39 そして立てられるフラグ
プリック:「よっしゃ...やっと着いた...!」
ポーク:「お...ここが言ってたオジーの家ってところ...?あそこからはめっちゃ遠いね...」
プリック:「多分3時間とかそれ以上だからね...」
異世界にきてすぐオジーの家に行ったときがたしか2時間とかだったから、多分ね。
寛三:「おー松下殿。帰ってきたのか。それで、試験はどう...」
やばーい!そうだ!そうだった!
寛三:「おお、なんじゃなんじゃ、そんな急に近づいて。あ、知られたくない話なのかの?」
松下:「寛三さんすみません、私、プリックって名乗ってるので、あわせてもらうとうれしいです...」
寛三:「了解じゃ。...で、プリック殿、試験はどうじゃったかの?」
グッジョブ寛三さん、適応能力高い!
プリック:「一応試験には...不合格?ってことなんですけど、ベストバウト賞っていうのを貰ったので、結果的には魔法使いにはなれました。」
寛三:「おぉ、たしか目標というか目的は魔法使いに成ることじゃったから、よかったのぉ。」
プリック:「はい。」
寛三:「それともう一つなんじゃが...その隣の男の子はなんじゃ?」
プリック:「この人はポーピークって言って、試験の時に作れた友達です。ポークってあだ名で呼んでます。」
寛三:「なるほど......まぁよかろう。で、今日も泊まっていくのかの?そのポーピーク殿も含めて。」
プリック:「はい。よろしくお願いします。できることなら手伝いもしますので。」
寛三:「まぁ別に手伝いもせんで良いのじゃ。まぁ助かるがのう。」
よし、今日の泊まる場所は作れそうだ。
そういえば、寛三さんたちも旧勇者パーティなのだろうか。
水造さんがたしか解説者の説明で『旧勇者パーティの魔法使い』って言われてたし。
プリック:「そういえば最近知ったんですけど、水造さんが旧勇者パーティの魔法使いなんですよね。」
寛三:「うむ、そうじゃが。」
プリック:「そしたら、寛三さんたちのオジー達...寛三さん、仁蔵さん、水造さん、真増さんで、旧勇者パーティとかやってたんですか?」
ポーク:「えぇ!?旧勇者パーティの方々と面識があるの!?しかもこの人寛三さんって言ってたけど、旧勇者パーティの寛三さん!?」
寛三:「うむ、二人方どちらの疑問にも答えは『そうじゃ』じゃな。」
ポーク:「まじか......」
まじかよ、ポーク倒れちゃったよ⁉
プリック:「大丈夫か、ポーク?おい、大丈夫か!ポークぅぅぅ!」
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一旦ポークをいつもの私の部屋に寝かしてから、いろいろ話を聞いていた。
話によると、だいたい要約すると、
いつ頃だったかは忘れたけど、年を取ってから勇者をするのがきつくなってきて、新勇者パーティの人たちが出てきたから、なんとなーく世代交代した。
最近は新勇者パーティは情報収集とか言って行商をしてるらしいよ。
たしか最後情報を得た時はインヴェルノに居ると言っていた...気がする。誰かが。
ということらしい。
でもそれはいつ頃の話だったかは覚えてないらしいし、最近はどうかはわからないらしい。
ポーク:「えへへ、すみません、急に倒れて、しかもそれを助けてもらって...それで!」
すごい勢いで寛三さんに近づいていくなぁ。
やっぱり旧とはいえ勇者パーティの方に話は聞きたいよね、わかる。
ポーク:「他のパーティの方々はどこにいるんですか?または同居はしていないとか?」
寛三:「同居はしてないんじゃが、好きなタイミングで勝手にこっちにくるのじゃ。基本的には夕飯頃が多いかのう。」
ポーク:「なるほど、そうだったんですね。」
まずそれから聞くのね。
まぁ、この世界の人だったら勇者パーティのいろんな人にいろんな事聞けるチャンスなら、聞きたいのか...
まぁ、現世で言ったら超大御所芸能人に会ったら欲張ってしまうわなぁ。
ポーク:「それはそうと、プリック。まさか...」
なっ!?
まさか偽名がさっきの軒先の話でバレたか?
ポーク:「水造さんの弟子って、お前のことか!?そうとしか考えられない!」
プリック:「うん、そうだよ。」
...多分この人、勇者パーティのどなたかに弟子に入ろうとしてる?
なんかもうすごいその...なんていうか...そういう凄みがあるッ!
水造:「帰ったぞー...お前さん、その人はたしか...誰だっけ?ただ、確実に今日の試験にいた選手だ。誰だったかな?」
ポーク:「お!水造さんだ!ポーピークです!ぜひ、弟子にしてください!」
水造:「おぉおぉ、お前さん、勇者パーティとはいえ初対面にそれはかなり強欲だな。」
いや、まじめにその通りだわ。
水造:「ただ...よかろう。ただしかし、まつし...ゴホン。プリックも、これ以上弟子が増えるような行動は慎んでもらいたい。よろしく頼む。」
プリック&ポーク:「...はい。」
水造:「それじゃあポーピークといったか。」
ポーク:「ポークでいいです。」
水造:「ポーク、修業は明日から始める。覚悟してかかれ。」
ポーク:「...!はい!」
よかったね、ポーク。
寛三:「それで、すまんが一つ、頼まれてほしいことがあるんじゃが...」




