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33 火力とスピードの理不尽 其の二

いや、これ避けるのかなりきついぞ!

別に一個一個を避けるのが難しいとは言ってない。

ただ、避けた後にすぐ追撃が来る!

そしてそれを避けたら追撃がきて...的なループに入ってしまった!

そして距離を取りすぎたら出てくる...


うどん侍:「Ontama Style, Battou.」


これがまた通常よりバカ速いくせに急に来るから頭がバグる!


そして多分、私の避け方がテンプレのようになってきたために、見切られてしまっている!

このままじゃ、もうそろそろ避けた後の追撃でやられる。


うどん侍:「Tsukimi Style...」


来た、抜刀なら一応声さえ聞こえてしまえば避けるのは簡単!

...ん?いや、温玉流じゃなくて、ツキミ流?あ!月見流か!



うどん侍:「Moon Drop.」

技名:月の攻撃(Moon drop)

効果:まるで月が落ちてきたかのようなスピードと範囲で攻撃する技。うどん侍の場合、満月の日の±5日以内の夜でないと使えない


なになになに!?MoonDrop、月が落ちるだって!?

なにそれ私知らない!

詠唱(?)をした瞬間、コイツは大ジャンプをした、つまり月が落ちるのとおり、上からの攻撃。

そして、Moon Drop...かなりの範囲攻撃かつ、月が落ちるんだから、スピードも速いはず。

...これ妄想上は避けれないんですけど、どうすりゃ良いっての!

...来る!


良し、まず流石に抜刀レベルのスピードはなかったか。

一応妄想よりは少し弱体化されてはいる。

この動き的に...刀を高速回転...いや違う!ムチに変えてある!つまり、ムチを高速回転させている!

これにあたったら、激痛は来るけど、即死はしないのか。あたりどころによるけど。

ただどうせうどん侍の方に引き寄せられて殺されるんだろうけど。


...いや、何でもいいわ!

一旦逃げろー!

全力疾走だ!

みた感じ、まっすぐには進めるけど、横には動けない、ましてや急に方向転換(ほうこうてんかん)するなんて無理だろう。

ということで、全力疾走だ!

ただ、流石にこんなことを予想してないはずもないよな...何を仕掛けている、うどん侍!


うどん侍:「Fast Barst.」


おう、魔力爆発(ファーストバースト)を使ってくるのか。

たしか、ポークが使ってて、基本魔法なんだったか。

なんか、なんちゃら方式となんちゃら方式って、二つ種類があるんだよな、これは。

うっわ、受けるのは初めてだから、ちょっと変な感じだな。

今まで見てきた〇〇バーストっていうのは、だいたい何かその人の適正にあったものを無作為(むさくい)に吹き飛ばすってものだった。それは目に見えた。

ただこれは、目に見えず、本当にただの爆発のように見える。いや、目に見えないけど。


でもこれじゃ、攻撃は確かに()()()与えれるかもしれないけど、それはあくまで()()

正直この爆風に乗って逃げやすくというか、スピードが乗ってこっちにはメリットのほうが大きいぞ?

いや、そうか、それだな!爆風によってスピードがあまりにも乗りすぎるのか!

そのせいで壁に衝突、下手したらそれだけで勝利ってのもなくはない。

さっきのウェント戦といい、壁衝突撃破が好きだなぁ。

ただ、それを予想できた私にそれは通じない!

ならあえて、止まる!全力疾走ではない、止まる!


なんで、前からものすごい風が...というか衝撃が!?

まずい、止まっていたために、この風には耐えれない!

このままではコイツのムーンドロップの範囲内に入ってしまう!

...そうか、さっきからの攻防を見ていて、この技(ムーンドロップ)は当たると思われたのか。

しかもためらわずにファーストバーストを打ったし、こういう展開になることも予想済みってか。

もうすでに私はあなたの術中にはまってたってことだな。

なら、なおさらこの技は避けたらぁ!


プリック:「ウィンディン!」


これで反対側に風を起こしつつ、すこーし、微量だったとしても、うどん侍の方向に風を送っておく。

これで少しでも奥にうどん侍を押し出し、場外...までは無理だと思うが、そっちに結局押し出されても、ちょっとは考える時間を作りたい。


プリック:「うどん侍、あなたの術中にはまったまま死ぬなんて、ごめんだね!ここにきて反撃だ、ランダムウェザー!霹靂!」


やっぱり押し出されたときとか、死んだときとか考えるのはもうやめだな。

この試合はもう、一矢報いるでは満足できん、勝利だ!

しかし、運よくここで霹靂が来てくれてよかった。

もしここで霰でもこようもんなら普通に意味なし魔力消費だからな。


うどん侍:「Oh, what's a hassle.」


いやー、なんて言ったのうどん侍は。

もう少し英語を勉強すりゃあよかった。

ま、別に詠唱っぽくないならいい、

なんだなんだ!?体の向きを変えて...上側に!?

まさか!まさか...

そのまま雷を切りに行くっていうのか!?

そんなの流石にいくらうどん侍とはいえ、無理だろ。

そんなの、実質光や電気を切るのと同義だろ。人間である以上、越えられない壁ってもんだろ。


よし、もうそろそろ落ちてくるだろう。

勝てる、うどん侍に勝てる!いや、勝った!

このまま直撃、いけー!

ドンガラガラ ゴーンッ


な...え?


実況:[すごい...凄いぞ、うどん侍選手!まさかの、直撃したら敗北必至のプリック選手の霹靂を、まさかの切り刻むことで、耐えるというか、避けるというか、そういうことに成功したー!]


解説:{もうこれは技ありとかその次元を超えてますね。ギリギリまでは月見流のムーンドロップのためにムチにしていた剣を、一瞬で剣に変化させることで先ほど言われた通り、切り刻みきりました。もう人間ではないのでしょうかというレベルですね。この世界の人間なのでしょうか。}


いや、意味が分からんほどだな。

それゆえに解説の師匠も心なしかいつもより大幅に長い解説だった気がする。

ただしかし、私の霹靂を避ける以外の、真っ向からの勝負で勝つって...

やっぱりこのうどん侍、ものすごく強い...!

因みにわかってると思うけど、空中でうどん侍は霹靂を切り刻みました。

誰なんやろうね、うどん侍に剣術とムチの使い方を教えたのは。

こっちも気になるわ。読者様目線で考えると。

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