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100の資格を持つ勇者  作者: 小鳥遊カンナ
ファーイストの英雄
78/119

今日から君はガーディアン②

ー魔法 ナマハゲ召喚をマスターしましたー

※ナマハゲを召喚します。


この空間にいると、精神力の負担が多い。

それでも魔法を使うようになってからは、少しだが耐えられるようになってきていた。


「ナマハゲとは、聞いたことがない!ブラボーじゃないか!見た目にはオーガのように見えるが、さて、腕前の方を見せてもらおうか!」

そう言うと骸骨将軍スケルトンジェネラルは大きな斧をナマハゲに向かって振り下ろす。


ナマハゲは、その斧をなんと桶で受けると、右側に構えていたナタを勢いよく振り、骸骨の顎を斬り捨てた。

こいつの強さは十分そうだ。


ところが、ナマハゲはそのまま追撃するようなことはせず、俺を庇うような体制をとっている。



ー魔法 ナマハゲで一つお伝えし忘れていたことがありましたー

頭の中でアナウンスが声をかけてきている。


「伝え忘れていたことって?」

俺はそのアナウンスに向けて問い掛ける。


ーナマハゲは来訪神、つまり神様です。それも子供達の悪事を戒める存在です。悪事を働く妖怪とは違います。

ですから、基本的に守ることと戒めることを行いますー

「と、言うと。」

ー基本的、防御とカウンターがメインの戦い方になりますー


そうか、確かに暴力に頼る神様なんて見たくはないもんな。



ナマハゲのカウンターの威力は絶大だ。だけどカウンターだけだと厳しい。

甲賀流忍術の手裏剣も、あの鎧を貫通させるのは大変だ。

魔法、毒や酸で鎧を溶かすのは、アレだけの装備じゃ時間がかかる。



「・・・と、するとやはりこれしかないか。」

僕は腰からいつもの長剣を引き抜くと、上段に構える。

とは言っても見よう見真似だ。剣術が使えるわけじゃない。


剣に精神力を纏わせる魔法剣。

発動中は常に精神力を使わなきゃいかないこの技は、今はごく短時間、ピンポイントで発動させたい。


俺は精神を集中させ、そして骸骨将軍スケルトンジェネラルの頭に向けて駆け出していった。

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