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私は昼食を済ませて警備のため城壁の裏側を歩いていた。


「え!?」


予期せぬところに不意打ちで石ころがあり、鍛えているのにつまづいた。


「……痛くない?」


木に持たれかかる人がいた。


「なんだクレイファか……」

「スキャルヴァード殿下!?」


なんでこんなところに彼が寝てたの!?


「寝込みを襲うなんて騎士道に反するんじゃないか……」


殿下は護衛もつけずに寝息を立てている。まさかの無防備に裏庭で居眠りする王子。

これには暗殺者もびっくりするだろう。


「ええと……一先ず私がついていますね」


ただでさえ睡眠時間がなく忙しい彼を起こす気になれない。

人を呼ぶ間に何かあったら大変だし、と頭の中で都合よく言い訳した。

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