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営業活動だよ!ドナルド!

 カーネルとの抗争の合間を縫って、赤アフロ頭の道化師は営業活動という名の布教活動に専念していた。

 ここは、日本のやや端っこにある長崎県長崎市。今や『シーボルト通り』と白人医師に乗っ取らてしまっているが、昔かられっきとした『新大工町商店街』という歴史ある場所。海産物の露天商をするオバチャンたちが見られる所でもある。そんな新大工町商店街に、以前からあった『モスバーガー』が最近潰れたのと入れ替わるように、『マクドナルド』が商店街通りの内部に建ったのだ。


「ドナルドは嬉しくなると、つーいやっちゃうんだ」


 モスが経営不振とかなどといった理由で、新大工町支店が潰れたわけではないらしい。もともと、ライスバーガーが目玉商品で人気があったのだが、しかし、潰れる数年前からその人気商品のサイズが段々と小振りになったり、味も薄くなっていったりと材料の仕入れが困難になってきたとの噂を聞いたとかなんとか。そんなこんなで、モスの目玉商品の人気も急落していったことで客足も減り、遂には支店を閉鎖。

 その過程には、とある噂がひとつ囁かれていたそうで。


「みんなも一緒に、やってみようよ」


 といった裏工作が働いていたかどうかは、今はその真相は闇の中。




「いくよ」

 ドナルドが交差させた手を、両肩に乗せた時に、そのクロスしたところから黒い球が稲妻を伴って現れてきた。

「らんらん、るーーー」

 そして、両手を天高く真っ直ぐと掲げた瞬間に、その黒い物体はいっきに膨らんで大空の彼方へと放出されたのだ。



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