幼馴染
予定通り投稿出来てホッとしました。
俺が今立っている所は、言うなれば《神殿》と言った感じの所だ。
大理石のような石と水と数え切れない程の不思議な石像のみで、造られておりそれがとても美しく調和をとっている。
そう言えば、昨日葵が神殿の噴水の所で集合とか言ってたけど何処だ?
俺が、そう悩んでいると
「こうにぃ、お待たせ~」
「こう、待ったか?」
俺を呼ぶ声がする。どうやら向こうから来てくれたそうだ。
「いや、全く」
そう言いながら、声がする方を見ると普通なら息を呑み込んでしまうだろう美少年(優斗)と美少女(葵)並んで立っている。
あくまで普通ならだ。幼馴染み兼兄役として日常的に面倒を見ている俺からすれば、この二人はいつになっても世話の掛かる妹と弟でしかない。
何せこいつらの生活習慣を考えると100年の恋も冷めるというもんだ。
何せ二人揃って重度のゲーム廃人、さらには家事は、何一つ出来無い仮にこいつらが料理をしたとしよう(そんなこと例え地球が明日終わるとしてもあり得ないが)使った食材が全て焦げて出てくる事になる。なにせ卵焼き一つ作れないのだから。
その上、勉強よりもゲームを優先するため夏休み終了やテストの一週間前は、俺が見張り兼家庭教師として教えないと当たり前のように勉強をしないで赤点を取ってくるのだ。
それを知ってなお告白をする者がいるなら、最早狂気である。(まーそれが知られて無いからファンクラブが創設されたりするんけどー)
「こうにぃ何かひつれいな事考えていたでしょう」
ばれたか。だがここで本当の事を話すと拗ねて会話が進まなくなるからな。
「いや、全くそんなこと無いぞ。」
「そんなことよりこう。お前光太だからプレイヤーネーム『コウ』は、安直過ぎるだろ。」
「やっぱり安直過ぎるのか。だけどまぁいいか。てか何で俺のプレイヤーネームがわかったんだ?」
「そんなのほら頭の上に表示されているだろ?」
俺は、優斗の頭上に視線を移す。そこには、『リュー』という名前とその横に26の数字が表示されていた。
続けて、葵の頭上も見ると『ルリ』の横に優斗と同じく26の数字が表示されていた。
「OK、解ったちなみだが横の26との数字は、なんだ?」
「それは、レベルだな」
ふーん、レベルねぇ・・・まてよ仮に昨日から今日まで寝ないでプレイしたところでレベル26は、おかしく無いか?
「なぁお前らこのゲーム何時からやっていたんだ?まさか先週から何てないだろうな。」
同時に目が少し気まずそうに動く。
「なるほどな先週から授業中も眠たそうだったからもしやとおもったがやはり先週から寝ないでプレイしてたんだな。」
「仕方ないだろ!つい熱中してしまった。
それにな『ルリ』がコウに誘うのだからゲームの中くらいコウに頼らないようにしないといけないと イテテ」
何やら言い訳を初めていたリューをルリがつねりはじめた。
つまり、大事な所は、いつもと同じでやりこんでついつい時間を忘れていたということだ。
「リュー。言い訳があるなら早めに言えよ、ルリもな」
「・・・すみませんなにもありません。」×2
「よろしい さて、この話はここまでな」
もういい加減終わらせないとこの二人が本気で拗ねそうだからな。
「さて本題にはいるか」
『本題?』
流石似た者どうし、息ピッタリそれはそうと本気で言っているのか?
聞いて見るか。
「本気で言っているのか?」
するとまた無駄に息ピッタリに
『マジ』
駄目だ、こいつら・・・
「こっちについて説明してくれるんだろ?」
「えっ そうなのかルリ」
「何かそんなこと言ったような気もしなくもない」
あーつまり忘れて居たと、仕方ないな。後で軽くしかるだけで赦すか。
「で、説明してくれるのか?」
「うん、任せてこうにぃしっかりと案内するよそれとリューは、来なくていいというか来るな!」
「そ、そうか、なら後は、よろしく」
ルリは、なんと言うかリューにきついよなーまぁ良いけど
「じゃコウにぃ行こう」