表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夕闇神社の見習い人  作者: KON
1/1

神様見習いで神使になりました

 私は『卯月(うづき) 皐月(さつき)』。


 夕闇神社という、山の中の有名な神社の神様の神使をやっています。



 何故神使をやっているかというと、私は人間ですが……神様になれる素質があるらしいのです。


 それから私は神様見習いとして、神様に引き取られ、ここで働くようになりました。


 ━━━━━━━━━━━━━━━


「皐月! あんたまだ買い出し行ってないの?!」

 私の上司の割烹着姿の、タマさん。

 猫又の見習いで、今はまだ完璧に化けられないので、人間に猫耳を生やしたような見た目だ。

 こんな綺麗な顔が、いずれ毛むくじゃらになると思うと残念だ。


「はっ! 掃除が楽しすぎて……」

 私は掃除が大好きなのだ。

 私の口ぶりにタマさんは、どんどん目が吊り上がっていく。

「早く行きなさい!! 『トキ』様のお食事を一秒でも遅らせたら、妖が大量の山に捨てるからね!!」

「ひいぃ!!」

 私はそのまま厨房まで走り、財布を引っ掴んで勝手口から出ていく。



「皐月!! 片付けてから行きなさい!」

「すみません、片付けといてください!」

 私は振り返って、そう叫んだ後、ダッシュで石段を駆け下りた。

 後ろから何か叫ばれているが、何も聞こえない聞こえない。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ