第3章 クリスタルアイの秘密。
随分と歩いたな、、、1番近くのくせにこんなに遠いいのかよ。魔法でちょちょっと飛べればなぁ、ちっ、小さくするしかできないなんてクソにも程があるわ。まあいいや、もーすぐ到着だ。
あそこか!! 門番に、要塞とはさすが貴族の街ってか、俺と真逆じゃねーか。
すんなり通れるとといいが、、、
門番← おい貴様!! 身分証を提示しろ!!ここは王家、貴族、神聖なる神官様、聖剣士、そして美しい女以外立ち入りを禁じている。 貴様のような得体の知れないローブを身にまとったドブのような瞳をしたものが該当するわけがない。 身分を証明しろ。じゃなければ中に立ち入ることはできない。
はぁー、ま、そうだよねーーーー、そう来ないとね、もはやこの展開じゃないと俺じゃない気がしてきたわハハハハハ。
はいはいそしたらこれでどーかなえーっと全員でひーふーみー4人ね!了解!!
貴様何をぶつぶつと
はい4人まとめて縮っ
ちょっとーーーそこの下民っ!!邪魔だからどきなさいっ!
門番←ティ、ティア様っ!!
門番心の声←なんと美しく凛々しいお姿。あの可憐で透き通る声、そして美しい透き通るクリスタルの瞳。 はあーーー結婚してぇーー
ちっ、いいところでお前から先に殺ってやるよ、この女を縮小っ!!
はぁーーーなに言ってんの? 下民がぶつぶつと、ちょっとそこの門番、こいつを処刑しなさいっ!
王族であるこの私の道を塞いだ罪を思い知らせなさい。
門番←はいっティア様。皆のものやれー、このものを処刑しろー。
なんで縮小があの女には効かなかったんだ、何故だ
なぜなんだ、、、 ここの門番全員縮小っ!! !!!!
なんだやはりこいつらには出来るんだな、なぜあの女は縮小出来ないんだ、、、これはまずい、俺は縮小して潰すしか出来ないのに、、、
あれっ?門番がきえたー?どこ行ったのかしら、、、ったく、仕方ない私がかたをつけてさしあげましょう。
そこの下民!!王族であり剣騎士である私に直接葬られることを光栄に思いなさい。 さてと避けれるかしらー? しゅーーーーーーっすぱっ。
ぐぁあああ、俺の右腕が、、、早すぎて全く見えなかった、痛い痛い痛い痛い、
どうかお姫様ご慈悲を下さい。私が悪うございました。どうかご慈悲を、、
ふん、慈悲ですって?まぁいいわその出血量じゃ長く持たないでしょう。そのまま自分の罪について考えながらゆっくりと死んでいきなさいっ!
皆のも進めっ!! 帰還する!!っ
ティアの部下たち← はっ!! 全体ーー進めっ!!
馬の蹄の音← パカパカパカパカ
くそ、なんでまたこんな目に、なんで、そうか、あいつがクリスタルアイの持ち主なのか、それともクリスタルアイはあの目の事を言うのか? くそ、傷口縮小っ!!
またしても死ぬとこだった、クソ女が絶対ぶっ殺してやる。 まずはクリスタルアイについて調べないと。 よしっ、情報収集のためここから少しいった文化と貿易の街 ノザレス貿易街へ行ってみるか。
ふう、やっと半分まで歩いたか、腕がないから体が軽くていいやーーってんなわけあるかー、あのクソ女ただじゃおかねーからな待ってろやくそっ、
な、な、なんだ、急に地面が、、、す、吸い込まれるやばいだめだ、、、
いってーーー、ったく今度はなんだよ、どーやら砂丘に、飲み込まれたみたいだな、、、
か細い声← だ、、、誰かいるのか、人間か?いや、これは、この、気配、、、まさか同志か?同志なのか? 同志の気配じゃ、、、
なんだこの声あっちから聞こえてくるな、とりあえず行ってみるか。
なんだこの馬鹿でかいドアは、、、しかもこの厳重な鍵、、、まるで何かを閉じ込めてるみたいだな、気になって開けたくなっちまうじゃねーか、
スキル縮小っ!!
パリーーーーん
な、なんだこの馬鹿みたいにでかい生き物はとんでもないデカさだ、50mいや100mはあるな、龍なのか? 生きてんのか?
なんじゃ貴様人間か、、、
おっとやっぱこいつが話してたのか、この鎖の数、、、やっぱこいつ封印されてる感じだよなぁ、
ここはスルーしてかーえろっ!
まてまて、お主話だけでも聞いてくれ!わしの名は鋼の巨龍 リューゼンドである。もーわしの命も長くない、このクリスタルアイだけでも我が一族に届けてくれぬか。
ん?クリスタルアイ?まてそれついて聞きたいことがある教えてくれ!!
確かに、知るものは今では少なくなったであろう、
この世界とは別の世界、また別の世界と沢山の世界線があるのじゃ、その世界線の中でとてつもない魔力衝突がなんらかの原因でおき、溢れ出た膨大な魔力が結晶化してこの世界に入り込んできたものなんじゃ。
その結晶をわしはうっかり飯を食べてる時に飲み込んでしまってなぁ、そーしたらわしの目にその結晶が突如浮き上がり膨大な魔力と肉体変化を引き起こし、わしはこんなに巨大で鋼鉄の体へと進化してしまったのじゃ。 それからと言うもの、世界中でクリスタルアイの争奪戦が始まったのじゃ。なんこ落ちてきてどれだけの量があるのかはわからぬが少なくとも7人のクリスタルアイの持ち主を見たことがある。
「じゃーそんな強くて最強アイテムなのになんでおっさんはそんな封印みたいなことされてんだよ、、、」
クリスタルアイを取り込むと寿命が伸びさらに強くなれる、そこで世界は戦争になったんじゃ、殺し合いさ、そして今では人間族の何人かと魔族がクリスタルアイを独占して世界から秘密にされておるんじゃが、
人間が寿命をさらに伸びたとしてもそれは300年がいいところじゃろう、寿命を迎えればまた子に引き継がれそしてどんどん継承されていった、しかし、わしは寿命が長い、もう2万年は生きておる。 しかしここ200年でワシはとうとう寿命がつきかけカラダは朽ち果て立つこともできず人間どもに捉えられた、しかし、皮膚を膨大なクリスタルアイの魔力で強化し、永遠に来る日も来る日も人間どもの攻撃から守り抜いた。 そこで諦めた当時のクリスタルアイ持ち主、ティア ブリュンヒルデ女王はワシをこの要塞に閉じ込め砂で覆い隠し、ワシの寿命を迎えるその日まで待つことにしたのじゃろう。 つい10日前もワシの安否を確認しにきおったわ。 やつも焦っておるのじゃろう、もー寿命も100年を切ったじゃろうから、わしが死ねば奴はそのクリスタルアイを取り込みさらに寿命と魔力を高めるつもりなのじゃろう、、、もー限界が来たようじゃ、、、あの女王の一族にに沢山の仲間たちを殺されたせめて、やつも共に道連れにしたかった、、、
「おいおっさん、なら俺がやつをぶっ殺してやる、みろこの右腕これは奴に切り落とされたんだ、俺が仇をうってやる、やくそくする。だから、そのクリスタルアイを、俺に託してくれ、そして人間を絶滅させてやる。」
そうか、そうか、もー時期に死ぬワシが死んだらクリスタルアイを飲み込め、、、あとは頼んだ、仲間たちのかた、、き、、を、とっ、、、 _______
「とうとう死んじまった、あんた恨み晴らしてやるよ、頂くぜこのクリスタルアイ、、、」ゴクッ
な、なんだこのみなぎるパワーは、か、体が暑い暑い暑いぬぁああああああ」
バチバチンッ⚡️
外部スキル ダブルクリスタルアイを取り込みました。 シングルクリスタルアイの持ち主にも縮小が使用可能になりました。
ダブルクリスタルアイの記憶により、前の持ち主から他にもう一つ好きな部位をドロップ出来ます!!
「なんだダブル?シングル?また意味わからねー事を、、、それになんだ、この視界、、、これが魔力なのか大気の黒いオーラみたいなのが俺の体に取り込まれていく、、、って、ドロップできんのー?えっとおっさんの体、、、そうだこれだ、おっさんの右腕をくれ!」
取り込みに入ります。 鋼の巨龍の右腕の移植に成功しました。
「すげーよおっさん、一緒に敵討ちに行こう、
今度はヘマはしないまずは念入りに準備とどれだけ強くなった試さないとな。
あの、クソ女王の速さを目でとらえれるのか、やることは山積みだぜ。
さてと、ノザレスまでもうひと超えだ。
次回、修行編。




