プロローグ
短編に続き2作目です。完全に作者の趣味なので御注意下さい。
「宅配便で〜す」
俺は田中 正志、25歳。只今抽選で当たったVRゲーム機を受け取っている最中である。
ゲームソフトは既に買っていて後はダウンロードするだけ。
ゲームソフトの名前はGoing Gerbork Online。
キャッチコピーは【新たな世界で望むままに】本当に何でも出来るのかは知らないが、βテスターが自由度がかなり高いとコメントしていた。
「接続完了!」
と言う言葉を発して1時間後、ようやくインターネットなど設定が終わってゲームが開始出来る。
ついでに、ちゃんと有休を取ってるから最初の一週間はゲーム生活を楽しめる。
「リンクスタート!」
と、言いながらヘルメット型のゲーム機の耳らへんのボタンのONと書かれてるであろう場所を押す。
……いや、言ってみたいじゃん。せっかくのVRMMOなんだから。
『VRゲーム機、ALXをご購入いただき誠にありがとうございます。これより、貴方の脳波を読み取り適応しますので1時間30分ほどお待ち下さい。脳波を読み取る速度は人によって異なります。また、脳波をを読み取っている間は仮眠状態にする事が可能です。仮眠状態にしますか?』
YES/NO
抽選で当たったから購入してないけどね。
モチロンYESを選択する。1時間30分も横になったままだと暇でしかない。
ーー『脳波の読み取りが終了しました』
凄いな、本当に一瞬に感じる。
しかし、これからGoing Gerbork Onlineのインストールがある。ゲームを始めるまでの長いダウンロード時間の間、俺はまた仮眠状態になるのだった。
感想貰えたらとっっても嬉しいです!