08 腹ペコガール、見付ける
『……以上が、女王陛下からの勅命だ。』
『御意。』
ここは、王様ドクロお化けさんのお化け部屋。
王様が先ほどとは打って変わって尊大な言葉遣いと態度で、呼びつけた銀ピカ鎧を着たガイコツさんこと銀ちゃんに、女王サンことイリスさんから受けた命令を伝えています。
恭しく頭を下げる銀ちゃん。
こうして見ると銀ちゃんもデカイなぁ。
王様には及ばないけど、主任のサイズの倍はある。
え、私?
私に比べれば見上げるくらい大きいよ、銀ちゃん。
初めて見た時は遠目で分からなかっただけよ。
『女王陛下及びワイトキング様より、貴様を預かることとなったスカルジェネラルだ。良しなに頼むぞ、スカルメイジの娘? よ。』
あ、コイツ今、娘、ってところでつっかえた。
そりゃそうか、見た目じゃ全然分かんないからね。
見抜いたイリスさんが凄いのか。
それともコイツ等がポンコツなのか。
きっとポンコツなんだろうね。骨だし。
え、私に言われたくない?
あーあー、聞こえませーん。
まー、でも、こんな煌びやかな銀ちゃんがヘコヘコする相手だから、本当に王様って身分が高いんだね。まぁ、王様だし。
“進化” って言っていたから、私もいつか王様みたいなビッグな女になれるのかな?
あ、でも嫌かも!
こんなデカイ身体ってどうよ? なってみないと分かんないだろうけど、ちょっと抵抗があるなぁ。
『さて娘よ。そしてレイスよ。行くぞ。』
王様に深々と挨拶をした後、颯爽と踝を返す銀ちゃん。さすがに私も慣れましたよ。主任に睨まれる前に頭くらい下げますよ。
これからお世話になる新たな上司、銀ちゃんの前だからねー。極力イイ子ぶらないと、後が怖い。
これ以上、問題児認定なんてまっぴらだ!
ボロが出たらどうしよう。
私、すぐボロが出るからなー。
料理する時は完璧を目指すからすっごく集中するんだけど、他は集中力が持たない。ミサキやハナちゃん達に『アヤカはポンコツみが酷い』って言われるくらいだし。ギギギ。
それよりも、聞いてくださいよ!
イリスさんの部屋を出た後ですよ。
またしても! あの! 長い道程を!
徒歩で! ここまで帰ってきたんですよ!?
マジであり得ない。
イリスさんに言われたでしょ?
“丁重に扱え” って。
こちとらヤワな乙女よー!
女子高生よー!
何で遠足どころか登山級の行程を歩かせるねん!
しかも往復、そっこーで往復!
途中休憩、無し!!
精神的にクタクタですよ。
それ以上に、お腹が空いたんですけど!?
何度も何度も思うんだけど、どうして骨ボディなのにお腹が空くんですか!? 私のどこに満腹中枢が付いているんですか!? そしてどうやってこの空腹感を満たせばよろしいでしょうか?
もー、イヤだー。
私の人生において、ここまでお腹を空かせたことはあったでしょうか?
いや、無い。
倒置法を使っちゃうくらい、無い。
腹ペコガール、餓死レベルで腹ペコになる。
自覚あるんだけど、普段アホみたいに食べている私でしょ? 燃費が超悪いの。そんな私がゴハン抜きを1日どころか、1回でもゴハンを抜けば軽く餓死できる自信がある。
そんな私が、ここに来て何時間!?
一度も食べ物を口に入れないなんて!!
本気であり得ない。
マジで餓死する。
骨だけど餓死する。
あり得ない?
ガイコツボディなこと自体があり得ないんですよっ!
お腹空いたーー。
そう思えば思うほど、空く腹。
どないせーっちゅーねんっ!
『しかし、この娘に知能と自我があるのか。些か信じられないな。』
『ジェネラル様。私めもです。だが現に自ら進化を果たし、恐らくですが何かしらの称号の、スキルを放った形跡が見られます。……女王陛下は、神の思し召しともおっしゃっておりました。』
『うむ……。いずれにせよ、早々と進化を促す事が我らの使命であるな。』
私が腹減ッタ! と心の中で大騒ぎする中、銀ちゃんと主任が神妙に話し合っております。
我らの使命と来たか。
せいぜい大切に扱ってくださいな!
それよりも、この骨ボディってゴハン食べられるんですかね? 食べられるなら、そりゃもう付き合いますよ、どこまでも。
進化でも、あのキショいG軍団をバタバタと倒すのでも、何でもしますよ!
ゴハンが、食べられるならっ!
だけど、期待は出来ないな。
往復の道中だけど、私は見ていたわけですよ。
目ざとく厨房があるかどうか。
食事しているガイコツさんとかドクロさんとか。
いやー、皆無でしたね。
当然っちゃ当然なのかもしれないけど、ええ、絶望っすよ。ガッカリっすよ。ガリガリなだけに!
コイツ等、マジで食事不要なボディなのか。
じゃあ、この空腹はどこから来るの?
……振り出しに戻るわけですよ。
もう、何がなんだか。
はあああ。私、何か悪い事したのかなぁ。
◇
『ここだ。』
銀ちゃんの先導で歩くこと30分程?
またまた大きな扉の前に立ちました。
だけど王様部屋の悪趣味扉とは違い、普通の木で出来た観音扉でした。
なんか、安心するなー。
で、ここが何?
……何て疑問に思っていたら。
『ここは我が軍の武器庫だ。本来スケルトンや貴様たちスカルメイジなど、生み出した時に派生する量産品で事足りるのだが、女王陛下の御命令とあらば、ここに安置されている物を扱うのが良いだろう。』
わ、ここ武器庫なの!?
そう言えば、イリスさんは “武器を自由に選ばせろ” って言っていたからね。
そうかー、武器庫かー。
現代日本人、特に女子高生には全く縁のない場所だよね。だからか。オラ、すごくワクワクすっぞー!
ちなみに私はスカルメイジ。
つまり、魔法使いよ。
ま・ほ・う・つ・か・い♩
三角帽子とか、某プリティなガールたちが持つようなキュアでキューティな魔法アイテムが有ったりなんかして!
やっばい、テンション上がってきた。
グフフフフフ。
『我ですら入るのは初めてあります。』
おっと主任!
良かったじゃないですか。
優秀な部下に恵まれたことで、入室不可だったところに入れるんですよ! だから問題児認定は撤回してください。はよはよ。
『ギィッ』
銀ちゃんが扉に触れると、一瞬ボヤッと光ったと思いきや、木の扉が勝手に開きました。
どうやらこのお城の扉は全部自動ドアっぽい。
たぶん魔法パワーなんだろうけど、やけにハイテクだな。世界観よ、仕事しろ。
『さぁ、選べ。』
えっ。
選べって……。
銀ちゃん……。
何この、部屋はーー!!
もう、滅茶苦茶!
剣だ鎧だ兜だ、あちらこちらに散乱していて何がなんだか分からない。
それに何故か、お仲間でいらっしゃるはずのガイコツさんの死骸(?)がそこら辺に転がっているじゃありませんか!
良くて、ゴミ置き場。
悪くて、遺体安置所。
おおい、ここから私にピッタリな装備を選べってことかい!? マジでいい加減にせーよ!
こんな部屋、ママが見たら怒り狂うだろうな。
ママの家事スキルは天井知らずだけど、同時に娘たる私たちにそのスキルを要求してくることがあるから性質が悪い。
私は料理スキルはそれなりだけど、可愛い妹ミサキちゃんはそうではない。
そして、双子姉妹揃って片付けが苦手。
特にミサキは酷い。
ネイルセットやその残骸をあちこちに放置するから、よく怒られている。
同時に私まで一緒に怒られる。
ミサキは可愛くて大好きなんだけど、自分で散らかした物くらいは自分で片付けて欲しい。
あ、何かママとミサキの『お前もな!』というダブル声の幻聴が聞こえた。
あーあーあー、聞こえませんー。あーあーあー。
まぁ、放っておけば森盛姉妹の部屋の成り果て様みたいな武器庫から、私ぴったりの装備を見つけよ、というミッション。
うーん、逃げたい。
ここからプリティでキュアなアイテムを見つけるのは無理じゃね?
……逃げたい。
だけど、銀ちゃんと主任が、入口を陣取っている。
選ぶまで逃がしてくれる気配がない。
……しゃーない。
とりあえず、足場をよたよた歩きながら、山積みのアレコレをごそごそと漁って見る。
適当に手に触れた物を引っ張ってみる。
うげぇ!
これ、人骨やんけ!
いや―――っ!
◇
そんなこんなで漁る事、何時間か。
やっと見つけました、先端に宝石の付いている棒を。
これぞ魔法スティック!
幼女垂涎のキラキラアイテムを見つけました!
あるよねー、こういうの。
私も小さい頃、憧れた記憶があるわー。
いつしか、その憧れがサッパリ消えてしまったんだけどね。悲しいよね、大人になるって。
でも、骨となったアヤカさんはやけっぱちで魔法少女をマジで、ガチで、目指してみますよ!
何て言ったって、スカルメイジ!
魔法使いですよ。
ま・ほ・う・つ・か・い♩
しつこい? すんません。
で、今見つけた魔法スティック。
先端にはひし形のアレキサンドライトみたいな輝きを放つ宝石に、銀色の取っ手。見るからに高価そうなスティックでございます!
『ほぉ、それを選ぶか。』
感心したように銀ちゃんが声を上げました。
どうやら、銘のあるスティックなのか。
『ジェネラル様、あれは……。』
『遥か昔、女王陛下の戦利品の一つだ。』
ん? これ、イリスさんがゲットした物なの?
勝手に貰っていいのかな?
あ、でも武器は自由に選べって命令ですからね。
へへへ、じゃあ自由にさせてもらいやす。
現金なアヤカさんですね。へへへ。
って、重っ!?
何このスティック! めちゃ重なんですけど!?
一応持てるは持てるけど、両手でしっかりと掴んで力まないと持ち上げられない!
今、めっちゃ踏ん張っているんですけど、腰のところまでしか持ち上がりません!
見た目は棒切れ、中身は何十kgはあるダンベル!
あ、無理だわ、これ!
すんません、落とし、ちゃったぁ!!
『カランッ』
って、えええええー!?
重さ的に『ドゴン』とか『ズゴン』とか響くと思ったのに! 『カランッ』て、何その控えめで可愛らしい音は!?
むしろ、今落ちたところの盾っぽいのをグシャッと潰すかと思ったくらいよ! どゆこと!?
『ハハハ、そうだろそうだろ。それは装備が出来ぬだろ。スカルメイジの貴様では、まだ早いわ。』
銀ちゃんが盛大に笑う。
くっそー! 知っているなら先に教えろよ!
てか、物理の法則を乱してない、このスティック!
ああ、腹立つー。
お腹空いてイライラしているから余計に腹が立つ!
ん? これならどうだろうか。
足元にあったのは、かの魔法使いGが持っていた、仙人っぽい木製の杖。
『ふむ。スカルメイジならそれだな。』
今度は先に銀ちゃんが教えてくれました。
最初から教えてよね、銀ちゃん。
ま、でもこれはこれで魔法使いっぽいよね。
絵本とかで見る魔法使いも持っていそうな感じだし。
では、いざ。
……って、重っ!?
これも、重っ!!
何この仙人杖!
先端のくるんと丸まっている部分に、鉛でも入っているんじゃないの!? さっきのプリティな魔法スティックと重さ、あまり変わらないんですけど!?
『どうした、娘よ。』
『それは最下級の杖ぞ。』
銀ちゃんと主任が立て続けに首を傾げながら言うけど!? これ、最下級の杖? 嘘でしょ! ダンベルの間違いでしょ!!
あー、ダメだぁ!!
『カランッ』
って、おおいっ!
君もなの? 君もなのかいっ!?
『ドゴン』とか『ズゴン』とかではなく、木の棒切れみたいな乾いた軽い音を立てるんですかい?
えー、どういうこと?
私、杖とかスティックとか持てない呪いでも掛かっているの?
見た目確かに骨だし、こんなガイコツちゃんになったことを考えると、それはそれは、壮大な呪いが掛かっているのでしょうけどね!
うーわ、どうしよう。
恐る恐る後ろを振り返りますが、銀ちゃんも主任も『何してんの、お前?』って顔で見ていますわ。
こっちが聞きたいわっ!
『どういう事だ?』
『私めには、皆目見当つきませぬ。』
完全に呆れる銀ちゃんと主任。
えー、これ、私が悪いの?
もう! なんなのよ!
改めて足元やら色んな場所をガサガサ漁ります。
結論から言うと、魔法杖的なものは全て全滅。
見た目に反して、くっそ重いんです!
魔法使いってマッチョなゴリラしかなれないの?
それってガイコツは全般的にNGじゃないの?
てか主任!
あなた、魔法スティック持っていたじゃない!
実はゴリラなの!?
ゴリラでしょ!
殴れ! 魔法に頼るな! G如き、殴れ!
絶対そっちの方が強いって。
あー、嫌になる。
……ん?
嫌気が差して適当に漁る私の足元に、何やら見慣れた形状の物。その上に乗っている鎧やら盾やら骨やらを避け、その見慣れた物を露わにする。
こ、こ、これはっ!
長細い片刃。
黒々とした、取っ手。
鍔も無く、ただ包帯のような布に包まれた道具。
私はスルスルと、丁寧に布を解く。
これは、この形は!!
筋引き包丁ではありませんかっ!
ただ、単なる包丁ではない。
大きさは、私の身長ほど。超でっかい。
取っ手は握れるサイズだけど、刃の部分がいかつい。
私はその特大筋引き包丁を掲げて、見上げる。
……ん? こんなにデカイのに、普通の包丁レベルの重量しかないぞ? なんだ、これ?
『そ、それは!!』
銀ちゃんがすごく焦ったような声を上げる。
『まさか、斬魔刀を持ち上げられるのか!?』
は?
ザンマトウ?? この筋引き包丁のこと?
確かにでっかいけど?
杖やスティックに比べれば、めっちゃ軽いですよ?
『斬魔刀ですと! 馬鹿なっ!?』
えー、主任までそんな事言うんですか?
あなた、見た目そんなだけどゴリラでしょ?
持てるって、これ。軽いって。
私は軽く、そのザンマトウやらを振ってみる。
うん、軽い軽い。
現実の包丁を振っているみたいな感覚だ。
わー、しっくりくる。
やっぱ私と料理人の魂たる包丁とは相性が良いんだろうね。
……包丁を凶器として扱うのは、料理人として有るまじき行為だけど。
でも、これ見た目は包丁だけど、この大きさは料理用には思えない。ザンマ刀って言うくらいだから、刀の一種でしょ? じゃあ武器よ、武器。
ブンブン揮う度に、何か、銀ちゃんが『お、おい!』とか『正気か!?』とか言っているけど、何かやばいの?
『ジェ、ジェネラル様。あれは……。』
『ああ。妖刀 “斬魔刀・崩天”。憤怒のレヴァスが所持していた魔剣の一つだ。とても我らが揮える代物では無い……。』
なんだって?
レヴァス?
誰、それ?
どうやら、この特大筋引き包丁も他の武器と同じくイリスさんの戦利品っぽいのね。
うーん、憧れた魔法スティックは全部ダンベルだったから持てなかったけど、私的に愛着のある包丁の方がしっくりくるし、何より軽く持ち上げられる。
よし!
筋引き包丁(特大)、君に決めた!
……これで、魔法が放てるのかな?
何となく無理っぽいよなぁ。
魔法使いへの道は険しい。
口をあんぐり開ける銀ちゃんと主任だけど、何とか意識を戻したらしく、武器を選び終えた私に甲斐甲斐しく服を見繕ってくれた。
これが、真紫のローブ。
THE・魔法使いって感じ!
これは普通に着られた。よかった、Zな戦士が着ているようなくっそ重い服とかじゃなくて。
で、私も見付けちゃったんですよ!
この真紫ローブとセットだったんじゃなかって思える、紫色の三角帽子を!
これを被ればあら不思議!
マジカル★アヤカちゃんの出来上がり!
骨だけどねっ!!
……えーっと、鏡が無いから分からないけど、たぶん私はアンバランスな格好をしているに違いない。
見た目は骨の魔法使い、手に握るのはいかつい筋引き包丁。こんなんが目の前に現れたらトラウマになるのは必至ですね。すっげぇ嫌よね!
『娘よ。本当に何とも無いのか?』
『正気か?』
で、何故か何度も何度も、銀ちゃんと主任が私の様子を聞いてくる。
どうしたの、君たち?
そんなに私の恰好が変かね!?
自分でも思うよ。めっちゃ変だって!
でも何ともないし、正気だし。
こんなでかい包丁を喜んでブンブン振り回す女が正気かどうかは知らないけど、私は正常ですよー。
お腹はすっごく減っているけどね。
『大丈夫、みたいですね。』
『うむ。女王陛下や王がおっしゃった通り、この者は埒外の存在なのかもしれんな。』
何か、勝手に納得しています。
ただ、埒外ってちょっと失礼ねー。
まぁ、普通じゃないのでしょうね。
だって、中身は現代日本の女子高生ですから!
そんな女子高生たるか弱き乙女に、こんな格好させて喜んでいるなんて役得だと思え! 知らんけど。
◇
『さて。貴様はこのレイスと共に我の庇護下として今後共にしてもらう。』
改めて銀ちゃんが神妙に伝えてきます。
はいはい、イリスさんの命令ですからね。
って、主任も?
やー、何だかんだ、お世話になりますね。
そこに、別の主任がフヨッと飛んできました。
『ジェネラル様。本日の準備が整いました。王もお見えです。』
『分かった。』
本日の、準備??
『レイス。娘よ。こっちだ。』
銀ちゃんが促すまま、後を着いて行きます。
あれ? 心無しか震えていませんか、主任。
ゴリラのくせに、どうしたのかしら。
銀ちゃんは、謎の細い通路へと進みます。
細いと言っても、王様が通るには十分の広さがある通路だけどね、今までのと比べると比較的細い。
その先、ちょっとした階段。
あ、そこを上るのですね。
はいはい。
って、ええええええー!?
『誇り高き我らエンヴィ軍よ!! 決戦の時だ!!』
叫ぶ、王様。
その後ろ、横並びの煌びやかなガイコツさんやドクロお化けさん。
銀ちゃんも、横に並ぶ。
その横に、私も並ぶ。
その前方に見える光景。
数万の、ガイコツ軍団さん!?
あれ、あれれれれ!?
あそこ、私、昨日だか数時間前だか、並んでいたところっすよね!?
えええええええっ!?
『憎きグリードの虫共を、今日こそ駆逐せよ!』
『『『ガチャガチャガチャガチャ!!』』』
王様の声に合わせて、骨を鳴らすガイコツさんたち。
もしかしてだけど?
この壇上に並んでいるのって、ガイコツさんやドクロさん達の中でも選りすぐりの幹部たちだって思う。
うーわ。
マジかー。
一夜にして、すっ飛ばして昇進した気分。
これからマジでどうなるの!?