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[41話] 一度に集まる強者の7人

闘技場大会後、部屋に戻ると調停者就任と新居の案内が書かれた手紙が届いていた。私とフェンは少し不安を抱きつつも荷物をまとめ、新しい豪邸へ移動。庭園に感動しつつ中へ入ると、執事から今夜の調停者会議への招集を知らされる。王城に着いた私は、最強戦力が集う会議室の扉を開き、緊張を胸に一歩踏み出した。

***


 私が部屋の中に入ると急にダガーが飛んできた。私はそれを目の前で指で挟んで取り、投げてきた相手を見た。


「お〜。あれを取るとはね…さすが今回の闘技場大会を抜けてきただけはあるね。目がいいし、動体視力も良さそうだ。」


 机の上に座っている調停者の1人がそう言ってきた。私はとりあえずイラついたので相手に投げ返しておいた。


「まあ、まあそれでは調停者7人が揃った分けですし、これから会議を始めましょうか…ハービンジャー様、司会をお願いします。」


 大人しそうな印象を与える女の人がそう発言した。相手は私たちに敵対感情を持っているのようには見えず、どこか私たちとなぜか似ている気がした。


「その通りですね。フェン様、イシュディア様そこの椅子にかけてください。それでは会議を始めます。今回の会議ではメンバーが一部変わりましたので、自己紹介と仕事の確認をする予定です。それでは私から挨拶を始めさしてもらいます。私の名前はもうみなさん知っていると思いますが、ハービンジャー・テライトといい軍事大臣を務めています。よろしくお願いします。それでは私から時計回りでいきましょうか。」


 私たちのと少し同じ気配がする女の人が口を開いた。


「私の名前はルアタイル・ルカディアです。私の役職は『管理者』です。私のことは『ルカ』とお呼びください。私の前の主な仕事は捕まえていおいた犯罪者がこの街へ逃げ出さないようにするために警察から推薦を受け、調停者となりました。私は使う武器は片手剣です。皆様のように強くはないですが、気配を追ったり相手の居場所を知ることができます。よろしくお願いします。」


 私は少しこの人は警戒しないといけないなと思った。気配が察知できるということは私たちが怨霊だということが簡単にわかるかもしれない。私はなるべく怨霊の気配を消して人間に近い気配を漂わせておいた。


 次に私にナイフを投げてきた馬鹿野郎が口を開いた。


「じゃあ、俺の番だな。俺の名前はライトルト・オルターだ。俺のことは『オルター』でいいぜ。俺の役職は『破壊者』だ。俺の前の仕事は街の外で生まれた、自我のない怨霊と普通に反乱を起こそうとしている危険因子の排除だな。気配察知とか細かいのは苦手だが、戦いでは誰にでも負ける気はしねえ。俺が使う武器はダガーとバトルアックスだ。よろしく。」


 次にフードをかぶった真っ黒な服を着ている顔が見えない不気味な人が口を開いた。


「次は…俺だな。俺の名前は……業務上伏せておく。俺の役職は『暗殺者』主に罪が発覚していない悪党を殺すために生きている。この街の治安がマシなのは俺が危険になる前に排除しているからだ。まあ、仕事を誰かと一緒に受けることはないと思ってくれていい。使う武器も…言わないでおく。」


「次は…僕か…僕の名前は…オリヴァー・アステロイド。『オリヴァー』でいいよ。僕の役職は『逮捕者』まあ、『暗殺者』とは真逆の役職で彼が罪がある人を捕まえたり、罪の重さ次第では殺したりする。大抵は警察署にいるよ。戦闘能力はこの中だったら下から数えたほうがいいかな。僕は主に手錠と、銃を使う。よろしくね。」


「じゃあ、最後は俺だな俺の名前はスカーレット・ナイトローズだ。『ローズ』でも『スカーレット』みたいに呼びやすい名前で呼んでくれ。俺の役職は『研究者』だ。俺はほとんどは医師として活躍したり、新薬の発明をしている。だから俺は病院にいたら割といるぜ。使う武器は、ナイフ2本だ。殲滅力はないし、強さもそこそこないから、次の2人に期待しておくよ。」


 5人のもといた調停者の自己紹介が終わり、私たちの番が回ってきた。


「私の名前はイシュディア。家名はもう忘れてしまったから覚えてないや。好きなように呼んでもらっていいよ。私の役職は『裁定者』主にやりたいことはこの街の罪人を裁判にかけて判決を下したりして、より治安を良くすることをしたいなと思っています。使う武器は刀を2本です。私もオルターさんと同じように戦闘系です。よろしくお願いします。」


 私の自己紹介が終わった後、 フェンが口を開いた。


「最後に…俺だな。俺の名前はフェン・サテラナイト『フェン』って呼んでくれ。役職は『断罪者』主にやりたいことは、重罪のやつの処刑し、罪がある奴を裁き、悪に染まろうとしている奴がいたらすぐに止めて、この街の治安を守る役割をしたいと思っている。誰かと仕事内容がかぶるかもしれねえが、俺は俺の信念を貫く。敵は悪だ。それからすべてを守る。」


 これで7人全員の自己紹介が終わった。私たちの自己紹介が終わった後、私たちの元へと食事がいいタイミングでやってきた。私たちは話を一度中断し運ばれてきた料理を自分たちの舌の上へと運んだ。


***


「それじゃあ、食事も済んだところで次の話に移ろうか。次の内容は仕事の管理だね。今ある仕事を続けてもらうのは…『研究者』スカーレット・ナイトローズ『管理者』ルアタイル・ルカディアそして『暗査察者』の3人だね。」


 そういうとその3人は立ち上がり、自分の業務へ戻ってしまった。残された4人のうちの2人は少し前の仕事が変わるので、嫌な顔をしていた。


「はいはい、オルターとオリヴァーの仕事の変更内容だけど、オリヴァーは逮捕者の中の『重罪人の処刑』をフェン・サテラナイトに与えます。そしてオルターの破壊者の内容だけど、『怨霊の討伐』をイシュディアに与えます。最近は王都の中で反乱因子が増えているのでオルターはそれに当たってください。」


 そう言われてこの会議は終了して私たちも帰路についた。


***


 私とフェンが家に着いてもう疲れていたので2人ともベッドへ行った後、


「はー緊張した…あそこの中の空気は、すごかったね…オリヴァーと暗殺者の能力は多分私たちと同じくらいだし、それでも他の人たちも少し相手にするとめんどくさそうな能力がたくさんいたかね…」


 私はこのメンバーに復讐を妨げられる可能性があるということを考えると少し、気が滅入りそうだった。


けれど私はこの人たちに妨害をされてもどうにかして復讐を遂げなければならない。私の家族のため、そして私の気が済むまで———


***

NOCHESです。

次回も頑張って投稿するのでよろしければブックマーク登録、感想、評価お願いします。それでは、次の作品へ行ってらしゃい

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