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短編コメディ

金太郎ってどんな話だったっけ?・・・思い出せないから創ってみた

作者: 馬

タイトル通りでお願いします。


とある昔々の話


足柄山という所に3人の兄弟が住んでいました。


長男は金太郎、おもにマサカリを武器とし、戦士タイプの猛者である。

知能は低いがその力は強く、また寒さに異常に強いので常に前掛けだけの格好で、過ごしている。


次男は銀太郎 金太郎よりも遥かに頭が良く、力では劣る、薬草などの野草の知識が豊富で、

賢者タイプのイケメンである。


三男は銅太郎、まさに金太郎と同じ、瓜二つ。 


3人はいつも一緒の仲良しでしたが、となりの山に鬼が住み着いてしまい、村の人々にイタズラをして困らせていました。


そこで3人は鬼退治に出かける事にしました。



3人が歩いていると、前からクマが現れました。


クマはこう言いました。


「本当にあの鬼たちを倒すことができるのか、私が相撲で試してあげましょう!」


金太郎は丁寧に言いました。


「せっかくの申し出に(くぎ)を刺して、すいません、危ないのでお断りです、爪が痛そうですし・・・」


チャラララッチャラーン! 金太郎は(くぎ)太郎に 昇格しました。


断られたクマがスゴスゴと帰っていく姿をみて銅太郎は言いました。


「クマが出るなんて、危ないな・・・鈴付けておこう! 村の人たちも言ってたし!」


チャラララッチャラーン!! 銅太郎は(すず)太郎に昇格しました。


「それならば、もういっその事、この猟銃を使おう!」 


チャラララッチャラーン!! 銀太郎は(じゅう)太郎に昇格しました。



そうやって3人が歩いていると、大きな川に差し掛かりました。


向こう岸まで泳ぐにも、100mぐらいでしょうか相当な川幅がありますし、流れも急速です。



「これはここ最近降り続いた大雨の影響でしょう。 焦らずに水が引いていくのを待ちましょう」

そう銀太郎改め、銃太郎が言うと、

「さすがお兄ちゃん!鋭いね!!」と銅太郎改め鈴太郎が言いました。


チャラララッチャラーン!! 鈴太郎は(えい)太郎に昇格しました。


「では俺は釣りでもして、今夜の夕食を準備するよ!」


チャラララッチャラーン!! 釘太郎は(つり)太郎に昇格しました。


「では私は来る決戦に備えて、武器の準備と鍛錬を怠らないようにしましょう!」


チャラララッチャラーン!! 銃太郎は銃錬(じゅうれん) 鍛次郎(たんじろう)に昇格しました。



しばらく各々が時間を過ごしていると

「うわーーー助けてくれー! マサカリが!釣り竿がーー!  流されちゃったーー! 」

金太郎改め釘太郎、からの釣太郎が叫びました。

「俺!泳げないんだ! カナヅチなんだよ 金鎚(かなづち)!!」

金太郎改め釘太郎、からの釣太郎は武器と釣り竿を失った。


チャラララッチャラーン!! 金太郎改め釘太郎、からの釣太郎は(てつ)太郎に昇格しました。

(注・・・事実上は降格になっております)


「しょうがない兄ちゃんだなーーー、ほら!飯!飯できたから、食べなよ! 今夜は鍋料理だぞ?!」


チャラララッチャラーン!! 銅太郎改め鈴太郎、からの鋭太郎は榮太郎にフランチャイズチェーン店へと昇格しました。


「ありがとう!榮太郎! ほら、兄ちゃんもたくさん武器が作れたぞ見てくれ!!

「鎌・鎖・鎧だ!!」



チャラララッチャラーン!! 銀太郎改め銃太郎からの銃錬 鍛次郎は錬獄(れんごく)の 鎖鎌(くさりがま)a.k.a.(よろい) 鍛銃郎(たんじゅうろう)に昇格しました。



こうして鬼の退治に向かった3人は、神をもしのぐ次男 錬獄の鎖鎌a.k.a.鎧 鍛銃郎の大活躍で、

無事鬼を懲らしめる事ができ、故郷に錦を飾る事ができましたとさ・・・おしまい


思い出せた漢字をベースに話を創ってしまいました。

金ヘンの漢字いっぱいあり過ぎて悩みました。

しょうーもない話ですが、笑っていただけたなら幸いです。



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