灼熱の焼肉
真夏のお外で焼肉は危険だ。
お盆に家に旦那の妹さんが来る。
みんなで外で焼肉をやろうと旦那が言い出した。
この時期、昼間はかなり暑いよ?
マジかよ?本気かよ?
準備も片付けも大変だよ?
私は何度も聞き返した。
しかし、外での焼肉を反対する人はいない。
…実行することになった。
前日にお肉、野菜、飲み物を準備した。
当日にお米を炊いて、タープを張って、テーブルや椅子、ホットプレートを準備して…
とにかく忙しい。
とにかく暑い。
これは旦那も私も同じだった。
こうなることはわかっていた私は、昨日大好きなエリンギとホルモンを買っていた。
自分のご機嫌は自分でとるしかない。
大好物は私を救ってくれるはずとこの時は思っていた。
ホットプレートで焼肉を焼き始めた私。
均等にみんなに配っては、自分も食べていた。
途中、飲み物を冷蔵庫に取りに行ったり、コップを取りに行ったりして席を外したのがいけなかったのだろう。
エリンギはほとんどなかった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
ラストに焼きそばをやるか?やらないか?聞いたら、みんな「お腹いっぱいだからもういらない」と言った。
焼きそばやらないは決定した。
カルビとホルモンが冷蔵庫で待っている。
どうしよう?
私はみんなを信じて、ラストにホルモンを焼いた。
自分のために焼いてもいいよね?
「私、まだ食べたくてホルモン好きなんで焼きますね。」と言い、途中旦那に焼くのを任せて、席を離脱。
帰ってきたら、ホルモンはほとんどなかった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
みんなのお腹いっぱいはウソだった。
飲んだり食べたり、みんな自分の胃袋をわかっているようでわかっていなかったのだ。
迷ったが、カルビは焼かなかった。
みんな片付けモードだったから。
外が暑くて、みんな冷房の効いた部屋を求めていたんだと思う。
食器やコップを積極的に片付けてくれた。
(↑冷房の部屋で洗い物してくれました。)
私は、外でぽつんと焼いた玉ねぎとごはんを食べる。
今回学んだことは、おもてなしする方は柔軟に対応すること、我慢することが大事だなと思った。
おもてなし初心者に焼肉はレベルが高かったのだ。
普段、おもてなしすることがないから、おもてなし経験値が足りないのも原因だろう。
それにエリンギとホルモンでご機嫌を取ろうとした私がバカだったのだ。
好物をあまり食べられなかった私はご機嫌斜め。
しかし、旦那の方がご機嫌斜めだったので我に返ることができた。
「もう、来年は外で焼肉しない。」
旦那はみんなの前で言ったのだった。
「来年はカレーにしよう。畑の野菜カレー。」
私もみんなの前で提案したのだった。
【おまけ】
旦那のご機嫌斜めの理由は、外の片付けを誰も手伝ってくれない、外が暑すぎるという理由だった(笑)