12 魔法バトル大会(ショー) 一幕目 展幕 VSリクスト
実況:[おーっと!ここでリクストワッサー選手の切り札登場か!?]
ウェント:「ゴボゴホら、らめろ!」
リクスト:「今更遅いよ、あなたは、もう!」
なんだリクスト、リクストも水の中ってのに、なぜ普通にやってられる?
...!リクストの適正は{水}、つまり水を操ることのできる能力。それにより、ものすごいスピードで流れてくる水を捌いているのか!?リクスト、こいつ...今更ながら強い!
リクスト:「そう...あなたの適正は{真似}ということだったのか。やっと分かったよ。今になってね。」
リクスト:さっきのリスダミバーストを真似しようとしたところがそれっぽかった。
ウェント:「そうら、りらららなりるりらら。」
リクスト:「そして分かりました。あなたのバカさ加減も。」
は?さすがにイラっとするぞ。その言い方は良くない。
リクスト:「そういえば、思い出してください、この勝負の勝敗の決め方を。」
なんだったか...
①どちらかが死んだ場合
②降参した場合
③魔力切れで倒れた場合
④気絶、失神した場合
⑤フィールドから出た場合
まさか...!
リクスト:「さすがに気づいたと思うけど、こっからあなたを全力で敗北させるから、頑張って耐えてくださいね。」
おそらくだが、リクストの狙いは⑤、フィールドからの押し出し!しかし、そんな狙い撃ちできて圧やスピードの速い魔法など、どこぞの水しぶきだけでは...?
リクスト:「こういう時に使うんですよ、切り札って言うのは!」
手を銃のポーズにしたぞ?何か関係あるのか?
水...拳銃...鉄砲...っ!水鉄砲!
リクスト:「水鉄砲!」
技名:水鉄砲
効果:まるで狙い撃ちできる水しぶきのようなもの。手を銃のポーズにすることで使え、指先から水がでる。その威力は、銃弾より少し低いくらい
水の中で水鉄砲を打っても、その方向に流れが...できるだけ...いや、違う!それが狙いなのか!
銃の威力なんて今は期待してない。その方向に流れができれば良い、その放った銃弾が攻撃、せめて押すでもしてくれたらラッキー程度なのか!
てかさ...
ウェント:「いや、さっきから何となくそう思って実行してるけど、俺が{水}の能力を真似てしまえば君と同じことができるのでは?」
俺は特別な技術なんていらない。調整もいらない。自分が少し調整したいなら、しないといけないが。しないでいいなら、見たままに再現可能なのだから、俺もリクストのように水を捌いてどかすことが可能!
リクスト:「くそっ、さすがにもう気づいたか。」
ウェント:「おそらくこの方法に気づかないように願ってたんだろうが、叶わなかったな。本気で叶えたいなら、彦星と織姫にでもお願いしてこい!」
{水}を真似たら良いことに気づいたならもうリクストは簡単に倒せるだろう。水攻めは本当の意味で効果が0になっんだ。
そういえば、これ敵の体の中に直接水を作ったら良いのでは?試してみよう。
ウェント:「だいたいこの辺か?あ、水鉄砲!」
リクスト:なんだ?あなた、急に自暴自棄にでもなったのか?適当に僕の水鉄砲をこっちに連射してきてる...?
どうして水鉄砲を連射してるかって?そんなの簡単、敵をあそこから動かさないようにするため。敵だって、集中しないとあんなスピードの水捌きは無理だ。いつでもどこでも可能っていうなら、それこそ最強かもしれん。
リクスト:「そんなに打っても、結局僕は避けさせるか止めるかして、この周りの水に溶け込ませますよ。意味ありません。魔力の無駄です。」
ウェント:「もう遅いんだよ。バカなのは、君の方だったな。」
リクスト:「何をするつもりなんですか?」
ウェント:「すぐ分かるさ。ほら、もうそろそろ。」
リクスト:「ゲホッゲホッ」
リクスト:これはまさか、体内に直接水を入れ込んだ!?しかも、肺に
ウェント:「苦しそうだな。人のことバカとか言うから。バカっていう方がバカなんですー!」
リクスト:「ふぅ、落ち着いた。」
ウェント:「なぜだ!?俺はしっかり肺に水を入れ込んだはず!」
本当になぜ?
入れ込むタイミングで少しリクストが動いた?否、動いたようには見えなかった。
入れ込んだ水の量が少なかった?否、10L分は水をいれた。さすがに倒れるくらいはするだろう。
まさか、入れ込んだ瞬間に水を100度以上まで上げて速攻で蒸発させた?否、そんな高温、体内でそんな高温がでてきたら水どころではない。なぜ?なんで?
リクスト:「知りたい?水を直接いれても、倒れもしなかった方法を。」
ウェント:「あぁ、聞きたい。なぜだ?」
リクスト:「本当に単純な話だよ。入れられた水を速攻で体内から放出させた。水を操るっていうのは、適正{水}にとっては上等文句さ。そんなことも想定できなかったとは。本当にバカだね。」
リクスト、いつもの喋り方の敬語を着ける話し方を忘れてる...?それほどハイになってるのか。
ウェント:「さっき俺が言ったことを覚えてるか?バカって言う方がバカってことを。」
リクスト:「もちろん。」
ウェント:「その言葉、やっぱり正解だわ。」
そう、俺の作戦は大元の大きい軸としては―
余談というか、雑談というか...タイム
豚のしっぽを食べれる店があるらしい
うまそうだったし食べたい




