008
「しまった。どうしよう。取り敢えずこの場を離れたほうが良さそうだ。」
怜は、自分勝手だと思ったが、これはゲームではない、ゲームなら、素材を集めようとか、考えていたが、ここは現実なのだ。
命があるのだ。
ゲームなら、セーブ、ロードなどの機能があり、亡くなった場合でも、いきかえることができて、また、命を安く見れる。しかし、命は一つ、もし何か起こしてしまったら、と思うと、すぐに逃げることを決断した。
一つのミスが大きなミスにつながる。そうなってしまうと、取り返しのつかないことになる。取り返しのつかないことが起こってから後悔しても遅いのだ。
怜はクレーターになった地面を放っておき、身体強化魔法と、目の前に表示される。地図を使って山を降りる。
地図は、ゲームのように表示されていて、クリアだ。
魔物は会わなかったが、情報収集魔法でレクーペロ草が、沢山とれて、ポケットの空間に収納する。
すると、やっと土で舗装されていた道が見えた。
決して日本のような、舗装ではなく、石などが道に転がっている道路だ。
「んー。どっちに行こうかな。」
怜は悩んでいた。
右を見れば、長く続くジグザグの道。
左を見れば、直線でかなり長い距離がみえる。
「ん?反応がある。」
地図を見ると、黄色の点が5つあり、緑の点が1つあった。
地図から目を離し、点がこっち側に来ることを確認すると、やっと右から、何か見えてきた。ジグザグなため、すぐ目の前にいた。
「あれは、人か?よし、声をかけてみよう。」
この場で待っていると、警戒心をむき出しにした、3人が、馬車を守もりながら、怜をみている。
地図には赤色の点が4つあり、2つは黄色の点があった。
どうやら黄色の点は警戒で、赤色の点は敵意みたいだ。
さっきのグリーンワーウルフの時は、見ていなかったが、多分そうなのだろう。
今護衛らしき人の点は、地図を見ると、赤色になっていて、馬も警戒で反応していたのだとわかった。
「誰だ⁉︎」
1人の厳つい男が、背中に掲げていた斧を取り、斧を向けて喋って来る。体はまさにゴリラのような筋肉付きで、装備も重装備の装備をしている。
「俺は冒険者になりたいんだ。森に入って魔物と戦っていた。」
「嘘をつくな。そんな訳のわからない服で、さらに、金属も使っていない防具なのに、森の中で魔物と戦えるわけないだろ。」
「いや本当だって。」
すると、横から、魔物が出て来る。それはさっき倒した魔物とは違い、熊みたいな魔物が出て来る。
「くそ。」
「なんで、こんな時にいるんだよ。」
「これは、リーファベアか。」
と3人で怜を置いてけぼりにして喋る。
焦っている様子を見て、相当危険なんだろうと思い、情報収集魔法を使って、確認して見る。
「情報収集魔法」
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名前 リーファベア
詳細 ギルドの魔物ランクB。爪から繰り出される攻撃は、リーファベアが体を捻って、遠心力を極限まで、使うので、くらうと、鉄の剣だと折れると言われる程。
また、リーファベアは、怒ると、無差別に攻撃を繰り出す。防具を装備をしない状態だと、一発で死に至る。また、体の色は、茶色で、目が緑色、歯が鋭く噛まれたらひとたまりもない。爪や、牙は防具や、武器などに使われ、毛皮は綺麗にされた後カーペットになる。肉はそこそこ美味しい。
弱点 火属性。頭。
大好物 ハチミツ。肉。
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「かなり強そうだな。」
思わず感銘を漏らしたのだった。




