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38 その後そのあと

ついにうどん侍との戦闘が終わったわけですが、やっと冒険が始まりそうです。


これからも温かく松下を見守っていきましょう。

私は、うどん侍がすぐ目の前で


うどん侍:『Tsukimi Style, Iai.』


と言ったとき、正直、その言葉が聞こえた瞬間に、避けれないと悟った。

もう私はここで負ける運命なのだと、死ぬ運命なのだと。

結果、予想通りに...まぁどこをどう攻撃されたのかは正直わからない。

反射で目をつむってしまったから。

でも、確実に攻撃された。それだけは確かだった。


そして、もう一つ、確実なことがある。

...私生きてたの!?

いや、なぜかって言うと、こうやってあれこれを考えれてるからだ。


プリック:「...ん...ん...?ここはどこ...?」


医者:「お、こんにちは。目が覚めましたか。」


プリック:「あ...はい。失礼ですが、あなたは...?」


医者:「私はこの国内全魔法取締機関本部の専属の医者です。いやしかし、よかったですね。」


プリック:「...?」


『いやしかし、よかったですね』とは?

結局負けてしまったわけだが...


医者:「上手に峰打ちで終わらせてくれたことですよ。現に、一命をとりとめてるでしょ?」


プリック:「まぁ確かに...それはそうか。」


医者:「あ、そういえば、これを伝えなくちゃいけないんでした。」


おっとおっと、なんだ?


医者:「結果的にはうどん侍選手に負けてしまったプリック選手なんですが、その試合がベストバウト賞をいただいたので、一応魔法使いです。国公認魔法使いになりました。おめでとうございます。」


プリック:「...?いやいや、待ってください。【ベストバウト賞】って何ですか。知らないですよそれ私。」


医者:「そうでしたね、参加選手にはこれはお伝えしてないんでした。実は、観客を楽しませれたか、というポイントがありましたよね。」


プリック:「はい。」


医者:「そのポイントとは...」

?:「そのポイントとは違う、ベストバウト賞などの数種類の賞にも独自の計算方法で加点されていくシステムがあるのです。」


うわぁ、急に参加してくるなぁ。

って、この人どっかで見たことあるような...誰だっけ。


医者:「えぇ!?理事長!なんでこんなところに!」


プリック:「えぇ!?理事長!?あ、ごめんなさい、失礼しました。」


ナットル:「いえいえ、(わたくし)のような基本前に出ないような役職のものを覚えていなくて当然です。気にしないでください。それより、ベストバウト賞、おめでとうございました。」


プリック:「あぁ、ありがとうございます。それで、私は一応は魔法使いと成った、という認識でよろしいんですよね。」


ナットル:「いえいえ、一応ではないですよ。完全なる公式公認、絶対的に魔法使いになってございます。」


ただなんかなぁ...

負けたのにそうやって魔法使い扱いってのも何というか、申し訳ない感じがするんだよなぁ。


ナットル:「それでですね、私が来たのには、おめでとうと言いに来たのもあるのですが...こちらを。」


プリック:「...これは?」


ナットル:「こちらは、魔法使いに成った方にお渡しする、アイテムボックスでございます。」


プリック:「アイテムボックス...」


アイテムボックスってのはだから...なんだ?

アイテム...物...ボックス...箱...物の箱...そうか!

これは何か物を入れることのできる箱のようなものなのか。

明らかに小さいが、多分そこはいろいろ魔法でやってるんだろう。


プリック:「アイテムボックスですね!ありがとうございます。」


ナットル:「はい、ではどうぞ...市販でも高値で売られていますが、こちらは容量が市販のものよりも多く、もちろん...」


え、容量だと?

流石に魔法といえど、容量ってのはあるのか。

あと市販でもあるのかよ。


ナットル:「もちろん、何よりも無料ですので。要は済みましたので、それでは...」


プリック:「はい。それでは...って、奥に何か影が見えるんだが...気のせいか?」


ポーク:「よかった、プリック、生きてたんだね!また生きてるプリックに会えてよかったよ!」


プリック:「こっちこそ!...でも、ちょっと体はきついから乗ってこないで...」


ポーク:「あぁごめん。きついって言ったけど、今のところは大丈夫そうなの?」


プリック:「うーん...まぁちょっと体はめっちゃ疲れた時みたいに少しきついけど、痛みとかそういうのはもうあんまりないかな。」


ポーク:「よかった!じゃあ、もう旅出れる!?」


そんな楽しそうなの...

一応お医者さん的には...良いぜ的な雰囲気だね。


プリック:「あぁ、出れるよ。目標はある程度決めてるけど、多分かなり放浪することになると思うよ。それでもいい?」


ポーク:「別にそれでいいよ!じゃあ...行こう!」


そんなこと言いながら手を差し伸べてくるって...なんか王道友情系漫画、アニメでありがちな構図だな。


ポーク:「とりあえず、どこ行けばよさそう?その目標的に。」


プリック:「目標とはあんまり関係ないけど...どっと疲れたから風呂行きたい!!」


まぁ、こっちの世界ではでかい銭湯とか温泉とかないのかな...

一応ダメもとで探してみるか...

絶対現世に戻って、お風呂に行くことになるだろうけどね!

いや、ただでも...


プリック:「やっぱり前言撤回で。次なる、最初の目的地は...オジー達に会いに行くぞー!」


ポーク:「お、おー!」

因みに最後のポークの心境


誰やオジー

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