75話 イロシオの不死兵団
大気が引き裂かれ、大地が震えた。
ハワードが放った技の剣速は、音を突き破る衝撃を伴い、それに纏った膨大な魔力を解き放つ。
放たれた魔力は高圧力の流速で、遮る物を片端から削り、抉り、消し飛ばした。
数時間にも及ぶ、ハワードとヴァンパイアの戦いを見守っていたカイルとトニーは、地に手を付き、撃ち出された破壊力の余波で、吹き飛ばされそうになりながらもその身体を押え、目も眩む閃光に耐えていた。
それが、強大な魔力を籠めた一撃だった事は、その場に居たカイル達にも理解出来た。
だがその威力は、彼らの知る常識を遥かに逸脱した物だった。
攻撃が放たれた射線上の樹木は、大きく抉られ薙ぎ倒されている。根元から綺麗に消失している木も少なくない。
この破壊力は、昨晩あの黒衣のヴァンパイアが放った『大火焔流』を遥かに凌駕する。
『灰も残さず……』そうハワードを語る時使われる言葉が、比喩でも誇張された話でも無いのだと、この時カイルは知る事になった。
この人なら、単騎でドラゴンすら討てるのではないか? これで倒せぬ物など居る筈が無い 目の前に広がる光景を見て、カイルとトニーは静かにそう思う。
その光景の中心に居るハワードは、残心を解く様にゆっくりと剣を降ろした。
ハワードの正面には、黒く足首まである、ゆったりとした下体衣に包まれた下半身が、今まさに踏み込もうとする様な姿勢のまま、地を踏みしめ固まっていた。
その上半身は、臍の辺りから燻る様な白煙を上げ、綺麗に消失している。
あの一撃を胸元に受けたのだ。これは当然の帰結と云う物だろう。
やがて上方から、風を切る音を上げながら、巨大な剣が回転しながら地上へ落ちて来た。
見るからに禍々しい血の様な赤い刃を持つ兇剣は、大地の黒い岩を裂き、その持ち主の足元へと突き立った。
その剣が地に突き立つのを、見定めたとでもいう様に、直後ハワードがその場で膝を付いた。
「クラウド卿!!」
そのハワードを見てカイルが声を上げた。
良く見れば、ハワードの革鎧は彼方此方が切り裂かれ、至る所から出血もしていた。
顔にも殆ど血の気が無い。
満身創痍とはこの事だ。
間違い無く、これが全身全霊の一撃だったのだ。
あの圧倒的な強さを持つハワードが、此処まで追い詰められていたと云う事実に、敵の脅威はどれ程の物だったのか……。カイル達は、それを改めて突き付けられた思いだった。
地に突き立てた黒い大剣に、縋る様に預けていたハワードの身体がグラリと揺れた。
それを見た二人が、ハワードの元へ行こうと慌てて腰を上げた。
この人をこのままにしては置けない。
聖位職の者達は居ないが、幸いな事に今塹壕では、教授方が怪我人の治療に当ってくれている。
先に運んだコンラッドとジルベルトも、今は治療を受けて居る筈だ。
今、最大の脅威を排除したハワードを、急いで塹壕へ連れて行き、この英雄をお助けする事が今の我々の務めなのだ!
カイルとトニーは頷き合い、二人の意志が同じ物である事を確認した。
ハワードの元へ向かおうと、二人が足を踏み出そうとしたその時――――
全身が竦む様な、悍ましい気配に二人は襲われた。
それは、大気が黒く染められた様な錯覚にさえ囚われる。
触れば感触でも在りそうな程、濃厚な瘴気だった。
その瘴気の出所は……。
間違い様も無い。その半身だけになったモノからだ。
黒い下体衣の上の、白煙を出していた筈の身体の上部に、黒く濃厚な瘴気が集い塊りになって行く。
二人は只、剣を抜き構えを取る事も出来ず、文字通り固唾を飲み、それを眺める事しか出来なかった。
まるで、巻き戻しの映像を見せられている様に、黒煙の様な瘴気が渦を巻き塊り、人の形を成す。
それは瞬く間にハルバート・イーストの姿を形作り、直ぐに何事も無かった様に、目の前で膝を付くハワードに視線を落とした。
「クハッ!てめぇ強ぇな!あ?!鉄鬼神よっ!クハハ!間違い無くオレより強ぇ!!クハハハハッ!!」
ハルバート・イーストは、ハワードに冷たい眼差しを落しつつ言葉を発した。
そして、目の前に突き立つ己が武器『ディスペアブリンガー』に手をかけ、徐に大地より引き抜き、そのまま肩に担いだ。
「だが、今回は相手が悪かったな?え?クハハハハハッ!」
ハルバートは、ハワードに見せつける様に、手に持つ兇剣を肩の上でトントンと上下させた。
「『ディスペアブリンガー』で、こんだけ抉られてるってのに、動けるって事が驚愕なんだぜ?え?鉄鬼神よ!クハハハッ!」
「……ぐ……ぬぅ」
「おっと、大人しくしてろ!爺ぃ!!」
地に突き立てた自らの剣に縋り、身体を奮い立たせようとするハワードの肩口に向け、無慈悲に兇剣が打ち下ろされた。
「ぐぁぁ!!」
「てめぇはもう終いなんだよ!そこで寝てろ!」
肩から背中にかけて兇剣で大きく抉られ、大量の血を吹出しながらハワードが地に打ち付けられた。
カイルとトニーは、咄嗟にハワードに駆け寄ろうとしたが、ヴァンパイアの血の色の様な眼光に照らされ、その身を動かす事が出来なくなった。
ハワードは呻きを上げながらも、尚も身体を起こすべく腕を立てようとするが、その身体が起きる様子は無い。
すると、そのハワードを冷ややかに見下ろすヴァンパイアの足元の影が、不意に大きく広がった。
その広がる影の中から、更に三つの影が起ち上がる。
一つは褐色で黒髪の。一つは白い肌にゴールデンブロンドの髪。一つは薄青い肌と白銀の髪を持つ影。
その影の一つ、薄青の肌を持つマリーナが、地を滑る様に移動し、伏しているハワードの背中に覆いかぶさった。
そのまま、眼を炭火の様に赤く灯しながら絞るような叫びを上げ、ハワードの背に、刃の様に伸ばした五指の爪を突き立てた。
鈍く重い音を上げ、爪が背の肉に食込み、ハワードがくぐもった呻きを上げ、その身体が鈍く跳ねる。
「マリーナ、殺すな!」
尚も、叫びながら爪を突き立てようとするマリーナを、ハルバートが一声で制止する。
「ハ、ハルバート様……」
ハルバートの声でピタリと動きを止めたマリーナが、眉根を寄せ、悲しげな表情でハルバートに何故かと問う。
「それより、お前ぇらはまず兵共を纏めろ」
ハルバートがマリーナだけでは無く、エレクトラとジョエルにも向け言葉をかけた。
これが、主から下される命なのだと理解した2人は、その場で膝を付き傅いた。
「お遊びはココまでで終いだ。今日中にココを兵共で埋めとけ。明日には全ての兵を連れてココを発つ!」
ハルバートが、倒れているハワードに向かい足を進めると、ハワードに跨る形で上に載っていたマリーナも、直ぐ様地に降り膝を付いた。
「それにな、コイツぁどうせ、もって後2~3時間が良いトコだ!昼まではもたねぇ、クハ!それまでに、ココに居る奴等は残らず磨り潰せ!皆殺しだ!そいつ等がくたばる様を、コイツに見せつけてやれ!」
地に伏すハワードに向かい、その頭を ゴリッ と踏み付けながらハルバートが嘲笑う様に語る。
「一人残らず殺した後は……、最後にコイツをお前ぇらで殺せ。好きにして良いぜ?クハ!クハハハハッ!!」
「ハルバート様……。ありがとう御座います!」
ハルバートに対し深く頭を垂れ、礼の姿勢を示したマリーナは、そのまま顔を上げると、長く伸ばした舌でその爪に滴る血を舐め取り、細めた眼で足元のハワードに目を落とした。
「オーダーは、生者死者を問わず万を超える魂だ」
ハルバートは『ディスペアブリンガー』を担ぎ直しながら、後方の黒岩に視線を向ける。
「兵が纏まり次第森を抜け、刈れるだけ刈り取る。……纏まるまで、オレはお前ぇらが持って来た土産で遊んでるぜぇ。支度が整ったら呼べ」
そう言うとハルバートは、自身を瘴気の霧と化し、黒く渦巻かせ、その場から瞬時に立ち消えた。
ハルバートが消えると直ぐ、黒いナイトドレスを着たエレクトラが、ゴールデンブロンドの髪を揺らめかせながら立ち上がった。
「お許しを頂きましたわ……。しかもお目当ての殿方が目の前にいらっしゃる!あぁ!嬉しい……!さぁ!あたくしと最後の時を!そして、あたくしの中で果てて下さいませ!!」
影が広がる様にエレクトラの黒いドレスがその身を包み、瞬時にカイルとの距離を詰め、黒い影が彼に覆いかぶさった。
「な?!くぁっっ!!」
エレクトラが、己が目を炭火の様に灯らせながら、カイルの喉元に鋭い牙を立てていた。
先にハルバートの眼光で、殆ど身動きが出来なくなっていたカイルは、為す術も無くエレクトラに捕縛され、陽の当たらぬ木々の間に連れ去られた。
巨大な影が滑空する様に飛び去った後には、身の竦む様な女の嗤い声が森の中で響き、その奥へと消えて行く。
「俺も、もちっと愉しませて貰うぜ!きひっ!」
ジョエルが、その美しい顔が歪むほどに口角を上げ、地を蹴り、土くれを飛ばしながら、やはりその場から消え失せる。
だが次の瞬間、ジョエルはトニーの前に姿を現していた。
突然目の前に現れたジョエルにトニーは目を見開くが、下方から迫る巨大な鉈の様な大剣の攻撃に、辛うじて盾を合わせる事が出来た。
しかし、その衝撃は受け切れず、激しい金属音を辺りに響かせ、トニーは後方に吹き飛んだ。
「うがっ!くおぉぉ!!」
「きひひ!おらおらぁどしたぁ?!斬り返してお前も俺を愉しませろよぉぉ!!きひひひ!」
漸くハルバートの呪縛から解け始めていたトニーだったが、ジョエルの激しい連撃に守勢に回るのが精一杯だった。
トニーは、ジョエルの攻撃に押され、吹き飛ばされ、そのまま森の奥へと押し込まれて行った。
「……もう、しょうがないわね、二人共!」
薄青い肌の女マリーナが、二人が消えた森の奥に視線を向けながら、腰に手を当て困ったと言いたげに吐息を吐いた。
その身は、ハワードに負わされた傷は跡形も無く消えてはいるが、纏う衣装は殆どが千切れたままで、その残滓を辛うじて纏うあられもない姿だ。
髪も解かれたまま、長い白銀の髪が風に揺れ、その薄青い裸身を撫でる様に纏わり付いていた。
「兵を纏め上げろと言われたでしょうに……。でも、お片付けをするのが先ですものね」
マリーナは しょうがないか と改めて肩を竦めながらクスリと笑う。
そのまま両手をダラリと垂らし、両腕の拘束具からの垂れる鎖を、地にジャラジャラと伸ばし這わせて行った。
「……さて、貴方もこんな所で寝ていては、何も見えないわよね?」
マリーナの腕から伸びる鎖が波打ち、ハワードに向かい勢い良く伸びた。
そのまま鎖はハワードの身体に乱雑に巻き付き、荒々しくその身を引き摺った。
「ホラ!お仲間の所へ連れて行ってあげるわ!そこで最後の独りになるまで、大人しく周りを眺めていなさいな!うふ、あはは!あははははは!」
ハワードの身体が、大地を跳ね、地を削りながら鎖に引かれて行く。
それを嘲笑うマリーナの声が、木々の間に木霊した。
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「クラウド卿?!!」
その時、その打ち捨てられた姿に衝撃を覚え、自分が騎士団を預かると云う身でありながら、動揺を隠す事も出来ずに声を上げてしまった。
そして、力無く地に伏すその人影に、急いで駆け寄った。
間違い無い、これはクラウド卿ご本人だ。
あの屈強な御仁が何と言う姿に!一体外で何があったと云うのか?!
その姿は凄惨の一言だ。
纏う鎧のそこかしこが切り裂かれ、多くの傷を負い、出血も酷い。
顔にも引き摺られたような傷が付けられ、その顔には殆ど血の気が無い。
一刻も早い治療が必要なのは明らかだった。
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今より少し前、我々に向かい押し寄せるアンデッドの流れが変わった。
これまでは、波状攻撃を繰り返していたが、合間合間に息継ぎの様な間があった。
だがここに来て、一気に押し潰す様な圧力をかけて来たのだ。
夜明け前に現れた上位種を含め、一度は一掃された筈のスケルトンやゾンビなど、低位のアンデッドも再び溢れ、共に押し寄せて来ていた。
日中だと云うのに、このアンデッド共はその勢いに衰えを見せない。
これは、日の出と共に現れた、悍ましい気配と関連があるのは間違いない。
あの後直ぐに、カイルとトニーが深手を負ったコンラッド殿とジルベルト殿を移送して来たが、何があったのか報告をする事もせず、いまも戦っているクラウド卿の元へ行くのだと、直ぐにこの塹壕を出てしまった。
この時には三博士のお力で、治癒の力を使い、多くの負傷者を身体が動くまでに回復させて貰っていた。
アンデッドの襲撃が薄くなっていた事もあり、復帰した兵站部隊の手で、塹壕の周りの壁を補強する事も出来た。
この治癒で、多くの者の命が救われた。博士方にはどれ程礼を言っても足りない位だ。
それに、人手が増えた事で壁を構築し直せた為、堅固隊を休ませる事が出来た。
一晩中戦線を支えてくれた彼らに、少しでも休養を与えられた事が何よりも有難かった。
だが、運ばれて来たコンラッド殿と、ジルベルト殿の傷は何かがおかしいと、治療をしているハーフエルフの女性が言っていた。
どんなに治療魔法をかけても傷が塞がらないのだ……と。やっとの思いで塞いだ傷も、直ぐに開いて血が溢れるのだそうだ。
今は血を止める為に布で抑え、包帯をきつく巻く事で、辛うじて止血をしている有様だった。
体勢を立て直し3時間ほど経った頃、ズシリと肚に響く様な大気と大地の振動と、空を焦がさんばかりの閃光、そして肌をもひり付かせる魔力の震えが、この塹壕を襲った。
それは明らかに巨大な魔力が振るわれた衝撃だった。
皆、一様にその衝撃に色めき立ったが、壁の内側では外の様子を窺い知る事は出来ない。
斥候を出し様子を探るべきかと、コーネルと相談をしていた所に、再び地を埋め尽くす程のアンデッドの大軍が、この塹壕に押し寄せて来たのだ。
まだ戻らぬカイル達を迎える為に、一部だけ開けていた北側の隙間もアースウォールで塞ぎ閉じた。
高さは凡そ5メートル、直径20メートル程の大きさを覆う様に、改めて壁を作り上げていた。
だが、昨夜リサ達が壁に施した『聖成物』としての効果は、ヴァンパイアの魔法で焼かれ大きく失われ、更に新たに作り足した壁には、当然その効果は無い。
押し寄せるアンデッド達により壁が侵食され、崩された隙間からアンデッドが零れ落ちて来る。
散発的に壁内に入り込んだアンデッドを討ち取っている内は良いが、何れは大きく壁を突破されるのは時間の問題だ。
そんな危機感が大きくなっている所に、壁の外側から何かが放り込まれた。
まるで、無造作に投棄物でも捨てる様に、ソレは壁を越えて来たという。
それがクラウド卿だった。
その時に、ゾッとする様な女の嗤い声が、壁の向こうから響いていたと報告もあった。恐らくそれはヴァンパイアの物だったのだろう。
クラウド卿の治療を、博士方に急ぎ頼んだが、やはりコンラッド殿とジルベルト殿と同じく、傷が塞がらないという。
それでも、出来うる限りの事はやって欲しいと頼み込む。
そしてアンデッドの圧力が一気に上がった。
壁の上から次々と零れる様に落ちて来る。
欠損した壁の修復に、兵站部隊が奔走するが追い付かない。
入り込むアンデッドが低位の物ばかりとはいえ、その数が時間を追うごとに増えて行った。
いよいよ本格的に潰しに来たか。
やがて騎士団員だけでは対処が追いつかなくなり、遂に非戦闘員にも犠牲者が出始めた。
肚を決めなばならぬ時かもしれない。
非戦闘員の……、少なくとも一般人だけは、何としても生き残る道を作る必要がある。
フレッドを呼び、いざと云う時に手掛けさせていた、シェルターの完成を指示した。
『シェルター』は地中に厚い壁で囲まれた空間を作り、退避者を仮死状態で休眠させる緊急避難用の魔法処置だ。
少なくとも三博士とその助手の女性。そして文官であるコナー・クラーク氏の5人は生き延びさせねばならない。
残念な事に3人の文官の内、一人は最初の襲撃で、二人目もつい先程アンデッドの中に沈んだそうだ。
これ以上の犠牲は、何としても許す訳には行かない。
5人に退避勧告しようとした、その矢先、壁の上部が大きく欠損し、バラバラと、それまでに無い数のアンデッドが雪崩れ込んで来た。
咄嗟にコーネル達堅固隊に、中央の壁になる様指示を出す。
博士達5人がシェルター内に退避するまでは、何としても彼らを守らなくてはならない。
だが、騎士団員の消耗も相当に激しい。
皆、『蓄魔力装置』の残量も僅かな筈だ。
多くの者が『魔法蓄積筐体』も使い切って居るだろう。
それを嘲笑う様に、アンデッドの波は勢いを増す。
大波の様なその勢いは、我々には押し止める事は叶わないのか?
そう、覚悟に似た思いを抱いた時、突風の様な衝撃が壁の中を走り抜けた。
激しい風に巻かれる枯葉の様に、アンデッド達が吹き飛び、光の粒子になり消えて行く。
一体何が起きたのか?!
自分には、光る波紋が南側の壁を突き抜け、衝撃として広がった様に感じた。
呆ける間も無く、また衝撃が広がったのが分った。
今度は上からだ。
上空から北側に向け、光る波紋が広がった。
今の衝撃で、北側に群がっていたのアンデッドも、その殆どが吹き飛んだのが分る。
見上げればそこには何かの影が居た。
馬か?馬が飛んでいるだと?
そして、そこから別れる影がもう一つ。
風巻くように舞う光を背に、人の影が浮かび上がる。
…………あれは、天使……なのか?
そして、その舞い降りた救いは、高らかな声で呼び上げた。
「ハワードパパ!!」
お読み頂きありがとうございます!
次回「紅の殲滅者」
お待たせしました!スージィ無双回です!!
アリア「も、台無しぃ……」
アンナメリー「お嬢様ひゃっふぅぅ!」
ケティ「アリア……ドンマイ」
やっと2章もエピローグを入れて後3話!(・・・予定)
書き上げ次第、連日投稿して終わらせます!
今暫しお待ちくださいーーー(≧_≦)





