表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

1 けんか

本作は東方projectの二次創作作品です。原作大崩壊なのでご注意下さい。また、百合や、鬱展開も含みます。人を選ぶと思いますので、ご注意ください。

魔理沙「なぁ、霊夢ぅ〜、一つくらいいいじゃんくれたってぇ〜」

霊夢「ダメなもんはダメよ。この饅頭だって2個しか買えなかったのよ。最近の人里の連中は博麗神社の巫女たる私にすら金銭をせがむんだから、ほんっとたまったもんじゃないわ〜」

魔理沙「まぁそうだよねぇ、んでその饅頭頂きぃ!」

バシッと魔理沙が饅頭を掴み、口に放り込む。霊夢は絶句する。

霊夢「えちょっと!!!あんた!!!ふざけるんじゃないわ!!!大体私のお金で買ってきたのよ?この馬鹿野郎!!!」

魔理沙「悪かった、悪かったって。いやぁ霊夢のその綺麗なお怒り顔も見られるなんて光栄ですなぁ...なんて...」

霊夢「なによ!!!だいたいこの贅沢するのにほんっとうにどれくらい苦労してるか知ってんの?ほんっと呆れるわね、だからお父さんに勘当されたんじゃないの?このバカ魔理沙!」

魔理沙「は?親父のことは触れないって約束じゃん。なんで、なんでよ。なんでそんなこと言うんだよ!!!」

魔理沙は立ち上がり、ちゃぶ台に蹴りを入れた。

霊夢「知らないわよ!!!あんたの家庭事情なんて!!!もう本当にいい加減にしてよ!!!流石に許せないよ!!!ねぇ!ねぇ!ねぇ!」

霊夢は魔理沙の服をガシッと掴もうとする。しかし魔理沙はその手を振り払った。

魔理沙「うっさい。一人にさせて」

霊夢「知らないわよ。勝手にしなさい!!!」

魔理沙は箒にまたがり、彼方へと飛んでいった。霊夢は魔理沙に背中を向け、襖を勢いよく閉めた。二人は同じ表情をしていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ