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100の資格を持つ勇者  作者: 小鳥遊カンナ
ファーイストの英雄
33/119

丸薬作り

「・・・、そうか俺たちあのまま寝てしまってたんだな。」

俺たちが横になったのはまだ夕方だったはずだ。しかし窓から射し込む光をみると早朝だということがわかる。

まだエポックやセーブはすやすや寝息を立てている。



俺は起き上がると、首をコキコキ鳴らして部屋の椅子に腰掛けた。

あの時は、別の宿を探すほどの心に余裕もなかったけど、意外と良い宿を見つけたかもしれない。

十日で銀貨一枚、ご飯付き。部屋は丁寧に掃除がされている。昨日の晩飯は食べ損ねたが、今日の朝飯は楽しみだ。

まだここに来て、雑草粥や穀物粥のようなものしか食べていない。いや、味は思ったほど悪くないのだけど、やっぱりエネルギー不足だ。


・・・。

思えば、ホント数日でいろいろあったよなぁ。

山賊相手に、ゴブリン相手に、戦った。

最初は宿も無く床に寝そべったり、大変だったよな。


今、こうしてきちんと宿に泊まって過ごしているのは少し不思議な気分だ。



「・・・そういえば。」

俺はアイテムボックスから、モエギ苔を取り出す、これは薬になるとセーブが言っていた。

俺は甲賀流忍術が使える。そして甲賀流に伝わる忍術は丸薬作りがあるので。

ここまでいくつか集めてきたゴブリンの角。これを細かく削り、そこに石のナイフで刻んだモエギ苔を混ぜ合わせる。

灰色の粉末が、モエギ苔の汁気と混ざって淡く緑色に光っている。

俺はそれを丁寧に小さく丸めていく。

すると、緑色の小さな玉が10個ほど出来上がった。

ー毒消しの丸薬(中級)を調合しました。ー

※毒を中和する効果のあるゴブリンの角と、薬の効果を上げるモエギ苔を調合したもの。広い範囲の毒を中和できる。


ソーダタケも調合したかったが、これは茹でないと毒がある。また後にしてみよう。

そんなことを思っていると


「うにゃ・・・、よく眠れた・・・。」とエポックが起き上がってきた。



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