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100の資格を持つ勇者  作者: 小鳥遊カンナ
ファーイストの英雄
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腕試しと、精神力と

亡霊戦士ゴーストウォーリアーは、ボロボロの鎧に長剣を一本装備している。長剣も欠けが目立つ。そして何よりそれを装備している戦士が、顔色も青く、皮膚もボロボロだ。見た目には強そうに見えない。

だが、この戦士は怯えることもなく、俺に向かってくる。それが強い。


俺は長剣を振り下ろされるのを大きく右に避けると、腰から藍鉄の短剣を抜いた。

これが腕試しなら、これを倒す必要があるということだ。でもなんでギルドマスターがそんなことを俺に科してくるのかはわからないが、とりあえず早いところ倒したほうがよさそうだ。


俺は剣を構えると、見よう見まねでエポックのように相手の懐に飛び込むように切り込んでみた。

だが、そんな浅はかな攻撃は簡単に躱されてしまう。見た目ほど鈍重ではないのか。


亡霊戦士ゴーストウォーリアーは、俺に向かって剣をめちゃくちゃに振り回してきた。

こいつの攻撃は大振りで避けるのは、簡単だ。飛びのいて、相手との距離をとる。


「避けているだけでは、ダメだ。どうにかしてダメージを与えないと・・・。」

一度、短剣をしまって、今度は長剣を装備する。エポックのようにいかないなら、リーチの長さで勝負だ。

そして、剣に精神力を込めようと念じた・・・。


「なんだ?集まった精神力が散らばっていく?」

いつもと同じように精神力を込めようとしても、まったく精神力がたまる気配がしない。


「ここはね、精神力に負荷をかけるようになっている部屋なんだよ。だから、よりたくさんの精神力を込めることができないと、魔法剣は使えない。それよりも、魔法剣ばかりに集中していていのかなぁ?」

「ッッ!」

気が付いた時には左肩に、亡霊戦士ゴーストウォーリアーの剣の直撃を受けていた。

俺は戦士の足を蹴飛ばして倒す。

傷を確かめてみると、鎧がある程度カバーしてくれたため、それほど深くは切れていなかった。

ヒールをかけて回復したいが、精神力をより使うということを考えると、むやみに使えない。


再び距離をとる。今度はさっきよりもより遠くの場所にポジションをとる。

攻撃は単調だが、当たれば痛いし、回復もままならない。

そして、こちらからの攻撃もうまくできない。剣術のスキルは魔法剣がメインだった。この剣が使えなければ、ほかの手を考えるしかない。

どうする?


新しい資格を思い出して、それを活かして戦うか?

どんな資格があったか?だがそれも精神力を使うものじゃだめだ。


精神力を使わないスキル、そんな便利なものがあったか?


それとも、今あるスキルを使って何とかするのか?


どっちがいいんだ!どっちが正解のルートなんだ?


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