逆流性食道炎というもので病院に行きました。これって生活習慣から引き起こされるみたいですね。皆様も気をつけて下さい
私は病院は苦手の苦手ですけど、薬局でお薬買うよりも効果覿面な事が多いので我慢我慢です。
ひっどい胸焼けみたいなのが収まらなくて、止むなく病院に向かう事にした。
発端は3日くらいまえに、大根の漬物、銀杏切りにした大根を醤油と出汁と昆布につけ込んだものがとっても美味しくて、我慢出来ず大根三分の一本分くらい食べちゃったのが原因だと思われる。
何でもやっぱり食べ過ぎはよろしくないのね。そのあと胸焼けみたいな感じで、なんていうか喉の奥がヒリヒリで、何を食べても胸焼け、たまには酸っぱいものがこみ上げてくる状態が続いている。
それで、今日はお休みだったので、ネットで近くの病院を調べて電話して今の症状を診察してくれる病院に向かう事にした。この前PCR検査してくれる所を探すのに散々タライ回しされたので、学習したのだよ。
そして、病院で受付して、待つ待つ待つ。なげー。まあ、私は病院の隅っこで『荷物持ち』の誤字脱字修正と、次の作品の推敲の時間に充てさせていただいてたんだけどね。
そのうち私の次に来た患者さんが痺れを切らして受付のおばさんに噛みつき始めた。
「どれだけ時間がかかるんですか? 家に子供おいて来たんですけど」
ぽっちゃりとしたおばさんと、目がくりっとしたぽっちゃりとした二十歳すぎくらいの黒髪ショトカのお姉さん。お母さんと思われるおばさんが噛みついている。今まで耳に入った話では、なんか娘さんが子育てでフラフラらしい。見るからに元気そうだけど、それって病院にくる程なのか? ちなみに病院の奥ではガンガンまるで断末魔のように泣いている子供の声。長いのは子供が先生を困らせてると思われる。
「済みません、あと少しですから、次の次ですから……」
看護師さんが頭を下げてる。ん、次の次って間違いなく私の次じゃない?
そして、果たして呼ばれる私の名前。
「急いでいる訳じゃないですから、そちらの方を先にどうぞ」
子供が待ってるならしょうが無い。順番譲っちゃった。黒と白を選べと言われたら迷わず白を選ぶ。それが私っ! 嘘です。ただ気が弱いだけです。
そして、お姉さんが先に行って、そのお母さん的な方は私に頭を下げる。けど、今さっきの話聞いて、順番譲らない人はそうそう居ないと思うよ。
そして、奥から先生と娘さんの声、いやほとんど先生の声が聞こえてくる。先生、話なげーし、声でけーよ。そしてそのお話あいは、子供育てるのは大変だから、周りにももっと相談しましょう的な話で終わる。なんか栄養剤的なものを点滴してあげるらしい。この病院、プライバシー的なもの全く無いな。ここに来るのは初めてだけど、チョイスをミスったのでは……
そして名前を呼ばれて、看護師さんとなんかしているさっきのお姉さんの横を通って診察室にむかう。向かう時に右手に等身大のス○ーピーのぬいぐるみが鎮座していた。なんなんだここはカオスだ。
「口をアーンと開けて」
挨拶して診察室にはいって促されて座るなり、口を開けさせられて何かを突っ込まれる。
「もっとべーして。次はエーって言って」
言われるがままにこなしていく。ちなみに先生は多分50才前後くらいと思われて、アンジャッシュの児嶋さんが老けたような顔の人だった。
「いびきがうるさいんじゃない?」
心当たりはあるが、自分のいびきなぞ、自分じゃわからんわ! オブラートに包んで答える。
そして次は問答無用で話にチューブみたいなものを差し込まれて何かを注入される。鼻の中の水分が無くなったら喉が乾燥する的な事を言われ、あまり鼻をほじったりティッシュを捻じ込んだりしないように言われる。そないに鼻ばっかほじっとらんわ、という言葉を呑み込む。
けど、話を聞くに鼻の中はウエットな方がいいらしい。たしかに鼻がうじゅうじゅしたら、すぐにティッシュを突っ込んでたような……
どうも話を聞くからに、『逆流性食道炎』というやつらしい。ご飯をゆっくり食べろと何故か命令される。どばーっと食べると、どばーっと胃液が出て良くないらしい。心当たりありすぎる。昼ご飯、だいたい10分で食べてる今日この頃だもんな。けど、鼻をほじりすぎて早飯でイビキがうるさい。なんか私が凄い下品な人みたいじゃない。しかも先生、声メッチャデカいんだよ。ここらにいる人みんなにまる聞こえだよ。
そして、色々出すクスリの話をされて、吸入して帰るように言われる。『吸入』? なんなんだ?
そして診察は終わり、診察室を出てなんか訳の解らん機械の前に座らせられる。そして看護師さんに先が2つに別れた機械とコードで繋がってる筒状のものを渡される。なんか嫌な予感が……
果たしてそれは鼻に突っ込むものだった。看護師さんに言われた通りにそれを両鼻の穴に突っ込み、鼻から呼吸して口から吐くように言われる。機械には液晶があり、そこのドット絵の砂時計の中が落ち尽くすまで繰り返すように言われる。これは何の罰ゲームなのか? しかも目の前に百均で買ったようなチンケなピンクの鏡がある。コレいらんやろ。わざわざ鼻にフォーク突っ込んだ自分の姿を確かめろと。昔、天下人になった徳川家康は、自分がビビりまくっている絵を絵師に描かせて自分を鼓舞する材料としたと言う。それと同じ類いなのか? 横を見ると、さっき順番を譲った姉ちゃんがこっちを見ないように何かしてる。有難い。こちとら鼻フック状態でありますからして。けど、私の後ろをそれから幾人もの患者さんが通り過ぎていく。けったいなものを見るかのように、ガン見しながら。もっとデリカシーって奴が欲しいです。なんか病院に来る度に晒し者になってるのは気のせいだろうか? そして公開処刑は終わり、待合室に戻り、支払いして帰った。ちなみに順番譲ったお姉さんとそのお母さんはメッチャ感謝してた。
『教訓』
早飯は胃もたれの元。
鼻をティッシュでほじり過ぎると、喉もやられるぞ。
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