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詩集 私の創作史 詩作編  作者: 三屋城 衣智子


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12/28

2006.5.16 ほくろ

広大な肌色の大地の中

てんてんと点在する 俺

仲間がいないわけじゃない

けれどみな近寄れず

ただ独り 荒野に立つ


目立つのは得策じゃない

個が強すぎて立ったけど

邪険にされるは必須

だから縮こまる 丸まれば小さい

目立ってはいけないのだ


そうして 大地に混ざり合うのを夢想しながら

けれど黒いんだぞと誇りたく思い

でもやはり

今日も無理やり身体丸める

その人生


ほくろ




ーーーーーーーーーーーーーーーーー




薄橙色の広大な大地降り立ち

右や左を見渡して

誰かいやしないかと確認する

けれど見えるはただひたすらに生える

細長く光に透け消える

儚き草ばかり


彼方に目を凝らせば

うっすらと

その黒き頭頂部が

ほんのり窺えるだけ


けれどその黒々さに

どこか安堵を覚えた


数日経つとより黒く

また誇り高くそれは目に映った

僕も彼のように

黒々く誉叫びたい


たといこの身が

邪魔だと言われようとも

今日もこの大地で黒く叫ぶ


その人生



黒子




2022.11.12「ほくろ」

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