09 魔法バトル大会(ショー) 幕開け
ごめん、今回は見たら分かるだろうけど、最後のせいでめっちゃ長なった。すまんなー。
松下:「ふぅ、やっとついた...」
いやー、遠かったな、寛三さんの家からここ、国内全魔法取締機関本部まで。
おっと、門番っぽい人が来た。
門番:「すみません、魔法試験を受ける方でしょうか。」
松下:「あ、はい。そうです。」
門番:「登録名をお願いします。」
松下:「松下幸喜、です。」
今更ながら、松下幸喜って異世界で使って違和感ないのだろうか。ま、オジーの愉快な仲間達がいるから良いのか。全員漢字やろ?ほなえーやないか。
門番:「少々お待ちください。」
なんか、凄いホテルのチェックインみたいな感じして面白いんだが。
門番:「はい、登録されていました。中へどうぞ。」
そう言われたあと、門が開いた。そこを私たちは通った。その門からでて、すぐそこに本建物があった。中に入る。
松下:「すげぇ、すごく豪華だ!」
?:「そりゃぁ、そうだろうなぁ。」
松下:「えぇ!びっくりした!」
?:「あぁ、すまんすまん、驚かせてしまった。君も試験を受けに来たのか?」
松下:「はい、そうだよ。そう言うあなたも?」
ウェント:「もちろんだ。俺の名前は、ウェントブルドだ。君の名前は?」
松下:「私の名前は...」
これ大丈夫かな!?正直怪しいぞ!?一旦、この人に名前言ってもいいのか(怪しい人)という疑問も正直無くはない。ただ、そうではなくて、この人に名前言っても、現世の名前でいいのか?という疑問がある。
一旦ここは、一応こっちの世界にありそうな偽名で通すか。
プリック(松下):「わ、私の名前はプリックパルティ...だ。」
私はプリックパルティ、私はプリックパルティ、私は―
ウェント:「よろしく、プリックパルティ。」
プリック:「こちらこそ、よろしく、ウェントブルド。」
そう言いあって握手をする。力強い握手をした。というかウェントの力が強いだけだった。
放送:[魔法試験を受ける方に連絡です。本試験を受ける方は、中心の建物の中へお入りください。繰り返します―]
ウェント:「お、遂に試験開始か?」
プリック:「どうだろうね。ただ、この中心に進んだら何か進展はあるだろうね。」
ウェント:「さ、俺たちも行くか!」
そんなウェントの言葉のおかげで、力が湧き出てきた気がした。
そして、私達は中心の建物に入っていく。まるでプロ野球の球場のような、ドアのないドアの中へ入っていく。
ドアを通っている時は光が強くて、強すぎて、先が見えなかった。
ウェント:「うわっ、まぶしい!」
プリック:「おおっ、本当、まぶしい!」
そんな共感がありながらもこのドアから続いていた短いトンネルを通り終えた。
プリック:「おおすごい!ここは、コロッセオ!?」
ウェント:「コロッセオ?ってなんだ?プリック。ここは魔法の中心ってとこだぞ。」
いや、完全に見た目がコロッセオなんよ。全く魔法に見えないんよ。そうか、この世界にはコロッセオはない...のかも?コロッセオって何?美味しいの?状態だし。
プリック:「いや、なんでもないよ。それより、試験の内容って何なんだろうな。こんなところで。」
放送:[魔法試験を受ける方は、中心をご覧ください。]
なんだ?いや、なんもないじゃないか。
?:「レディースアンドジェントルマン!」
さらになんだなんだ!?
あれ?コロッセオの真ん中から煙が...!まさか、あの中から!
ナットル:「私、国内全魔法取締機関の理事長、ナットルグラッドでございます。」
まるで、コメディアンのような、ショーマンのような。そんな挨拶の仕方であった。しかも、あの演出―
ウェント:「なんだあの演出!おもしれぇ!」
ウェントもこんなに大興奮である。まぁさっきからずっとテンション高いけど。
ナットル:「挨拶はこの辺にしておきまして、ここからは試験の大切なお知らせ、連絡でございます。
まず、これからやっていただく試験内容は、戦闘、トーナメントでございます。」
やはり、あの時師匠が言っていたことは合っていた。
『わしの時と同じ内容ならば、やることはトーナメント戦だな。』
よし、予習は完璧。本当にありがとう、師匠!
ナットル:「また、受験者はあとでこの建物の中にあるCome inと上に書いてある部屋にお入りください。」
いや、まんまCome inやんけ。まぁ良いか。
ウェント:「プリック、速くその部屋探し行こうぜ。」
プリック:「あ、あぁ、速く行こう。」
なれないなぁ、プリックパルティ。
それでは、行こう!って感じの雰囲気だったのに、一向に見つかりも見つけたとも聞かない。
プリック:「こっち!...違うか。」
プリック:「ここ、まさか! ~Cone in~ ...イラっ。」
紛らわしい店名つけんなや、この野郎!ランダムウェザーで大雨降らせたろうか!いや、雷だって降らしてやるよ!無理だけど。
ウェント:「おい!プリック、見つけたぞ!これじゃねーの!?」
プリック:「本当だ、ウェント!凄いな、よく見つけれたな!」
凄いぞ、ウェントという男は
ウェント:「何はともあれ、入ろうぜ?」
プリック:「そうだね、速く入ろう。」
入ったところ、部屋というより、長い廊下?みたいな道みたいな、適してるのはトンネルってところか。小さいけど。
ウェント:「お、やっと出口じゃね?」
プリック:「うわっ、本当だ。また、まぶしいな!まぶしいの好きなのか?ここを作った人は。」
そして着いたのは、着替えをするための部屋?のようなところだった。着替えと言っても、おしゃれではなく、武装という服だったが。
ウェント:「プリック、お前何も着ないでいいのか?」
なんかよくない方向で捉えれるからその言い方やめて!
プリック:「あぁ、正直武装したら遅くなって不利になりそうだからな。」
ウェント:「ま、そういう選択ならそういうことでいいけどな。」
プリック:「そういえば、ルールや勝ち負けはどこで決まるんだ?まさか、殺してしまえとまで言わないよな?」
そばにいた鎧を着た見張りの人っぽい人に聞いた。
ウェント:「俺に言われても知らないぞ?」
あ、ウェントだった?
今度こそ見張りの人に聞いた。
見張りの人:「ルールや勝ち負けの判断に関しては、そこに書いてあるだろ?それを見ろ。」
本当だ。なんで気づかなかったんだ?まぁいいや
見張りの人:(ぷぷぷ、こんな魔法も見破れないとは、先が思いやられるな。こいつは。)
【ルール】
①フィールドにあるものから何から、何でも使ってよし
②魔法以外の攻撃で勝ち判定を受けた場合、勝ち判定を受けた者は負けである。
【勝ち負けの判断】
①どちらかが死んだ場合
②降参した場合
③魔力切れで倒れた場合
④気絶、失神した場合
⑤フィールドから出た場合(上下方向はよいが、観客席はアウト)
【合格基準】
①勝てたか 50点
②観客を楽しませれたか 0~50点
戦った二人の中で点数が高い方が次へ進める。
また、トーナメントの10位以内が魔法使いと認める。
死んだ者は10位以内に入っている場合も認めず、11位から順当に認めていく。
以上
補足というか、余談というか...タイム
ナットルグラッドの一人称は、私と書いて【わたくし】である。




