ソーダタケ
洞窟の中は綺麗な苔で覆われていた。
俺が想像したような、モンスターとかコウモリが襲ってくると言うこともなく、さほど複雑な道でもなくほぼ一本道だ。
歩く地面にも苔が生えているので、ここがほとんど使われていないと言うことがわかる。
「あっ、きのこが生えているわ。」
と、セーブが一角を指差した。
そこには地味な色のキノコがたくさん生えている。
「うーん、僕はこのキノコを見たことないな。食べ物だけど、毒だと困るよね。」
「私のデータベースにもないわね。
ね、ちなみにジンバの力で分かったりしないかしら?」
と、少し期待を込めた目で俺を見てくる。
「そんな都合のいい・・・ことが、あるな。」
そうだ。アレは長野県のキノコ工場に派遣されてたときにとった資格。
俺はスペシャルキノコマイスターだ!
ースキル キノコマスターをマスターしました。
※キノコに関するスペシャリストの称号です。
ん?心なしかいつもよりも早くスキルをマスターできたような。
そりゃそうか。何せスペシャルキノコマイスターだからな。うんうん。
早速俺はキノコマスターのスキルを使ってみる。
あのキノコは「ソーダタケ」だ。
薬効があるキノコ。毒が少しあるので、水にさらすと良さそうだ。希少価値はやや高い。
おすすめの調理方法は、煮物に入れると良さそうだ。
調理方法までわかると言うのは凄いな。流石、キノコマスターだ。




