愚者の箱庭
暗い部屋の中で、独り、スマホを片手に
布団の中で「 生きる 意味 」そう 調べた。
時刻 は 、夜 の 12 時
これが 僕の日課だ。
死にたい 訳じゃない。
ただ、生きたい 訳でもない。
無機質 に 光る 画面 を 見て
前向きな 人 の ポエム を 見て
またこれか と 、 溜息 を 付いては
明日 に 怯えながら、眠るんだ。
塞いでいたら、誰かが不幸になってしまう
それが 嫌 で、立ち上がれば
僕 が 不幸 に なる。
不平等 だ 。
時に、そう思った。
何も かも、分からなくなって
だけど、答え なんて なくて。
でも、分からなくとも、世界は進む
僕 だけ に 重力 10倍 かかってんじゃないか と
思う程、身体 が 重くて。胸も苦しい
神様 って 、この世 に いるのかな?
いるはず なんて ないって。
信じても ない けれど
もし いるのなら
助けて なんて 言わないから
この理不尽 で 不平等な世界 を
ぶっ壊してくれ
それができぬ なら、
僕 を 消してくれ 。
悲しむ人 が いるから
殺しは しないで ほしい
僕の事で悲しむ人がいるのは、辛いし
嫌になってしまう 程に、嫌いなんだ
僕も。世界も。
なんて、叶うはず の ない 願い事 を ___。