初恋
6∽初恋~そして
それは、突然やって来た。
話は、少し戻る。
中学入学して、一週間相変わらずバック、机、椅子と隠されたり、ゴミ箱に捨てられたりいじめられていた。
朝礼が、始まる5分前トイレから戻ってきたら、バックがない!
誰にも話し掛けず自分のバックを探し始める。窓ぎわの私の机の周り、窓ぎわの外がベランダの様になっている。そこを右、左と見るが見つからない。
もう、いいや!と思い椅子に腰掛けた。
窓ぎわの外を歩く足音、3年の先輩達が良く通る。
私の机の近くで、足音が止まった。えっ?と思い思わず見てしまう。
(3年豊先輩)『このカバン誰の⁉️』
その、声に思わずハッとして
(花)「私のです。ありがとうございます。」
と、頭を下げると
(3年豊先輩)「何で?こんな所に隠されてるのかな?おかしいよな?」
と、言われ思わず見てしまった。
この時、時間が止まった様に思えて2人しばらく、見つめあっていた。
チャイムがなり、先輩は
周りを睨むと
『はい!無くさないようにな!』
と大きな声で、言って行ってしまった。
始めて、感じた。感情にドキドキが、止まらなかった。
その後も移動教室、部活、下校、登校と先輩と顔を会わさない日は、1日もなかった。
時に、豊先輩が風邪を引いて、お休みの時は、わざわざ、部活に来て大声で叫んで行く等の行動があり、その時は、お見舞いに行く先輩達に頼んで、冷たい飲み物を差し入れなどをしていた。
それは、あのカバンの一件以来いじめられなくなっていた。
ずっ~といじめられてた私にすると、感謝しかなかった。




