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ボクの一方的なみんなへの想い  作者: 架吹明音
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7/23

みんなへ 7

ボクは、みんなに悲しくなってほしいのだろうか。


違う。悲しくなってほしいわけじゃない。むしろ、悲しまないでほしい。


悲しい顔を見るのは好きじゃないから。


ただ、ボクがみんなと離れるのが嫌なだけ。


みんなに忘れられてしまうのを恐れてるだけ。


これからの未来はとても長いのにボクのことを覚えていないこの場所に戻ってくるかもしれないという可能性があるから嫌なだけ。


ボクはみんなのこと忘れられないのに、みんなに忘れられてるのが嫌なだけ。


なんか、悔しいじゃん。ボクだけ悲しい思いをし続けるのは。


ボクの覚えているみんながいなくなっててさみしいだけ。


絶対忘れないよって言ってたのに、いざ二年くらいたってから連絡をとってみると別人みたいになっていてボクの存在を覚えている人が少ないから、友達を作らないようにして、自分が悲しまないようにしてきただけ。


単に、ボクのことを忘れてほしくないだけ。


覚えててほしいだけ。


今まで、みんなとあまりかかわらないようにしてきたのは、ボクの過去にこんな経験があったから。


この時以上にもう悲しみたくないから。



でも、かかわってしまったものはもう元の状態になんかしたくない。


今まで、5回以上転校してきたけど、こんな短い間にみんなと仲良くなれたのは初めてだった。


だからこそ、悲しい思いをしてほしくない。


でも、ボクを忘れないでほしい。


ボクに話しかけてくれた人は、すでにボクの心のアルバムに載っかってるから。


ボクは簡単に忘れることはできない。


大切な思い出だから。


ボクが、戻ってきたときにみんなで笑顔で迎えてほしいな。


ボクの願いがかなう時が来るのだろうか。


叶ってほしい。叶うと信じてる。


だから、明日正直にみんなに話そう。


ボクの想いが変わらないうちに。




今日一日は、誰も話かけては来なかった。

それは、ボクがボーっとしていたからなのか。

考え事をしているのがわかったからなのか。

入江さんが気を利かせてくれたのか。

わからなかったけど、答えがちゃんと出たからよかった。


明日ちゃんとみんなに話して、残り少ないここでの日々を楽しもう。


それじゃあ、また明日。

また明日って書きましたが、次話は26日以降になるとおもいます。

楽しみに待っていてください。

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