クルトン草原の魔物退治
ギルドカードにはランクがあるということだった。ベルナルドに言われたように職員に聞いてみると
Fランク 冒険者というよりは便利屋。小間使いのようなお仕事が多い。
Eランク 駆け出し冒険者。本格的に魔物を退治するのはこの辺りのクラスから。
Dランク 普通の冒険者。この辺りで一人前としてみられるようになる。
Cランク 上級の冒険者。上位の魔物を相手できる腕前を持つ。
Bランク 街のギルドであれば英雄クラス。努力と才能を兼ね備えたものがなれる。
Aランク 冒険者として極めて優秀なものだけがなれるクラス。いわゆる英雄。
Sクラス 伝説級の冒険者。
ということだそうだ。ランクを上げるには試験を受けなければならないらしく、Cランクを超えるのは、難しいらしい。
「ランクアップも目指したいけど、まずはお金を稼がなきゃ、だよね。」
エポックは受注ボードから、2枚の依頼の紙を剥ぎ取り持ってきた。
『クルトン草原のオオネズミ退治』
『クルトン草原のワルビープランツ退治」
「これなら多分、僕たちでも出来そうだよ。」
「オオネズミはわかるけど、ワルビープランツっていうのは植物かしら?」
「うん、繁殖力が強くて、弱い毒を持ってるらしいけどそんなに強くないらしい。
二つとも同じ場所だし、ここから歩いて行ける場所。
それでいて成功料もそれぞれ出来高報酬。一体につき、鉄貨5枚だよ。剥ぎ取りの素材も手に入るし。
ね、ね、やってみようよ。」
エポックは目をキラキラさせて俺を見ている。
こういう目をした時のエポックは、止まらない。でも、そういうところがエポックの良さだよなぁ。
「いいじゃないか、やってみよう。
俺たちの冒険者としての初仕事だな。」
「そしたら、薬草とか少し用意してから行かないといけないわね。
でも、ちょっと楽しみかもしれないわ。」
セーブもふふっと笑みを浮かべて嬉しそうだ。
俺たちは、というよりもエポックは手早くクエストの受注の手続きを済ませた。そして、薬草も少し多めに買い込んだ。
そして、歩いて一時間程度のところにあるクルトン草原に向けて出発したのだった。




