15/37
第十四話 カドベン平原の戦い中編
利島「なんだって?」
グラハチ「敵の副将が裏切ると手紙に書いて渡してきました」
利島「副将ってあの最強軍の?」
グラハチ「そうですね」
利島」でもなぜ副将?」
グラハチ「大将のノスガ公爵のほうが地位が高いからじゃないんでしょうか」
利島「そうだろうね」
利島「コレがカトサモ男爵の旗だよね?」
グラハチ「それです」
利島「ではこの旗をもった軍は味方という風に伝えておいてくれる?」
グラハチ「かしこまりました!」
ターニト「どうしてそんなに戦争の準備がはやいのですか?」
利島「敵がこっちに攻めてきた
いつ攻撃するかわからない
だから準備は早く終わらせたいんだ」
ターニト「そういうことだったんですね」
利島「そういうこと」
そして3:56カドベン平原にてブロールーケ軍3000とジキョン王国300000が戦い始めた