとしてやってみれば柔らかいというかなんというか、豆腐のようでさえあった。

 余りにも耐久性が悪い。というかよくよく思い出してみると、人間は躓いて転ぶだけでも、軽く頭を叩くだけでも、ことによっては死んでしまうのだ。指以下の浅い水溜りでも死ねるし、ちょっとした気温変化でも死ねる。

 今のだってほんの少し力を入れただけでこの有様だ。もっと抵抗があると踏んでいたのに、これでは紙粘土のほうがまだマシであるように感じられた。バーミットやヴァレイアのような、人間の相手をするときは手加減に手加減を重ねて慎重を期す、という方針は正解だったようだ。絶対に死なせないようにしていなければ絶対に死んでいただろう。

 人間って、こんなに脆かったのか。

 迷宮生活では人と会わなかった。唯一会った騎士さんも、臨死の状態だった。だからレーヴにとっての人間は、前世のそれから何も変わっていなかった。今までは。

 人間は、現在のレーヴの価値観に当てはめると生命として不完全で、頼りない。実際公魔たちの中には脳天が潰れるだとか、心臓が破れるだとか、それぐらいでは斃れないのも結構いたのに。それと比べると人間のなんと脆弱なことか。比較対象が不味いといわれればそうなのかもしれないが、既にレーヴはそういう土俵に立っている存在なのである。

 レーヴがなんとも言い知れないもの悲しさに浸っていると、拘束から開放された緑の少女が男に支えられていた。絶たれた腕をもう片方の手に握り、傷口に緑の魔力を光らせている。治癒の魔術だろう。


「あ、それと、これも」


 レーヴは手の平を緑の少女に向け、念じた。


 ――”これ以降、人を傷つけることを禁ずる”


 胸の裡で白い魔力が燃え盛り、静まる。常人ならばただの祈りに過ぎないことも、レーヴがすれば実際的な効力を持つ。これ以降、遣った魔力がなくなるまで命令は絶対的な拘束力を発揮する。この手の行為は迷宮・竜熱の竈で幾度か試しており、効果の程は知っていた。

 緑の少女は一瞬、訝しげな様子で眉をひそめたが、すぐに表情を戻した。激烈な瞋恚がレーヴの総身に突き刺さる。

 捥げた腕をもう片手でレーヴに突きつけ、彼女は言った。


「ジキルミーア! お前をぶち殺す女の名前だ! その腐った脳天に刻み付けろ――!」


 耳に残る叫びを残して、二つの影が、会場から消える。

 会場に冷たい夜風が吹き込んで、レーヴの髪を揺らした。



年内更新、セーフ!(アウト)

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