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爆縮と体温の機知(6)

茜色

茜色の約束は

新鮮な内に本当になった

触れるのが怖いくらい

近く居るのが分かると

何にも言わなくても

手を繋いでしまえるんだ

見ていることから

体験することに変われば

分かんない時も

分かる時も

不思議と

自分の一部になっていく

欲しがるよりも

与えたくなるんだ


甲高い鼻歌で

洋服を選んで

メイクは七割で

濃くなく整えて

時間の少し前に

待ち合わせ場所に行くと

貴方は

もう来ていて

二人して「早いね」って

同じ場所で笑った

いつも同じタイミング

早く手を繋いで

なんとなく歩いて行けば

自分だけのゴールと

二人のゴールの差が

見えてくるから

全ては体験の中にしかない


女の子の小さな努力を

認めてあげるのは

まずは自分自身からだから

耳に残っている貴方の好み

小出しにしながら

楽しんでいる

二人が一緒に居て

付き合うってことは

お互いの願い事を

叶えてあげているってこと

たまに

願い事が大きな人が居るけれど

それは見る目が無い

叶えてあげているってことの上に

自堕落になっているのは

ふしだらなだけなんだ


なんだか

そわそわしている隣

落ち着かないのは

何かを考えているからかな

欲しい物は

全部言えば良いのに

叶えられる分は

叶えてあげる

自信が無いなんて

思わなくても良い

好きを受け取るって

それくらい強さが出ること

カランカラン鳴る

グラスの氷

溶けてしまうなら

飲み干して仕舞えば良い

私は私として

貴方を好きになっている


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