越前若狭
越前若狭というのは、現在の福井県です。
福井県は日本列島のほぼ真ん中、若干北寄りに位置し、北陸道の玄関口にして、関西の奥座敷と呼ばれています。
夏は暑く、冬は豪雪地帯という極端な気象条件が、農作物を豊かに実らせます。また暖流と寒流が衝突する海では越前ガニを始めとする海産物が水揚げされ、海の幸と山の幸が同時に味わえる絶好の地理を備えています。
コシヒカリの故郷で、平成二十九年には後継品種の「いちほまれ」が登録されました。
美味しい米と、清らかな水が揃う福井県は、日本酒の醸造も盛んです。人口八十万人弱の県民に対して、造酒屋は四十軒。
平成三十年には新しい酒米「さかほまれ」が品種登録され、翌年より本格栽培、醸造が始まっています。新酒のお目見えは令和二年の予定です。
農産物では他に、蕎麦、若狭牛があります。
主要産業は繊維産業で、服飾や自動車の座席に用いる生地の生産が盛んです。
他にも、カーブミラー、眼鏡枠、塗り箸、業務用漆器などの生産日本一、打ち刃物、越前焼き、越前和紙、マリンバやハープなどの工芸品の生産も全国有数です。
名所旧跡としては東尋坊、北潟湖、丸岡城、大野亀山城、九頭竜湖、朝倉氏遺跡、足羽山、越前海岸、北之庄城址、気比の松原、三方五湖、瓜割の滝、鵜の瀬、若狭湾などがあります。
味覚は、全県を挙げて行われている福丼県プロジェクトに伴う、多様な丼物を推挙します。
また越前おろし蕎麦もご賞味下さい。
今月は福井県の魅力と歴史、所縁のある人物について紹介していきます。




