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テーマなし詩集

Don't hang yourself with a tie

作者: 歌川 詩季

 はい。

 これも、なんで描いたのか。わかんないやつです。

 蜂蜜色の天使と 鉛色した悪魔を

 ミルクで割って飲んだら 一日がはじまる

 怪獣に追われたのも 美女との泡風呂も

 夢の中だけの話なら 幻よりも儚い


 最悪な昨日にだって めげるもんじゃないよ

 今日の(さい)は今日に振られるんだし


 ネクタイを締める勢いで首を吊った彼は

 通勤列車で三途の川を渡る

 自分には嘘つくな 閻魔様にべろを抜かれるぜ

 舌打ちもできず ひきつった

 にやけ顔で済ますようになる



 煙草臭い言い訳と 青臭いままの理想を

 燃えないゴミに出したら 空っぽの日常

 締め切りに追われたのも 美女との泥沼も

 酒の席だけの話なら 素面(しらふ)のときは淋しい


 どん底の昨日にだって しょげるもんじゃないぜ

 昨日のツケは今日もつきまとうけど


 ケータイを握りしめたまま棒立ちの彼は

 言い得て妙だがストラップに似てる

 自分まで疑うな 奈落までの床を抜かれるぜ

 舌なめずりしてつきまとう

 亡者どもを引き連れたいのか

 こんなのばっかになんないように、気をつけます。

 反省。

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