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三幕 ミイ 逃げて避けて独白する

逃避独白

 窓辺に立つミイはずっとカーテンを握り締めていた。何かに掴まっていなけば、確実に存在していると実感できる何かに縋っていなれば、とても自分を保っていられないように思えたからだ。

 掌に伝わる生地の感触――綿の生地だった――に僅かばかりの安堵を覚える。カーテンの、柔らかいアイボリー色もまた、色彩に欠ける薄暗い部屋の中では心を落ち着かせた。いい加減、誰かが照明を付けてくれればいいのに、と思うミイだったが自分でその行動を取るつもりはなかった。

 動けなかったのだ。ミイにしてみれば、こうやってこの場所に立っているだけで精一杯だった。少しでも動けば倒れてしまうのではないか、いまは平静であってもたちまち恐怖に襲われて竦み上がってしまうのではないか、といった杞憂めいた不安に襲われる。

 手に込めた力を緩め、カーテンの表面に手を滑らせた。少しずつ、少しずつ、力を緩めながら、下へ、下へと。そして、腰の辺りまで下げたところで、今度は上に向かって手を這わせ、目の高さまで届いたところでまた下へ。下に、上に。また下に、上に。その動作を繰り返した。カーテンを擦り続けた。

 こうやって時間が経ち、いま見ている光景が疑いようもなく現実であると認識できるだけの落ち着きを取り戻したとはいえ、しかし、それでもまだどこかふわふわとした感覚を振り払うことができない。夢のような、他人事のような、薄っぺらい現実感。

 ――信じられない。とても、信じられない。あの人が死んでしまったなんて。

 寝室に、いまもなお死体が横たわっているであろう場所に目を向ける。寝室のドアは閉じられていた。そのドアを見つめれば見つめるほどに、ざわざわと心が落ち着かなくなる。判らない。何がどうしてこんなことになっしまったのか、まったく判らない。思考がまともに働かない。それどころか、この状況において何がまともなのか、その境界さえも曖昧に思えてくる。にも関わらず、理解できない事実に対して、さっさと何らかの説明を――ただし絶望的な気分に陥ることのない説明を――用意しなければといった焦燥は強くなる一方だ。

 感情と理性がもつれ合い、ますます混乱する頭の中から浮かび上がった一つの考えをミイは口に出す。深く考えることもなく、ただ、衝動的に。

「あれは、あの死体は彼ではない……かもしれないよ」

「どういうこと?」

「確かにさ、体格は似ているし、火傷の痕もそっくりだった。でも、ほら、首がないでしょ。顔が判らないままでしょう? ということはつまり、あの死体が彼のものだって断言することはできないじゃないですか」

「そう、だね。そんな風に考えたくなる気持ちは判るよ」

 胸の内に芽生えた微かな希望にミイは縋りつかずにはいられなかった。可能性だけの話ではあるかもしれない。現実を認めたくないあまり、見苦しくあがいているだけなのかもしれない。だが、寝室で見た死体が見知らぬ人間のものであると考えることは、非常に魅力的だったのだ。

 自らが発した言葉の重みを確かめるため、誰彼なしにおずおずとミイは問いかける。

「違う、かな?」

「もしそうだったら、嬉しい?」

「もし……あの死体が彼のものでなかったら、わたしは……その、嬉しいな。皆も、そうだよね? あの人はまだ生きているかもしれないって、そう考えられるんだから」

「ミイは、彼ではなく赤の他人が死んでいたら、嬉しい?」

「もちろん、死人が出てしまった事実に変わりはないよ。けど……だとしても、死んでいるのがあの人ではなかったのなら、その……わたしは」

「本当の気持ちを聞かせてよ。ね?」

「わたし、は」

 そこで迷いを覚え、ミイは言い淀んだ。自らの期待が、願いが叶うならば、無関係な誰かが死んでしまっても構わない――そう考えてしまう自分自身に戸惑いがあった。自分はそんなにも身勝手な人間だったのかと罪悪感に苛まれもする。

 だがそれでも、と強く思う。

 ――それでもわたしは、わたしの気持ちに嘘はつけない。つきたくない。

 ひとり頷き、ミイは改めて口を開いた。

「うん、う、嬉しい、な。死んでいるのが彼じゃなかったとしたら、嬉しいな」

「そんなにも、好きだったの? 彼のこと」

「好き、だったから。ううん、好きよ、今だって。愛してる」

「いつも殴られてたのに? あなたはただ殴られて、泣いていただけなのに?」

 ミイは自らの頬に手を伸ばし、そこに浮かんでいるであろう黒々とした痣に――殴られたその場所に――ゆっくりと触れてみる。その指が微かに震えてたはいたものの、新たに沸き上がってくる感情は何もなかった。ただ変わらない思いだけがあるばかりだ。

 だからこそ、ミイは言う。

「痛かったけど、泣いてばかりだったけど、それでも、わたしは」

「あなたは?」

「あの人を、愛しく思っている」

「うん、どうしてかな」

「だって、あの人は、優しかったもの」

「あなたを殴るのに?」

「誰にだって、あるんだよ。弱くなっちゃうときが。色んなことに耐えられなくなるときが。何もかも疎ましくなって、許せなくなって、どうしようもなくなっちゃうときがあるんだよ。その気持ち、わたしには判るもの。知っているもの。わたしと、同じだもの。だから、わたしは彼を受け入れることができたの」

 わたしだけは、と呟き、ミイは腕を抱く。心の底から誰かを認めることのできる自分。そんな相手と巡り合えることのできた幸運。素晴らしいことだ。本当に、本当に素晴らしいことだ。

 ――そして、何よりも誇らしいことだ。 

 だから悪いことばかり考えるのは止めるべきなのだ。僅かでも望みがあるのなら、勝手に不安を覚え、絶望したような気分になどなるべきではないのだ。

 僅かな沈黙の後、アイが言う。

「不毛だね」

 マイは吐き捨てた。

「気持ち悪い」

「考えとして判らなくはないけれど……他人事だと、どうしても完全には共感しかねるわね」

「共感なんて、したくもないね」

 胸の中に暖かな感触が芽生え、広がってゆくのをミイは感じ取る。口元が微かに緩んだ。強張っていた身体の奥が溶け、頭が芯から解きほぐされたかのようだった。

 ぐにゃり、と。

 歪むように。

「彼は、本当は優しい人だもの。初めて、生まれて初めて、わたしに優しくしてくれた人だもの」

「でも、彼が見ていたのは、あなただけじゃなかったんだよ。あなただけを見ていた人ではなかったんだよ。それでも優しい、なんて言えるの?」

 ――疑わない。わたしは、わたしの気持ちを、わたしの望みを、疑わない。

 そう考えることに、そう言い聞かせることに、ミイはしがみついた。視線を宙に向け、床に向け、どこにも焦点を合わせず、何物にも意識を傾けず、ただ一つのことだけに。

「そう、優しい人。彼は優しい人だったって、わたしは言える。だってわたしには、誰もいなかったもの。彼以外の誰もいないもの。だからわたしは、たとえ彼にとっての大切な人がわたしだけじゃなくても気にしない。気にならない。ちっともね」

「そっか。そうなんだ。うん、彼も幸せだね。誰かにそこまで慕われる、なんて。たった一人からさえ、そんな風にはなかなか思ってもえないものなのにさ。本当に、本当に、羨ましくなる」

「わたしにとって彼のことがすべてだもの。だから、生きていて欲しい。死んだなんて、殺されたなんて、わたしは信じたくない。認めたくない」

 疑うな。疑うな。疑うな。

 ミイはそう心の中で繰り返す。繰り返す。繰り返す。そうすればするほどに意味を失い、霞んでゆく言葉を繰り返す。頭の隅からそろりそろりと忍び寄ってくる疑念――自分の言葉がただの願望でしかないのではないか、いまここにある事実を覆すことなどできないのではないかという疑念――から意識を逸らす。

「うん。そうだろうね。でも彼は死んでいる。あの死体は、間違いなく彼そのもの。ただ首が無くなっているだけ」

「嘘だよ。彼が死んだなんて、あれが彼の死体だなんて、嘘だよ。そんなこと、あるはずがないよ」

「嘘じゃない」

 納得できない。したくもない。もどかしさに駆られてミイは首を振る。意識すまいとすればするほどにくっきりと形を成してゆく疑念は、頭の中でさらに大きく、大きく膨れ上がってゆく。

「だって、嘘じゃないなら、どうして? どうして彼が、こ、殺されなくちゃいけなかったって言うの?」

 その言葉に対して返ってくるのは沈黙だけだった。それでもミイは喋り続ける。自らの言葉で、自らを説得するために。

「一体、誰が、そんなことを?」

「それは――」

「ううん。でも、わたしは、信じない。ここにいる誰かが、彼のことを知っている人が、彼のことを好きだった人が彼を殺しただなんて、考えたくない。そんなことあるはずがない。好きな相手を殺すなんて、そんなこと」

 あるはずがない、と上の空で繰り返しながらミイは天井を仰ぎ見る。目に映る天井にはぼんやりとした薄い影が広がり、その色合いも模様も、本来なら最もくっきりと見えるはずの照明器具すらもぼんやりと霞んでいた。自分もまたこの影に塗り潰されてしまうのではないか――そんな得体の知れない圧迫感に、ミイは小さく首を振る。

 そして、あるはずがない、ともう一度、力なく繰り返す。    

「もし、彼が殺されたんだとしても、それはきっと、知らない誰かがやったんだよ。わたしたちじゃない、誰か赤の他人が来たんだよ。アイさんがこの部屋に来る前に、泥棒とか頭のおかしい人が入り込んだんだよ。そして彼を殺しちゃったんだよ。そうだよ、きっとそうなんだよ」

「ミイ、それは」

「そうに決まってるッ! わたしじゃない! わたしは彼を殺したりなんかしていないッ! 他の皆だってそうだよ! わたしは信じてる。ああ、もしかしたら、考えたくはないけれど、彼は自分で自分を殺しちゃったのかもしれないよ。自殺なのかもしれない。だって、ほら、あの人は弱いから。弱い人だから。それも信じたくはないけれど、そうなのかもしれないよ。そう考えることだってできるじゃない。できるよ。だから、もう、わたしは」

「首は?」

「嫌だよ、もう。嫌だよ、嫌だ、嫌、嫌」

「もし自殺だったとして、誰が彼の首を切ったの? 何のために? 死体から首だけ切り落として持っていく人間が、たまたまこの部屋にやってきた、って?」

「彼は自分で自分を殺して、その後でどこかの知らない誰かが彼の首だけ盗んでいった。そうだよ、そうだったかもしれないじゃない。そう考えたって問題はないじゃない!」

 ミイの、絞り出したような声の残滓が翳ってゆく部屋の中に飲み込まれ、再び沈黙が訪れた。澱んだ空気の中、部屋に集う人間たちの息遣いだけが不規則なリズムで繰り返される。

 やがて、溜息をついてアイが言う。

「彼は自殺で、首切りは赤の他人がやったこと。そういった話で納得するのは苦しいね、ちょっと。殺人の延長上に、首を切り落とす行為があったと考える方が自然ね。彼の自殺後に、まったく無関係の人間がこの部屋に侵入して死体損壊行為に及ぶというのは――まったく起こりえないとは言わないまでも、でき過ぎた話だもの。もっとも、無関係ではない人間の仕業なら、そんなに不自然ではないのかもしれないけど」

 マイもまた、溜息をついて嘲りの声を上げた。

「まったく、頭のおかしな人間の言うことは何から何まで訳が判らないね」

「彼が自殺したからこそ、首を切り落とそうと考える、というのは、親しい間柄だからこそ起こりやすいことだと思わない? 身体の一部だけでも側に置いておきたいとか、そんな倒錯した感情はなおさらにね。そこからもう少し話を進めて、首を切り落とす目的、その行為の合理的理由を探ってみれば、こんな風に考えるともできる――つまり『その自殺を殺人に見せかけて、誰かに罪をなすりつけるために首を切り落とす』とかね」

「思いつきで、自分に都合の良いことばかり喋って、満足して、それで、自分でも訳が判んなくなって、余計にこんがらがった話を始めてさ。イカれてるよ、ミイ」

「もちろん、この考えは、自殺・首切りの流れではなく、殺人・首切りの流れでも当てはまるけれど。つまり、殺人と首切りがそれぞれ別の人間の手によって行われた場合――最初から共謀していた訳ではなく、結果的に共犯関係のような形になった場合ね。両犯人は、きっとこう思うんじゃないかしら――自分の罪を相手に被ってもらおう、とかね。殺人者は首切り人に殺人の罪を、一方の首切り人は殺人者に首切りの罪を。最初から共犯関係だったとしても、そんな風にお互いがお互いに押しつけ合うってことは十分考えられるけど、もし事後共犯的な関係だったら、よりスムーズに押しつけ合いができるんじゃないかなあ。協力者を裏切ってしまうことに対する葛藤だとか、裏切られることに対する疑心暗鬼だとか、相手に対する配慮を考慮する必要がないからね。ああ、でも――違うかな。逆に不安かな? 一方の罪人がどこの誰だか判っていないかもれしないし、もしかしたら片方だけが片方の行為を知っているなんてこともあるかもしれないし、その辺を考えに入れなくても、自分ではない罪人が、自分が考えているのと同じようにいとも簡単に罪をなすりつけようとしているかもしれないんだから、気が気でないわね。いつ、どこで、どんなふうにして、襲うのか、襲われるのか、考え続けていなくちゃいけないだなんて、とても不安でしょうね。ねえ、そう思わない?」

 ミイの目から涙が零れ落ちた。いまここにある理不尽が悔しくて、どうにもできない遣り切れなさが込み上げ、泣き出さずにはいられなかった。

 認めたくない。認めたくない。好意と悪意が、愛情と憎悪が両立するなど認めたくはなかった。そんな人間はいるいずがない。ミイはそう信じていた。

「彼に好意を持っていた人が、誰かを愛することを知っている人が、殺人なんてする訳がない。そんなことをする人間をわたしは認めない。認めない。認めない。絶対に、絶対に――」

 ――認めてなんてやるものか。

 ミイの掠れたような言葉に、部屋の中の澱みはより一層に深みを増し、停滞が訪れる。

 ミイには何の音も聞こえなかった。その目に映るものも霞んでいるようにしか見えず、部屋に充満しているはずの臭いも、ここにいる何者の気配さえも、意識の表面を揺らさない。

 ただ、霞む視界が揺れて、揺れて、ミイは自らの思考の奥へ、奥へと埋まってゆく。

 白に対しての黒。生に対して死。男に対しての女。これらのように、あらゆる感情にも両極が存在し、それぞれ絶対に相容れるものではない。ミイはずっとそう考えて生きてきた。愛に対する憎悪。喜びに対する悲しみ。優しさや温かさに対する残酷さや冷たさ。こうした感情のそれぞれは対立し続けるもののはずだった。

 間違っていたのだろうか、とミイは自問する。こうした考えこそが、そもそも大きな間違いなのだろうか。いまのいままで考えたことも、考えようとしてみたこともなかった。いや――

 ――本当に?

 本当にそうだっただろうか。見ない振りをしていただけではなかったのだろうか。ミイは、自分に優しく微笑みかけ、そして同時に自分を殴り続けた男の顔を思い浮かべる。彼は弱かった。弱い人間だった。強くなれない人のはずだった。だからこそミイは、弱い自分と同じであるその男を受け入れ、許していた。

 ――でも、でも、あの人は。

 ミイは腫れの残る頬にそっと手で触れてみた。殴ったんだ、わたしを。殴っていたんだ、わたしを。愛していると言いながら、殴っていたんだ。

 愛されながら憎まれていたのだ。

 それならば自分も同じなのだろうか。憎んでいたのだろうか。愛していると言いながら。愛していながら。

 ならば――

 愛しながら殴ることができるのならば。

 愛しながら殺すことだってできるのだろう。

 ぼんやりと霞み、ゆらゆらと揺れていた視界が明滅を始めた。赤い色の明滅が、チカチカと。赤く、黒く、赤く、黒く。

 そこには恋人だった男の姿が映し出されていた。そして、ナイフを握った自分の手。男へナイフを突き立てる。ナイフの刃が腹部にめり込んでいく感触が、肉の感触が、両の掌に伝わる。服の上から血が滲み出る。赤い血が。赤い赤い血が。ナイフを強く押し付ける。その刃を何度も何度も捻じり上げ、肉の中へとめり込ませてゆく。赤くなる。赤く赤くなる。男は苦痛に喘いでいた。その姿に自分は微笑みを浮かべている。愛していると呟く。繰り返し繰り返し呟き続ける。赤くなる。赤くなる。その光景が真っ赤になって、頭の中が真っ赤になって、思考そのものが赤に染まってあらゆるものが目の前が赤く。赤く。赤く。

 ――わたしじゃない。わたしはそんなことはしていない。

 ミイはカーテンにそっと手を添えて、その布地を擦り始める。ゆっくりと手を這わせ、慈しむように、優しさを込めるようにして。ゆっくりと、ゆっとくりと。

 視界に赤の残滓が見えたように思えた。ぐらりと身体が揺れる。倒れまいと、カーテンをぎゅっと握り締めた。大丈夫、大丈夫、わたしは大丈夫。そう自分に言い聞かせ、ミイはまた、ゆっくりとカーテンを擦り始める。ゆっくりと、大きく、強く。布を擦るその音が、しっかりと自分の耳に届くように。ゆっくりと、大きく、強く。

 やがて、声が上がる。

 その声が、他人のものなのか、自分のものなのか、いや、本当に声がしたのかどうかさえ、ミイには判断がつかなかった。 

「それでも、彼を殺したのはわたし――」

 ――そう、わたしじゃなくて――

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