主要登場人物紹介
チーム ファーイストの英雄
ヒト族のジンバ、ハーフエルフキャットのエポック、妖精族のサーブの三人で構成されたチーム。まだ経験は浅いがその腕前はギルドマスターが認める程の力を持っているらしい。
ジンバ
ジョブ 市民→魔法剣士
性格 おひとよし
元派遣社員。生前は一生懸命勉強して100を超える資格を取っていたが、報われることなく同僚の運転するフォークリフトに轢かれて生涯を閉じる。その後、世界の約束から外れたため、女神様に誘われて異世界に転生する。
転生時に若返ったが、見た目は中肉中背の普通の男。顔がかっこいい訳でもないし、強い訳でもない。
生前に得た資格をスキル、魔法に変えることができるが、逆に資格に関連のないスキル、魔法を身につけることができない。
性格は、流されやすく、お人好し。精神面も至って普通の人間のため、最初は人を殺した事実や魔物との戦いで憔悴してしまっていた。
「自分でなんとかしよう。」と考えてしまうことも、多いがエポックやセーブとの出会いでだいぶ改善された。
エポック
ジョブ 市民→スカウト
性格 ろまんちすと
黒猫族とエルフ族のハーフの少女。なので、黒猫族と比べると身体的技能に劣り、エルフと比べると魔法能力に劣る中途半端な能力の持ち主。
心の強い冒険者に憧れていて、弱い者や困っている人を助けることが自分の使命だと思っている。そのため人から頼りにされることが好き。自分にできないことをやってのけるジンバには憧れの想いがある。
ジンバの能力でスカウトに転職、その後はファーイストの街でアルフォートの特訓を受けたことで、それなりの冒険者の腕を身につけた。
特技は二刀流で、抜刀して斬りかかる戦い方を好む。興奮した時に語尾に「ニャ」をつけることもある、僕っ娘。
セーブ
ジョブ ヘルパー→ヴァレット
性格 かほご
ジンバのヘルプ機能から生まれた生命体。ジンバのイメージをインストールしているため、妖精族の少女の姿をしている。
当初は妖精の口笛で眠らせることがメインで戦うことができなかった。チュートリアルジョブのヘルパーからヴァレットにクラスチェンジしたことで、支援系のスキルや魔法を身につけることができた。
マルチタスクな能力の持ち主で、ギルドで働いていた時は山ほどある仕事をこなしていた。
ジンバのことが気になるが、自身があくまでもヘルプ機能の一つであることを意識しているので、行動を起こさないようにしている。
ジンバのヘルプ機能であるが、独立した存在のため、彼が死んでも一緒に死ぬことはない。