表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
泡沫の物語(ミソロジー)  作者: 月ノ葉
3/5

登場人物紹介&その他解説

世界観が分かりにくいと思うので、解説&説明をのせておきます。

 *世界観について

  ・舞台は始祖神しそがみが作った「世界」と呼ばれる所

  ・「世界」には人間が存在する。

  ・悪に染まった人間の魂や、憎悪・悲しみに満ちた人間の魂がそれをコアに人の形を成し、力を持った「悪霊」が存在する

  ・悪霊は人の姿をしているが、強烈な魂が人の形を成しただけなので、一般的な武器やお祓いなどは全く通じない

  ・悪霊は人の魂を喰らうことで強化されていき、魂のかたまり→悪霊→悪魔の順で進化していく

  ・100年に1度、天界より地上に遣わされる七天神の魂を受け継ぎし者、「神継かみつぎ」たちが、世界を始祖神が作った元の姿に戻すために戦う


 *七天神について

  ・始祖神が世界創造のために作った7人の神

  ・世界創造に直接関与している

  ・始祖神が自らの持つ力を8つに分け、その内の7つをそれぞれに分け与えることで創造した神々

  ・↑のため、各々が特殊な能力を1つ持ち合わせている

  ・100年に1度、地上に向かい、これから生まれる人間を選び、神継として世界を元の姿に戻すという役割を担う

 

 *神継について

  ・七天神の魂を受け継ぎし者たちのこと

  ・この物語の主要人物たち

  ・人間の心と体を持ち、神の力と魂を持つ

  ・生まれた時から神の魂が覚醒している訳ではなく、『人生において、これ以上にないほどの悲しみと苦しみを味わう。』という条件を満たした時初めて魂が覚醒する

  ・覚醒した力と魂は自分自身では制御不可能のため、各々が最も大切にしていた身につける物に始祖神が悲しみと苦しみを入れ込み、「制御装置」として身につける

  ・制御装置を外すことによって、神の魂が解放され、神の力を得て戦うことができる

  ・神継は自らの魂の一部を武器化することで、悪霊を倒す唯一の武器「聖武アニマ」を生み出し戦う

  ・聖武アニマには神力じんりょく(魔法でいう魔力の様なもの)が宿っていて、それによって特殊な技が使える

  ・悪は悪霊だけではなく、悪の心を持った人間のことでもあるので、悪霊も人間も悪と分かれば容赦なく倒す

  ・力や武器の性能上、どうしても他の神継と劣ってしまうところがあり、それを補うために、各々1つずつ特別事項を持ち合わせている

  ・神継たちは『人間の中の何処にも属していない。』ということを証明するため、苗字を捨てなければならない(名前に関しては特に決まりは無いが、神継たちは特に使わないという理由から、名前の漢字もほとんど使わない。)

 ・それぞれ体のどこかに神である印、「神印じんいん」がある


 *登場人物紹介


 天界

 ○始祖神しそがみ

 身長:187㎝ 体重:? 年齢:? 性別:男

 能力:不明 イメージカラー:緑 髪色:黒で一部金色

 目の色:緑 一人称:「我」

 世界を創造した神。神継のことはもちろん、神々や天界、世界をも司る“全ての神”。そのほとんどが謎に満ちているため、自分でも自分のことがよく分からない時がある。世界の人々の中では、様々な名前で呼ばれているが、特に決まった名前は持たない。掴み所の無く楽観的でおおざっぱな性格。だが、皆に慕われている。好きなものは世界、嫌いなものは仕事。仕事をいつもサボろうとし、補佐の白蓮にいつも捕まる(たまにシバかれる)。

 たまに真面目になると、みんなびっくりする。


 ○白蓮びゃくれん

 身長:154㎝ 体重:43キロ 年齢:? 性別:女

 能力:不明 イメージカラー:うす紫 髪色:うす紫がかった白 目の色:ピンクと紫 一人称:「わたくし

 始祖神補佐の女神。始祖神の側にいつも仕えている。始祖神が七天神を創造した時に一緒に創造され、その頃から補佐をしている。始祖神とは違い、キッチリとした性格でいつも冷静。いつも敬語を欠かさない。だが、非常に毒舌であり、かなり厳しい言葉を浴びせることも…。でも、始祖神のことはとても慕っている。

 好きなものは清潔、嫌いなものは不潔。不潔な人は生理的に受け付けない。たまに始祖神が真面目になると、世界が終わらないか心配になる。


 ○その他の神々、天使たち


 地上

 ○ツキ(月希)

 身長:158㎝ 体重:45キロ 年齢:17歳 性別:女

 能力:破壊 イメージカラー:白 髪色:銀色で毛先が群青  目の色:左目・青緑、右目・黄色 一人称:「ツキ」

 魔天神の神継の少女。別名“全てを死へ(ルナティック)誘う闇(サイエンス)”。「眠い」「怠い」「面倒くさい」が口癖の超マイペース&無気力で暇があれば寝ていたい。笑いのツボが深いため常に無表情でやる気がなく、いつもボォーっとしている。

 使用している聖武アニマは日本刀(太刀)で二刀流。その性格と外見とは裏腹に近距離戦が得意で、暗殺能力はトップクラス。目にも止まらぬ速さで移動し刀を振るう。

 能力は簡単に言うと破壊の能力。解放すると闇の影の様な模様が体じゅうに表れ、触れたものの魂を破壊し、その魂の器(人間でいう肉体)は原子レベルに分解され消滅する。

 制御装置は髪の毛についている桜の形をしたピン。

 神継である証の神印は右太ももにある。

 好きなものは甘いものと寝ることと白くま、嫌いなものは上下関係と人混み。趣味は新しい花を見つけて図鑑を作ること。面倒くさがりなツキが唯一自ら進んでやることで、花の名前がどうしても分からない時はフウカに手伝ってもらっている。

 ペアのヒュウガとは犬猿の仲でいつか自分の手で殺してやろうと思っている。いつも着用している白くまの耳付きパーカーは、お気に入りかつ必需品。


 ○ヒュウガ(日向)

 身長:161㎝ 体重:47キロ 年齢:17歳 性別:女

 能力:創造 イメージカラー:黒 髪色:茶色

 目の色:左目・黒、右目・赤 一人称:「俺」

 聖天神神継の少女。別名“全てを(クロス)創造せし光(グレイヴ)”。おおざっぱでサバサバしているため、細かいことをちまちまやることが苦手(というか大嫌い)。喋り方だけ聞いていると完全に男っぽい。そして言葉のオブラートを知らない。

 使用している聖武アニマは二丁の回転式拳銃。神継の特別事項により、『二丁で近距離用』という条件さえ満たしていれば形態を変えることができる。

 能力は創造の能力。解放すると、顔と腕に雷の様な模様が表れ、自らが想像するもの全てを完璧に造り出すことができる。

 制御装置は耳の付けている三角と十字架のピアス。

 神継である証の神印は左の脇腹にある。

 好きなものは喧嘩と音楽、嫌いなものは真面目と弱虫。趣味は音楽を聴くこと、喧嘩に乱入することなど多趣味。喧嘩に関しては負け知らず。

 ペアのツキとは犬猿の仲でいつか自分の手で殺してやろうと思っている。不良のように思われがちだが、困っている人を進んで助けるなど性格がサバサバしているだけで、不良ではない。


 ○フウカ(風歌)

 身長:143㎝ 体重:38キロ 年齢:14歳 性別:女

 能力:真実 イメージカラー:黄緑 髪色:白

 目の色:黄緑と黄色 一人称:「わたし

 風天神神継の少女。別名“全てを詠む風(ギルトリフレイン)”。純粋でふんわりしているが、すぐにおどおどしてしまうため、かなりの頻度で焦っている。自分に自信がなく、最もな正論を思い付くも言葉に出来ない時がある。そしてとてもビビり。

 使用している聖武アニマは魔法の杖。神継の特別事項により、神力が聖武アニマではなく体に宿っていているため、聖武アニマがなくても技が使える。

 能力は透視能力。解放すると顔と首に風の様な模様が表れ、あらゆるものを透視する。物の透視はもちろん、人間の思考や過去、現在、未来において全てを視ることができる。だが、本人は自分の能力をあまりよく思っていないので、かなりのピンチじゃないと解放しない。

 制御装置は左腕に付けているブレスレット。

 神継である証の神印は右腕の二の腕にある。

 好きなものは読書と動物や自然と触れあうこと、嫌いなものは虫と雷と怖いもの。趣味は読書と絵を描くこと。絵はとても上手いが、本人は自信がないので滅多に人に見せない。

 首に巻いているマフラーは、以前ミナトがくれたものでとても大事にしている。


 ○ミナト(水渡)

 身長:138㎝ 体重:35キロ 年齢:10歳 性別:男

 能力:浄化 イメージカラー:水色 髪色:黄土色

 目の色:水色 一人称:「僕」

 水天神神継の少年。別名“全てを浄化せし水(セントディバイン)”。純粋でしっかり者のため、最小年ながら皆をまとめることもしばしば…。常に冷静な判断が下せる。それに加え勉強(特に数学)も得意と、かなりの神童っぷりを見せている。ただ少々天然な一面もあり。

 使用している聖武アニマは弓矢。かなり大きめの弓だが使いこなしている。ほぼ正確に心臓を貫くことが多い。

 能力は簡単に言うと治癒能力。解放すると、顔や手に水が流れる様な模様が表れ、あらゆるものを癒す。怪我や病気を「癒す」ことが主だが、人の心の穢れを「浄化」することもできる。だが、これには精神力と体力の消耗を伴うので、あまり多くの浄化は出来ない。神継の特別事項により、能力の解放していなくてもある程度の傷なら癒すことができる。

 制御装置は首に付けている五芒星のネックレス。

 神継である証の神印は左手の甲にある。

 好きなものは勉強と実験と料理、嫌いなものは暑さ。趣味は新しい実験をすることだが、3回に1回失敗する。

 常に敬語を欠かさないのは自分が最小年だからのこと。個性的なメンバーのなかでツッコミ役にまわることがほとんどで、同じツッコミ役のエンマと一緒に頑張って(?)いる。


 ○エンマ(炎魔)

 身長:179㎝ 体重:60キロ 年齢:20歳 性別:男

 能力:虚偽 イメージカラー:赤 髪色:焦げ茶色

 目の色:赤に近いオレンジ 一人称:「俺」

 炎天神神継の青年。別名“全てを欺く炎(フェイトジョーカー)”。元極道の父と超ド天然でマイペースな母に育てられたため、常に喧嘩ごしで喧嘩っ早いが素直になれない性格になってしまった。そのため、学生時代は誰もが恐れるほどの不良となってしまった。また、悪事や弱い者イジメが大嫌いなど、正義感に満ち溢れているため、悪事を働いたヤツをボコボコにする“正義の不良”っぷりを見せている。

 使用している聖武アニマは大剣。地面に叩きつけると大きな地割れができるほどの迫力がある。

 能力は虚偽の能力。解放すると顔と手と足に燃え盛る炎のような模様が表れ、あらゆるものを騙す。それも、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、感覚に至るまで全てを騙すことができる。

 制御装置は右腕に付けている腕輪。

 神継である証の神印は左の首すじにある。

 好きなものは運動とゲーム、嫌いなものは勉強と不正。趣味はひたすらゲームをやることだか、時間を忘れてしまうのであとで誰かに怒られる。

 最近バイクの免許をとり、カイトと練習している。母のおかげでツッコミが一人前になり、その結果今はみんなのツッコミ役に抜擢されている。


 ○カイト(灰都)

 身長:182㎝ 体重:65キロ 年齢:21歳 性別:男

 能力:忘却 イメージカラー:グレー 髪色:グレー

 目の色:紫 一人称:「俺」

 無天神神継の青年。別名“全てを忘却せし無(ダウトブレイク)”。クールで常に冷静沈着で無表情な俺様。「興味がない」が口癖で一匹狼なところもあるが、仲間は大切にする。

 使用している聖武アニマは狙撃銃と脇差。神継の特別事項により、聖武アニマを2種類装備している。銃の性能は非常によく、約3㎞先まで弾が届く。

 能力は記憶操作の能力。解放すると顔と指先に灰が飛ぶような模様が表れ、人や物の記憶を消去したり、新たな記憶を植え付けたりできる。

 制御装置は首に付けているチョッカー。

 神継である証の神印は右胸にある。

 好きなものは面白いこと、嫌いなものは外道としつこい人。趣味はバイクで出かけることと狩猟だが、熊や鹿を平気で狩ってくるのでいつもみんなにびっくりされる。

 特に機嫌が悪い訳ではないが、無表情からか子供や動物によく逃げられる。最近はバイクデビューをしたエンマの練習を手伝ってやっている。(満更でもない)


 ○アイリ(哀理)

 身長:175㎝ 体重:55キロ 年齢:23歳 性別:女

 能力:感情 イメージカラー:ピンク 髪色:うすピンク 目の色:朱色とピンク 一人称「わたし

 心天神神継の女性。別名“全てを牛耳る心(テクニカルカインド)”。何を考えているかよく分からない不思議な性格で、人を軽蔑するような口調で話すのが特徴的。悪霊や人を倒すことに何の躊躇もなく、いつも嘲笑うような笑みを浮かべている。同じ仲間の神継たちでも予想を外すようなことをするため、一般人には当然何を考えているかは分からない。だが、非常に頭の回転が早い。

 使用している聖武アニマは大鎌。自分の身長と同じくらいの大きさの鎌を振るって戦う。死神をイメージさせる。

 能力は感情操作の能力。解放すると、顔と主に上半身に茨のような模様が表れ、心を操る。神継の能力の中では唯一の対人間のみの能力で、人の体を操るのではなく心(感情)から操るため、より強力に人を操ることができる。

 神継の特別事項により、制御装置を“物”としては持っておらず、自らの心の中に制御装置を持っている。なので、自らの意思や感情の変化に応じて制御装置が解除される。

 神継である証の神印は後ろの首の付け根にある。

 好きなものは料理と人間観察、嫌いなものは偽善者。趣味は観察した人間ノートを作ることで、かなりの冊数がある。

 一見みんなの嫌われ者だと思われるが、主にフウカとミナトの世話をしたり、みんなの料理を作ったり、最年長者らしい一面もある。面倒見はいい方である。

長々とありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ