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100の資格を持つ勇者  作者: 小鳥遊カンナ
序章 ものがたりのはじまり
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整理収納は異世界でも大切です。

「冒険日和、だよねー。」

呑気に背伸びをしながらエポックは言う。


次の街を目指して俺たちは山道を登っていた。


山道だけあってこれまでの村から村への道と違って魔物も多少出てくる。

ところがこの辺りにいるのはほとんどがゴブリン、そのためほとんど苦戦はしなかった。


それは、俺たちが戦闘系ジョブ等になれたこと。だけではなく、旅立ちの日の朝、村で装備を整えられたからだ。



ー数時間前ー


「山賊たちとの戦利品です。」

サロマはそう言って並べられた武器や防具を見せてくれた。


この世界では倒した相手の装備をもらうと言うことは当たり前のことらしい。

とはいえ、全部はとてもじゃないが持ち運ばない。

あの山賊の頭が持ってた斧なんか、両手でも持つので精一杯だ。これを持って山登りはできまい。


とりあえず、俺は刃こぼれのしていない長剣と、革をなめして作られた鎧を貰うことにした。


エポックもセーブも、それぞれ何か貰ったらしい。


残りは村で役立てて欲しい。とサロマに伝え、俺たちは旅立つことにした。





「馬や馬車、もしくはアイテムボックスがあれば、もう少しもらえたかしらね。」

とセーブが呟いた。


馬か・・・、ファンタジーと言えば確かに馬車が欲しい。

歩いての旅は意外と疲れる。それに歩いて消耗すれば精神力が減ってしまう。

アイテムボックスというのもファンタジーの世界ならではで試してみたい。



馬車は、さすがに馬がいなければどうしようもないが、アイテムボックスはスキルだろう。

これなら何か資格で似たようなものは無いだろうか?




うーん。

アイテムボックス・・・。


つまりはアイテムを自分のもつ空間に収納するスキルだ。

収納・・・か。


そういえば、何でも屋をやってたときに、家の片付けに役立つ資格として、ユーキャ○であの資格を取ったな。


「整理収納アドバイザー」

片付け方だけでなくて、空間の活かし方も学んだよな。

詰め込むだけじゃなく、今ある空間に適切にしまう。それが大事だって教わったな。


俺にとって、今ある空間は分からないが、あるとすればアイテムボックスだ!


「整理収納アドバイザーの俺ならアイテムボックスも使えるはず・・・」


ースキル アイテムボックスをマスターしました。ー

※アイテムを収納できます。範囲は自分の魔法力に応じた大きさのアイテムボックスとなります。




「よっし!これでアイテムの持ち運びは楽になりそうだ。」

俺は早速アイテムボックスと唱えてみる。

すると、目の前に箱が現れる。

大きさは、枕くらいだろうか。

思っていたよりも小さい・・・。中の大きさを測るために長剣を入れてみたが、半分も入らない。


「今後に期待だな。」

俺はとりあえず、さっき装備を付け替えたときに外した木の皮の胸当てと小石をしまっておくことにした。

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