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100の資格を持つ勇者  作者: 小鳥遊カンナ
Cランク試験
106/119

お宝発見ウルトラ大作戦②

(さ!気張っていくよ!)

アタイは心の中でそう叫んだ。



「これまで、ディーアンネはいろいろな音から、価値のあるものを探そうとしていたんだろ?」

「ああ、貴重な金属とか、素材は、叩いた時に音が違ったりするし、古い紙で作られた本は、めくる音が違うからね。そういうのを見つけることができれば、価値のあるものは見つかるだろうからさ。」


「そしたら、当然。ほかの受験者の声だって聞こえるでしょ。」

「そうなんだよ、うるさくってかなわないんだよ!」

ディーアンネは少し苛立って答える。確かに聴力の良い彼女にとって、この喧騒はうるさいのだろう。

その様子を見たジンバはにんまり笑って。

「そこなんだよ。もう、金属音や本のページの音なんて聞かなくていい。

その代わり、ここにいる受験者たちの声を、よく聞いてほしいんだ。」

「はぁ?それをして何の意味があるのさ。ここにいる連中は鑑定ができないんだから、そんな奴らの情報に価値なんて……。」

「ないとはわからない。ゼエツのように決め手に欠けても、ヒントになる情報を集めている可能性もある。その情報を集めることができれば、たとえ一つでは価値がなくても、いくつか集まれば膨大な情報になるだろう?」

今度のジンバの表情は真剣だった。

「大変だと思うんだけど、ひそひそ声を聞き分けられるディーアンネさんにしかできないんだ。

やってくれるかい?」

その言葉にディーアンネはジンバに向きなおり

「やってやろうじゃん!このディーアンネに任せな!」

と拳を握り締めていた。



「……の金属は……紋章が……。」

「古代遺跡の……、文様の………。」

「この…………には、……という意味が込められていて……。」

「旧王宮……、で食べた……が……でな。」

「いや、あの……の、あの子が……いい尻を……。」

「この文字……で書かれているの?……の特徴?やだ、これ……じゃない。」

「……には、……の特徴的な?……これは、なんだ、……か。」

「……の輝きは、まさに……といえる。……の……にな。」



(情報量が多くて頭が割れそうだ、この情報は……、ガセ……この情報も……意味がなさそうだ。

意味のある情報……、ん?この情報は?)


「……価値の……そうだ……、と、すると……。」


小声で話されているその声にアタイは耳を傾ける。


「……昔は……、…飾りや…………に………羽根が使われてたそうだぞ……。」

「おい……まじかよ。その情報がホントなら……。」

「シー!だが……にはわからない……。」

「クソッ、それさえわかれば……。」


(この情報は!使える、それにさっき聞こえた奴らの話を総合すると、アレはもしかして!)


「まずは第一関門、このディアーンネが集めた情報、しっかり役立てるんだよ!!」

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