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32 火力とスピードの理不尽 其の一

ま、今わからないこと考えてても、わからないことはわからない。

いつ私の番が来るかもわからんしな。

一旦その辺のことに関しては思考放棄しておこう。

今は、試合を勝ち進み、大会(ショー)を最後まで終わらせなくては。

ポイントと順位を見ればだいたい次戦う人が分かるからな。

前回の戦闘が終わってから、ポイントに追加で順位まで出てくるようになったんだよな。

ということで、暫定次の相手は...う、うどん侍!?


プリック:「ここにきてまさかのうどん侍!?」


ポーク:「え...うどん侍?そんなランキング上位とは戦えないでしょ...うどん侍!?なんでこんなにポイントが少ないの!?」


その通りだ。確かにさっきの試合で私のポイントが爆上がりしたのもあるだろうけど、さっきウェントと戦ってたほどのポイントの持ち主だったのに、なんで?

いや、今はそんなことはどうでもいい。次こそ、ウェントの敵を討つとき!

って感じだな。


ポーク:「頑張ってね、プリック!ウェントの分も!」


プリック:「もちろんよ、絶対に倒してやるわ!」


そんな意気込み以上に、私は心と体が熱くなっていることを感じていた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

うどん侍と戦うと一応思い込んでから、ずっと作戦を考えていたが、まずまずあの刀にも鞭にもなるあのうどんを使った攻撃。


【鞭の場合】

①隙のない縦横無尽に動く鞭

②手足を縛り付け、引きづる、壁に当てる

などの複数の攻撃パターン


【刀の場合】

①シンプルに攻撃

②空中からでもロケット発進

③いとも容易く体を切れる

などの複数の攻撃パターンと大きすぎる火力


つまり、二つが合わさって、無数の攻撃パターンに、一回一回の高火力...勝ち目あるのかこれ?

しかも、体が動くのが速すぎてその風の音で少ししか聞こえなかったけど、onta()mast()yle()ってやつ。その内容というか、能力も知りたい。それで空中でのロケット発進を行ったと思われるし、それに何かしらの秘密は隠されてあるはず。

そして、ウェントを倒した時使ったのは温玉流の何なのかも知りたい。もしかしたらそれを、詠唱を聞いて避けれるかもしれない。

まぁあれが詠唱なのかはあやしいが。正直剣術な気がする。この世界剣術も充実してるのか。

というかそれ、剣術なら魔法とかミリも関係ないじゃん。

それじゃあ何かそれ以外の魔法系のやつを使ってくるっていうのか?勘弁してくれよ。武器の時点でもかなり詰みかけてるんだぞ?


ポーク:「というかさぁ、ウェントと戦った時よりうどん侍、動きとかいろいろすごくなってた気がしたよ?大丈夫そう?」


プリック:「大丈夫だよ。せめて死なないように頑張るから。」


所詮そういうのは見方とかそういうのが関係しただけの、ただの心の錯覚だ。大丈夫。大丈夫...だよな?

なんか、さっき強いと思ってる人がやられたから不安で不安で仕方ないな。

大丈夫だ、さっきのウェントは何も情報を知らなかったから負けた。

対して私にはウェントのおかげで情報がある。

この情報を知った上で勝てるとは思えないけど、ウェントのためにも、完全試合(パーフェクトゲーム)では終わらせない。せめて、一矢報(いっしむく)いる!


ポーク:「呼ばれてるよ、プリック。勝てなくてもせめて、一撃だけでも与えてきてね!」


プリック:「もちろんよ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

実況:[それでは!第二回戦、開幕です!]


まず先に断言しておこう、この勝負、いや、この試合には勝つ気ではあるが、勝てないだろう。

ただそれでも、一矢報いることはできるはずだ。

そのためにも、私は全力でこのうどん侍に挑む!


うどん侍:「Ontama Style,Battou.」


最初から温玉スタイルですか、そうですか!

それで、今はなった言葉は...抜刀か?

ってことは、あのロケット発進の技だったりするか?

それなら...空中のあれが地上版って...避けれないでしょーそれ。

いや、まだだ。ウェントに放った技が抜刀だったかは分からない。


...!

いや、これは流石にウェントに使ったやつだ。速すぎる!

ただしかし、抜刀ということは、いけるかもしれん。

私の知ってる抜刀というのは、横一文字(よこいちもんじ)で一回切るだけ(個人の感想です)。つまりは、しゃがんだり、リンボーダンスすれば避けれる!(個人の感想です)


ただ絶対自分の筋肉だけでは間に合わなさそうだから、ウィンディンを上むきに出して、自分を下に押し込む!

ビュンッ

うぉいすごいなこれ!

本当に頭上というか目前を刀が通っていった。しかも知ってたことだけどめっちゃ速い。

切られたらシュパッと一刀両断だな。


うどん侍:「Oh.Another person is avoiding Battou.」


うん?

いやまぁ温玉流の技を詠唱したわけでもなさそうだから別いいんだが。

ただコイツうどん侍っていう【ザ・和】みたいな名前なのに、使う言語は英語って。ギャップが凄いな。

あぁ違う違う。今そんなことはどうでもいいんよ。


話を戻すと、さっきコイツは【温玉流、抜刀】を使用した。

抜刀と言ってる時点で、もう剣術タイプなのは確定だ。

ただそしたらひとつの違和感が生まれる。


ここは魔法試験やってるんですよ?剣術じゃなくて魔法ぞ?


これだ。

この試験を受けるにあたって、適正とどんな魔法を使えるかを一応書類で出さないといけなかった。

そんなときに、


適正:無し

魔法:無し かわりに剣術


なんて書いたもんなら、これで合格者を絞るわけでもないのに、間違いなくこの試験は受けさせてもらえないだろう。

つまり、コイツにはなにかしらの魔法が使えないとおかしい。

ありがちなのは、剣術キャラなら、刀に属性を持たせるとか、自分にバフをかけるとか。

その他にもシンプルになにか魔法を使って来るかもしれない。

そっちにも脳内のリソースを割いておこう。

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