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炎の斧士  作者: 手羽先丸
第2章-男が修行する時は、必ず目指すものが必要である。
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第10話-摩訶不思議だと思うのは、自分がその物事について知らない事が多いからである。

余裕かと思って書き始めたら、全然描き終わりませんでした( ;´Д`)

自分が2000字書くのには2時間必要みたいです。

ステータスの確認が終わった後、俺は今さっきと同じように道を歩いていた。

悪く言えば、歩いただけだった。


「そんな簡単に見つかる筈もないかぁ……」


ラノベの主人公に成りたい。なんせ女にはモテるし困ったらすぐに解決する。羨ましすぎる。


俺なんてナンパされている少女を助けたら既に仲の良い男がいる。ギルドに行けば無駄に明るい大男が飛んで来る。犬の散歩の依頼を受ければ引きずられ、兎を狩りに行けば犬に邪魔される。デカ犬に勝って帰ってみれば受付嬢に怒られる。悲鳴が聞こえて駆けつけて見れば男に囲まれた(少年)


俺は、このゲームで何をしたいんだろう?真面目にそう思ってきた。

ただ闘うのならVRの格ゲーすれば良いし、友達が欲しいと思う程コミュ症じゃない。目立ちたいというわけでもない。

ただ、何となくやり始めただけ。


目標が欲しい。


「強くなる?でもなぁ」


俺が取れた有休は5日間。土日を入れて1週間。大手企業に就職したから土曜は休みだ。

たぶんその間にどれだけ必死にレベリングしても仕事してる間に抜かれるだろう。


「困った。マジ悩む」


悩む?悩んだら助けて。そうだ!ヘルプしよう!

メニューからヘルプボタンを押す。


ーーキュゥゥゥ!

「パンパカパーン。私登場。ヘルプで呼ばれて来ました。何かお困りのことがありましたか?」


俺は真面目な顔をして聞く。


「俺は、このゲームで何をしたいんだろう」

「私には答えかねます。他に質問はありませんね?では」


一礼してナビリオンは消えた。チクショウ。

この前は「また、問題が起きたなら気兼ねなくお呼びください」て言ってたのにそれも無かった。

ヘルプの癖に助けてくれなかった。


やりたい事を探す旅をするのか。厨二くさい。

やりたいこと、ねぇ。やりたい事をするのがゲームだろ。


「そうか、やりたい事をやるのがゲーム、か」


やりたい事をしよう。取り敢えず斧に炎を纏ってカッコよく闘いたい。

つまり炎を纏うために魔術を学ばなくては。教室は見つからなかったが、魔力を感じる為の修行は出来るんじゃないか?


滝を探して、滝に当たりながら修行をしよう。そのために滝を探そう。カイデ草原には無いが近くにあるフォレ二の森にはあるかも知れない。探しに行こう。

飯食べてから。



一回ログアウトして飯を食った俺は、風呂入ったらすぐにログインした。


ただ今フォレ二の森。奥に行けば行くほど薄暗くなり、敵が強くなる。

だいぶ死にかけたが、滝を見つけるまで死に戻る訳にはいかない。

ん?また来たか。


ガサガサーー

「ガァァァ!!」


野生の熊が現れた!どうする?

→逃げる

→闘う

→挑発


勿論空気を読まずに闘うを選択。

森の木によって最大限に力が発揮されている高速立体起動を駆使して熊を翻弄しながら切りつけていく。

ダメージは通りにくいが少しずつ、確実にHPを削っていき、1割をきった所で


「オラァ!!」


フルスイングを首にきめる。


「ガァァ……アァァ……」


熊が動かなくなったので解体ナイフを突き刺す。


5分ぐらいかけた戦闘が終わり、ひと息ついていると

ーーサラサラと水の音が聞こえる。


「水?川があるなら上流に行けば滝もある!」

かも。


しかし、行くしかないのだ。全く手掛かりがないし。

音の聞こえる方向へ進むと、確かに川があった。

ザリガニっぽいモンスターと一緒に。


「カタカタカタ……シャキン」

「マジかよ!」


戦闘、開始。


先制攻撃で頭部に斧を叩きつける。

が、殻が硬い。全然ってわけではないが、少ししか削れない。


「ーーー!!」

「うおっ!」


ハサミが来るかと思えば尻尾がきた。


「プシュゥゥ!」


しかも追撃に口から水鉄砲のような攻撃。

掠ったら、6割削れた。魔法攻撃の分類に入るのだろう。


「クソッ」


ポーションを飲みながらどうすれば勝てるかを考える。

逃げるという選択肢は無い。これは魔力を感じる修行に行く道中であるが、格闘術や斧術の修行でもあるのだ。少しでも多く経験を積まなければならない。たとえ相手が格上でも。


色々試すこと30分。分かったことは、弱点を見つけなければ勝機はない。という事だけだった。

殻に覆われているからどこに攻撃してもダメージが少ないのだ。甲殻類恐るべし。


「かくなる上は!」


俺は危険覚悟で突っ込み、ザリガニの尻尾を街で買ったロープで縛る。

すると、近くにある気の幹に括り付け、ザリガニをぶら下げると落ち葉を集め。


「ファイヤー!!」


と灯火で火をつけた。

ザリガニを炙るのだ。


それから数回落ち葉を追加したり、消えかけた鬼火に再度灯火を使ったりしてザリガニのHPを0にしたのだった。

自由度の高過ぎだな、このゲーム。



15件目のブックマークありがとうございます!

ついにこの作品も総合評価30になりました!

そして、祝!20000字突破!

祝!総合PV2400突破!

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