表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/18

15 筋トレ効果

 それでもやっぱり汗をかいた後、水分たくさん摂るっていうのは躊躇ってしまう。


「ぐびぐび飲むのはよくないですからね。ちびちびこまめに飲みましょう。え、汗を出したのに水分を摂らないと?却って太りますよ?」


 なんですとーーー!?


「汗をかいたら喉が渇きますよね?身体がお水を欲しがっているのにあげないでいると、少ない水分をがんばって取り込もうとして余計に水分を溜め込んじゃいます。むくみの原因になっちゃいますよ~」


 ひいぃい……っ!


「代謝が悪くなったりどろどろ血液になったり便秘の原因にもなりますからね。お水飲みましょう」


 確かに便にも血液にも水分を供給してやらんと……すまんかった……。




 運動教室の筋トレマシンにも慣れてきた。

 少しは筋肉付いたかな。

 体重はあまり変わってないけど、脂肪より筋肉の方が重いって言うもんね。置き換わっていると信じたいーー。


 入会時は慣れる為もあって、週に3回くらい運動教室に通っていたけど、だんだん週に1、2回になってきた。本当は1日置きに筋トレするのがベストらしいけど。


 上半身を鍛えるマシン、下半身を鍛えるマシン、体幹を鍛えるマシン……。いろんな筋トレマシンがあるけど、やっぱり今まで座りっぱなしだったせいか、下半身を鍛えるマシンはちょっとキツく感じる。プルプルしちゃうんだけど、効いてる、効いてるよ~。

 おかげで最近階段がすごく楽チン!脚のバネ感が半端無いよ!

 身体が軽いと気持ちも明るくなるね~。


「ゆりさん、姿勢良くなりましたね!ちょと締まって来たんじゃないですか?」


 コーチに褒められた~。

 ここのコーチは皆さんなぜか名前呼び。

 母娘で来ている人がいるからか、生徒さんと距離を詰める作戦か。


「でもあまり体重減って無いんですよー」


「じゃあ、その分脂肪が筋肉に置き換わっているんですね」


 やっぱり!?


「それに、ゆりさん足踏みの時にずっと肩まわしていますよね?」


「そうなんですー。肩凝りがひどくって~」


 肩甲骨を取り外して自分でもみもみ出来ればいいんだけどね。

 マシンとマシンの間にある足踏みスペースでは、いつも指先を鎖骨に付けて腕をぐるぐる回している。手を伸ばしてぐるぐるすると他の生徒さんにぶつかっちゃうからね。


「肩甲骨の辺りには褐色脂肪細胞がありますからね。肩を回して肩甲骨を動かすのは良いことですよ!」


 皮下脂肪や内臓脂肪みたいな脂肪タンクの白色脂肪細胞と違って、褐色脂肪細胞は脂肪を分解して燃焼させてくれるんだそうな。

 そう言えばブラッシュ体操も肩甲骨を動かすような動作がいくつかあるね。


「腹圧も意識してくださいね~」


 腹圧……要するに意識してお腹を引っ込めた状態をキープする。

 これをしていると、自動的に姿勢は良く見える。そして下っ腹のポッコリが心なしか改善されてきたような……。


 そしてこの運動教室に限らずだけど、ジムに付き物のアレ。


 プロテイン!


 このジムでもオリジナルプロテインを出していて、入会時はココア味を契約していた。今時のプロテインって美味しい!普通に美味しいココアとして毎朝飲んでいた。

 でも、その後すぐに会報誌で“燃焼を助けるフラバンジェノール入り”プレミアムりんご味があることに気が付いて、燃焼重視で味変してもらっちゃった。味はココアが最強だったけど、こっちも美味し~。ちっちゃいコップでお味見させてもらったレモン味はプロテインっぽい味(?)でビミョーだったけど……。


 でもここでもまたまた疑問。


 たんぱく質って結局アミノ酸に分解されるんだから、アミノ酸のサプリ飲んだ方が手っ取り早く筋肉増やせるんじゃないかな?

 ………って。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ