[9話]断罪の槍『ルヴァンシュ』
イシュディアはルヴァンシュと水の都カナルディアを目指す最中にフェンと氷織に戦いを申し込まれる。イシュディアとルヴァンシュは相手の能力に苦戦しながらも勝利し水の都カナルディアに向かった。
私は、久しぶりの自然を楽しんでいた。
「久しぶりに、こんな緑を見たよ。都市にずっといたから、やっぱり自然は落ち着くね。」
私は体を伸ばしながら、そう呟いた。
「最近ずっと戦い続きだから、精神が消耗しているんじゃないかな。休憩も少ないと思うし。」
ルヴァンシュが心配そうに休憩したら?と言ってきた。
「休憩したいけど、盗賊が出るって聞いたから、寝られないんだよね。力を解放すればいけると思うけど、失敗した時のデメリットが大きすぎるから、なるべく使いたくないし。」
相手の前で戦闘不能に陥るということは致命的ではないだろうか。私はそう思った。
「倒れる前に、相手を全員倒せばいいと思うけどね。」
ルヴァンシュはいとも行うのが簡単かのように言ってきた。
「君はもっと決め技を考えた方がいいと思うよ。今君の決め技ってジャンプで相手の攻撃を避けて、相手に突き刺すっていう技だよね。もっと相手の出方を待つんじゃなくて、自分から決めにいってもいいと思うよ。」
私たちは新しい技を作るために話し合いを始めた。
「ルヴァンシュってさ、1人でに浮き上がることがあるけど、1人で動けるの?」
私はいつも私に教えてくれるルヴァンシュのことを思い出しながら尋ねた。
「うん、自分1人で動くことはできるよ。君の憎しみを少し使うけどね。大抵のことは武器の使用者の憎しみを使って動いたらどうにかなると思うよ。」
ルヴァンシュは自慢するように私に言った。
「じゃあ、普通に槍を投げて君が相手を狙うとかはどうかな。相手にホーミングするから逃げれないと思うけど。」
私は遠距離攻撃が不足している気がして、ルヴァンシュにそう尋ねた。
「無理だね、投げられるのはいいけど、使用者の2mくらいの間しか憎しみが届かないから、ホーミングができないよ。」
ルヴァンシュは申し訳なさそうに答えた。
「もう1つ案があるんだけど、私が呪いと憎しみで体を強化して、ただ単に高速で相手を突くっていう技はどうかな。その時にルヴァンシュも自分で動いてもらった、ものすごい威力が出ると思うんだけど。」
私は2m以内で強力な技を出す方法をルヴァンシュに尋ねた。
「それならいいと思うよ。けれど心配なのは僕が君の手から勢いよく飛んでいかないか、だけどね。後普通に強化に失敗することだってあるから気をつけてね。」
ルヴァンシュは私がそんなヘマをすると思っているふうに答えた。
「じゃあ、少し試してみようよ。」
私はそう言って立ち上がった。
「分かったよ。じゃあその周辺の木に対して、攻撃をしてみたら?」
ルヴァンシュは1人で浮き上がり、1つの木を指して言った。
「分かった。じゃあ行くよ。」
私はルヴァンシュを掴んで、水平に構えた。
「君が強化をしたら僕も呪いを体に貯めるよ。」
そう言ってルヴァンシュも用意をした。
「呪いと憎しみで足腰を身体強化をして、高速で突く。」
私はそう言って、足と、右手にバフをかけて、左手にデバフをかけた。
「じゃあ僕も体に呪いを溜めますかね。」
そう言ってルヴァンシュから黒いオーラが出てきた。どうやらルヴァンシュも本気のようだ。
「じゃあ行くよ。」私はそう言って足腰に力を込めて、木にルヴァンシュを突き出した。
そのすぐ後、とてつもない轟音と、風が吹き荒れた。
「威力、強すぎじゃない?」
私は影も形もない木を見て、呟いた。本当にそこに木はなく地面まで威力が伝わったようだった。
「これは、、、使わない方がいいね、、、こんな威力がなくても相手は倒せると思うし、威力の無駄使いだね。けど怨霊相手だと、相手に回復の間を与えないまま、粉砕するから有効だと思うよ。」
ルヴァンシュは威力に少し驚きながらそう答えた。
「これは、、封印だね。けれど新しい技どうしようか、、、」
私はルヴァンシュに共感しながらどうしようかと考えた。
「じゃあ、呪いで僕を強化した状態で、回転して広範囲の敵を殲滅する方法はどう?結局相手1人だと必ず必ず勝てる技ができた訳だし、君の復讐相手は騎士団なんだから絶対に、対多数の技があった方がいいと思うよ。」
ルヴァンシュはそう言った。
「じゃあ、少し試してみようか。」
私はそう言ってルヴァンシュを手にとり、周りを見渡しながら言った。
「出てきなよ、私の周りに50人くらいいるのはもうとっくの前から気づいてるよ。どうせ盗賊でしょ。」
私は新技を試した時からする、気配の方向に向かって叫んだ。
「ほとんど音を立てていない俺らのことに気づくか。仮面の嬢ちゃん。」
そう言って木の裏からわらわらと大勢の盗賊が出てきた。
「で、私を狙うわけは?言っとくけど何も渡す気もないし、もし私が勝ったら全員縛り上げて、カナルディアに連れて行くよ。手加減できないし、逃げるなら今のうちだけど。」
私はそう言って、相手に槍を突き出した。
「はっはっは。どうやら死にたいらしいな、嬢ちゃんはこの人数相手に勝てると思ってんのか?」
盗賊の頭らしき人は、私にそういった。
「5分もあればお釣りが来るんじゃないかな。だって君たちそんな強くなさそうだし、装備もそんな強くないし。」
私は煽るように相手の頭に言った。
「絶対、殺してやる。」
私は相手の出方を伺った。相手は私を囲んで連携で攻撃してくるようだ。
「今回は君から相手の連携を崩しにいってみたらどう?」
ルヴァンシュはそう言って私に言った。
「オッケー、対多数の常識は各個撃破だよね。」
私はそう言って、近くの相手に近づいて相手を傷つけないように、ルヴァンシュの棒の部分で頭をぶん殴った。
「次はどいつが、倒される?」
私は相手を煽ると、相手は私を囲んできた。私は相手に刃を向けないようにルヴァンシュを強化して、回転して相手を戦闘不能にした。
もっと、強く、速く、私は自分の体を憎しみでできる限りで、強化し頭をのぞいて、相手の背後に一瞬で跳び首を叩いて、相手を気絶させた。
「お前に聞きたいことがある、お前は何人、人を殺した?」
私はそう盗賊に尋ねた。
「さあな、もう数えてないさ。逆に聞くぜ。お前は人を殺したことはあるのか?お前の内側にはとんでもない寮の呪いを感じる。」
私は驚いた。私の憎しみの量に気づく相手がいることに。だが、少し苛立ちも感じた。
「そうか、もう数えていないか、ここからはもう、断罪の時間だ。お前が犯した罪を感じながら牢獄の中にぶち込んでやる。」
私はそう言って相手の懐に潜り込み、お腹を殴り、相手を気絶させた。
「これで、終わりね。」
私はそう言って、バッグの中から紐を取り出し、盗賊のボスだけどを縛り上げ、他のメンバーは木に吊り下げた。
「私は一体いつになったら、カナルディアにつくことができるのかな。」
私はそう呟きながら私は、盗賊のボスを引きずり、カナルディアへ向かった。
NOCHESです。最近リアルが忙しいので少し投稿が開く日があるかもしれません。また、少し文字数が減る可能性がありますが、できる限り頑張って投稿を続けますので見てもらえるだけで元気が出るので応援お願いします。




