混乱と日常の共存
幻想日記
3月XX日 晴れ
そして僕が幻想郷に来てから数週間が経った。初めは僕の侵入に対しての結界の変動とかいろいろあったけど、幸い今は異変とかもなく博麗神社の手伝いをしながらのんびりと過ごしている。
「境内の掃除終わった?」
と霊夢が呼んでいる気がするけどまぁいいかそんなに汚れてないし。毎日掃除させられてるけど野ざらしの境内が掃除しなくても綺麗なのはこの世界の特徴なのだろうか。この世界ではいわゆるメインに出てくるようなキャラクターはみんな空を飛べるし、元人間の魔理沙は魔法使いだしカッパがいたりする。それよりも驚いたのは全ての人が 日本語 を話していることだ。いままで霊夢達は作る側の意思だとか主人公補正だとかで製作者が分かるような言語を話していると思っていたがそうではなさそうだ。こんなことを考えながら毎日毎日日向ぼっこをしている。もはや現実世界となんら変わらない日々だ。明日は早苗の神社にでも行ってみようかなぁ…
3章
~時間は幻想郷に来た日の翌日に戻る~
昨日は結果的に霊夢に迷惑かけたかな。でも結界をいじることがこんな重大なことだとは思わなかった。昨日から霊夢は幻想郷中を駆け巡っているし、幻想郷の住民は急な力の変化に戸惑っているようだ。紫曰く数日すれば元に戻るということだったからその間は静かにしておこう。(本当は紅魔館や地霊殿などの観光もしたい所だが)
それにしても毎日のように僕の家に来ているはずの霊夢の神社だがほとんどと言ってもいいほど綺麗だ。まるで毎日掃除しているようだ。これも幻想郷の不思議な力なのだろうか…
そんなことを考えながら一日が終わっていく様な日だった...
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。
さて、春の到来とともに花粉症の季節がやって来ました。こんな時期には外に出るのが億劫になってしまいますね。幻想郷には花粉症とかあるんですかねぇ...ないなら是非とも私も行ってみたいものです。
そんななか、物語が少しずつ前に進みはじめました。これからどんな事が彼を待っているのか楽しみですね!
では、また次回で会いましょう♪