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吸血姫様は今日も不機嫌  作者: 笹葉きなこ
ちょっと不安な夏休み
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海遊び ─ バーベキュー2

「ちょっと、一回落ち着こうか二人とも。せっかく焼いたのに持ってる間に冷めちゃうよ」


 俺たちの網の上での戦争は、康祐の提案で停戦となった。

 確かに、せっかくのバーベキューで冷めた肉を食うのも味気ない。というより、野菜を食べずに肉だけを食べていた気がする。


「ほらほら~、こっちに野菜もあるから野菜も食べな~」

 

 俺の思考を読んだかの如くのタイミングで野菜を焼いている大鳥さんが声を出す。

 茶色一色だったこちらの網に対し、玉ねぎ、ピーマン、かぼちゃ、とうもろこしと色とりどりの食材が広がっている。


「とうもろこしおいしいよ! とうもろこし!」


 満面の笑顔でとうもろこしを勧めてくる夜黒さん。大地の皿とは打って変わって、夜黒さんの皿には山盛りの野菜が積んであった。……女子は女子で野菜で似たようなことをしていたようだった。


「じゃ、せっかくならもらおうかな」

「ん、食べな~」


 大鳥さんが差し出してくれたとうもろこしを受け取って口に入れる。うまい。


「じゃあ私はお肉たべよー」

「あ、私も食べます」


 俺と入れ替わる形で深雪と夜黒さんが肉ばかりの網へと移動する。

 こう考えるとそれぞれの網が専門になっているのは分担の観点ではよかったのかもしれない。


「どう~? 楽しめてる?」

「ばっちりー、楽しいよ!」

「誘ってくれてありがとうな」


 俺が今回のイベントがあることを知ったのは直前で多少の焦りがあったが、それを差し引いても来た甲斐があった。普通に家にいただけではできない経験が多くできた。海で遊んだのもそうだが、バイトの経験がやはり大きい。普段作らない料理や接客経験は今後に活きてくるに違いない。自分で作ったもので誰が喜んでくれるのはうれしいものだ。

総合PV30000ありがとうございます!

5周年です。

微妙に切りが悪かったので短いです、近いうちに続きを上げます


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