特別教育三兄弟
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自分の過去を振り返る。
前世では、契約社員やフリーター、アルバイターで食いつないできた俺だが、きっとこの世界では色々な適性があるはずだ。
・・・魔法にも、スキルにも幅広さがある。でも、武器を使う適性は少ない。
そうか、武器適正に当てはまるような資格が、無いのか。
例えば剣道指導員とか段位なら、剣の適正があるのかもしれないけど、そういう資格は持ってないな。
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いや、マズいぞ。このままじゃ、市民コース待ったなしだぞ。多少忍術が使えても、武器が使えなきゃダメだ。
・・・何かないか、
刃物系の資格。
そういえば、あの資格はどうだ。チェーンソー!
公的な仕事でチェーンソー使うときにとった「伐木等の業務に係る特別教育」
チェーンソーは、刃物だ!
・・・いや、さすがにこじつけが過ぎるか?
なら、刈り払い機を使うときにとった「刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育」
これは?・・・ダメか。対象が草だもんな。
スキルをゲットできると、アナウンスがなるもんな。
と、すると。これはどうだ。
「丸のこ等取扱作業従事者安全衛生教育」
信じろ、これだけ電気を使うとはいえ刃物の適性があるんだ。
異世界にチェーンソーはなくても、刈り払い機はなくても、丸のこはなくても、こんなような刃物はあるはずだ!
ースキル 「魔法剣技」をマスターしました。ー
※ 剣に魔法を纏わせることができます。使用中は精神力を消費します。
ースキル 「植物斬り」をマスターしました。
※植物系の魔物に対して大ダメージを与えます。
ースキル 「刈払い」をマスターしました。
※農民のスキル。高速で刈払いが出来る。収穫に便利。
やった!ゴリ押しだけど、イケた。
チェーンソー、刈り払い機、丸のこ。
確かに異世界にしてみれば魔法剣に見えなくもない。と、思う。
おまけに「植物斬り」と「刈払い」もマスターした!
「刈払い」は農民スキルだけど、「植物斬り」は使えそうだ。
ー「今回は、資格を三つも持ち出されたからサービスしましたけど、本当はちゃんとした武道の資格じゃないとダメですからね。」ー
アナウンスさんに釘を刺された気がした。




