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炎の斧士  作者: 手羽先丸
第2章-男が修行する時は、必ず目指すものが必要である。
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第14話-オッサンと呼ばれたくない奴は、人をオッサンと呼ぶことに抵抗が無い。

活動報告に初コメント貰いました!ペアぐま様ありがとうございます!活動報告って何書けばいいんですかね?

73,74,75,76,77,78,79,80,81.82.83.84.85.86.87.88.89.90.91,92,93,94,95,96,97,98,99件目のブックマークありがとうございます!


祝!総合PV11000突破!

祝!総合評価200突破!

道場の中に入ると、意外に綺麗で、新しいわけではないが手入れはちゃんと施されてるように見えた。

オッサンは着替えてくる、とだけ言ってどっか行ったのでここにはいない。


「あの……いきなり師匠と模擬戦って大丈夫ですか?」

「オッサンがどれだけ強いかは知らないが、負ける気がするな」

「自信満々に言う言葉じゃないですよ?それ」


ミシェルが呆れたように言ってくる。

それなら俺も言いたいことがある。


「なんでミシェルはあの時、男達を殴り倒さなかったんだ?」

「え………?」

「少なくても俺よりは強いだろ?おまえ」


危険察知に反応したからな。それがなかったら絶対分からなかったが。


「この道場、というより格闘技の極意の為なんです。『戦わずに勝つ』ていう」

「『戦わずに勝つ』か。冒険者には不可能な極意だな。素材が剥ぎ取れない」

「確かに冒険者の方は魔獣や魔物を討伐するのも仕事ですしね。でも僕には、格闘家には大切な言葉なんです。この言葉をどう解釈するかで拳の強さが決まるって言われるほど」


俺にはそこまで深い意味には聞こえない。つまり、才能無いかもしれない。

これって必要以上に戦うなっていう意味の言葉じゃないのか?


「俺は格闘家じゃなくて斧士だからな。極意までは辿り着けないかも知れない」


俺の斧士としての極意は『最大火力で吹き飛ばせ』だし。全然極意じゃないな。


「準備は出来たか?アルテマ!」

「ああ」


鎧脱いで斧を2本アイテムボックスにしまうだけだったし。


「ミシェル、審判を頼んでいいか?」

「はい!」

「ルールは簡単。相手が降参するか気絶するまで戦う。武器は使わない。道場から出ない。この3つだけだ」

「分かりやすいな」


俺とオッサンは互いに構えて見つめ合う。なんか文面だけ見ると気持ち悪いな。


「では模擬戦、開始!」


俺は開始と同時に懐に飛び込み腹を殴る。と見せかけて男の急所を狙って蹴る。が、


「うお!おまえ、結構えげつねぇな」


簡単に避けられた。一応そのまま次の動きに繋げるが、簡単にいなされる。

力技は無理そうだな。なら、アレを使おう。絶対相手の意表を突ける筈だ。無理かもしれないが。


「ふむ。力技が効かないと思ってゆっくりと歩いて来るか……。浅はかだな!」


危険察知が反応したのでしゃがむと真上にオッサンの蹴りが通った。

全然見えないし予備動作がない。恐ろしすぎる。


「まだまだ行くぞぉ!」


来なくていいです。

避ける避ける避ける……今!


「どうした!避けるだけでは勝てん……お?」


オッサンの腕を押さえて接近。

そこでヘッドバッド(頭突き)を発動。


「ちょ……グフゥ!」


顔が上を向いた。もう一度急所を狙って蹴る。今度は当たった。


「グギョォ……」


謎の奇声を発するオッサンの腕を離してバッグステップ。

そこからライダーキックとマジックキックを同時に使って炎を纏うライダーキック!

なんか現実で見たことある気がするが、気にしない。


「甘いわぁ!」


足を掴まれた。ヤバくね?


「うおおおおお!」


ブンブンと振り回され、投げられる。


ーードターン!


ドアを突き破って外に出たので俺の負けだ。

最初から勝つ気なかったけど。


「勝負有り!アルテマさん!大丈夫ですか?」


急所蹴られたおまえの師匠の心配はいいのか?ミシェル。

笑顔でポーズ取っているが膝震えてるし。あのオッサン。

道場の中に入ると


「思ったより強かったな!しかしアレは格闘家というより戦士の戦い方だったぞ!」

「そりゃあ、俺は斧士だからな」

「おまえ、斧士の癖に〈格闘術〉のスキル持ってんのか!面白えな!」

「斧士が常に斧を持っているとは限らないからな」


飯食ってる時とか、斧が折れた時とかな。


「おめえの弟子入りを認める!おめえは才能あるぜ?5年に1人のレベルだ」


才能、あるのか?

オッサンが言うんだったら間違いない、と思うけど


「まぁ、ミシェルは万年に1人の才能だけどな!俺より強いぜ?」


ミシェル、そんなに強いのか。

別に俺は格闘術一筋じゃないから追いつく気はないけど。


「D級冒険者になるまでは通い続けると思うから宜しくな」

「D級になったらなんかあるのか?」

「転職するんだよ。後、魔術を学びに南へ行く」

「南……マジクか?遠いぞ?」

「承知の上だ」


その後はミシェルとオッサンの2人に道場のルールやら流派のうんたらやらを聞いた。

正直どうでもいい言葉は覚えてない。

道場を出る時に、良い武具はどこで作ってもらえるかを聞くと、やはり大通りの武器屋が1番良いらしい。


「この紙渡したらオーダーメイド、作ってくれるぜ?」


と、よく分からない記号が書かれた紙も渡してきた。


「やっぱり良い店は立地条件が良い場所にあるんだな」


裏路地で武器屋を探そうかとすら思っていた俺の呟きは大通りの賑やかな声に掻き消された。



アルテマさんとマッチェさんの喋り方が似てて辛い……。エキスクラメーションマーク(!マーク)付けないと分からなくなる時がありそう。

今日は予定が詰まってるので0時の更新は難しいかもです……

感想、評価お待ちしています!


次回、自由な世界では絶対と言う言葉は使われない筈である。


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