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突然ですが、死にました

「はぁ…また就活受からなかった」


就活中の俺はそう呟いた。

理由は恐らく…ってか間違いなく敬語が使えないことにある。

仕方ないだろう。人間できないことは何やってもできやしない。

全く、生きづらい世の中になったもんだね。

生きやすい世の中なんて知らないが。


「…うん?」


何やら騒がしい。

人の悲鳴、怒号が聞こえてくる。

こういう時には行ってしまうのが人の性というものだ。

というわけで俺は現場に走った。

その事をすぐに後悔することになるとは知らずに。


「んー…よく見えねェな…」


現場の近くについた俺だが、人集りで全く現場が見えやしない。

あいも変わらず聞こえるのは悲鳴と怒号だけ。

こんなところにいては精神が参ってしまう。

というわけでここらでおさらばしようと思い、振り返った。

最悪のタイミングで。


「い…ッてェなァ…!?」


何やら感じたことのない、鈍い痛みが俺を襲った。

しかも、無数に。

後ろを振り返ると、なんと、銃口から煙を出すARを持った人間がいたのだ。


(絶対犯人お前だろ!)


声にならない、掠れた怒号を出しただけで吐血する。

周りは救急車だ何だと騒いでいるが、それも少しずつ聞こえなくなってきた。

恐らく出血多量だろう。

無数の弾丸で蜂の巣にされたんだ、無理もない。


(はぁ…俺はここで死ぬのか)


正直、構わない。

人道に背く行為はしてこなかったと自負している。

地獄に堕ちる。なんてことはないだろう。

堕ちるとしても数年。

数年の地獄なんざ耐えて見せる。


(来世では、充実した生き方ができますように)


なんて、情けない最期の言葉を思いながら、俺、「土竜 結月(モグラ ユズキ)」は人生に幕を下ろした。

はい、どうもはじめまして。

私上空と申します。

小説を作るのは初めてのことでなんとか試行錯誤しながらやってみました。

我ながら変な作品だなと思いますが。

温かい目で見守っていただけると幸いです。

なお、新しいキャラクターが登場するのは次の話となります。

まぁ、お察ししている方もいるのですが、次回のお楽しみということで。

それでは、また次のお話で。

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