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碧天の雨

作者:鴻上ヒロ
ただ確かなのは、僕らが生きていたこと。

子供の頃に出会った僕の姉と、僕らを取り巻く家族のお話。

※筆者・鴻上ヒロの実話エッセイです。
記憶と訳あって書いていたやたら詳しい日記をもとに、若干の補完も入れて書いています。
これは物語ではなく、記録です。


どこにも居場所が無いと感じていた僕が、偶然出会ったのは居場所を手に入れた姉だった。
彼女は見知らぬ子供に親身になり、「お姉ちゃんと呼びなさい」と言った。
その日から僕に、本当の居場所ができた。
『走れメロス』を読み聞かせ寝かしつけ、目の前でエロゲを遊び、勝つまでゲームに付き合わせる。
そんなくだらない日々が、永遠に続くと思っていた。


※自殺要素が含まれます。トラウマのある方、精神状態が芳しくない方はご注意ください。
5.姉さんとギター
2025/03/19 23:05
6.姉さんと高校生
2025/03/20 19:45
22.深まる共依存
2025/04/17 22:53
27.崩壊
2025/04/17 22:53
36.一変した生活
2025/04/17 22:54
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