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仕事も辞め、人生に区切りをつけようと田舎に帰る寸前だった38歳のバツイチ男性が、ふと目にした広告をきっかけに、人生最後の挑戦として冒険者になる物語

斎藤 誠一(さいとう せいいち)、38歳、バツイチ。
15年以上を捧げた会社を燃え尽きるように退職し、手にした退職金に何の喜びも見出せないまま、彼は人生の全てを清算しようとしていた。故郷行きの夜行バスが、彼の「第二の人生」…ではなく、「人生の終活」の始まりになるはずだった。

だが、バスターミナルの片隅で偶然目にした、国際公式ギルドのAR広告が、彼の運命を大きく変える。
『あなたの人生、まだ終わってません。』
――月に一度会う、高校生になったばかりの娘の、「お父さんも冒険者になればいいのに!」という無邪気な言葉が脳裏に蘇る。
誠一は、衝動的にバスのチケットを破り捨てた。娘に、そして何より自分自身に、まだ終わってないことを証明するために。

こうして、38歳の新人探索者が誕生した。彼を待っていたのは、若き天才たちがひしめく、あまりにも過酷な競争社会。ギルドのスキル判定で彼に与えられたのは、効果すら「不明」と表示される、最低のE級スキル。誰もが、彼を「思い出作りのおっさん」と嘲笑った。

だが、彼らも、そして誠一自身も、まだ知らない。
そのスキルの真の名が【■■■■】であること。
そして、彼の三十八年分の人生そのものが、この世界の理すらも覆す、最強の力となることを――。
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