此の顔にピン! ときたら……
ある晩、天空に輝く満月に男の顔が映し出されその下に文字が書き出された。
こう書かれている。
「この顔にピンときたら110番」と。
それを見て映し出された男が満月に向けて罵声を浴びせた。
「馬鹿野郎ー! ちょっとした願望を呟いただけじゃないかー!」
罵声を浴びた満月が怒鳴り返す。
「お前の願いを聞き遂げて、犯罪の片棒を担がされてたまるかぁー!」
男が満月に願ったのは、「女子高を乗っ取って、沢山の巨乳女子高生を侍らせてハーレム生活を送れますように」だった。